概要
第9世代『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場する、パルデア地方・ボウルタウンのジムリーダーのコルサの手持ちにしてエースポケモン。
木の姿でありながらくさタイプではなくいわタイプであるウソッキーは、ポケモン初心者がタイプに慣れ始めた頃に野生やトレーナー戦で出現し、「くさタイプにはコイツ」と炎や飛行を出したトレーナーを無慈悲に返り討ちとするのはある種の定番であったが、『SV』ではテラスタルによって全ポケモンが自在にタイプを変えられるようになり、ウソッキー自身も本当にくさタイプに成れてしまった。
その為、コルサの手持ち個体も「嘘から出た実」として岩の攻撃範囲を持つ「くさタイプ」として立ちはだかる。
ゲーム本編
手持ちをほぼ♀で構成するコルサの手持ちの中では強化後のキノガッサを含めて数少ない♂。
特性は「がんじょう」。
性格は「がんばりや」、個体値は全て「25」。
初戦のジム戦においては、Lv.17、100%の確率で自分のすばやさを1段階上げる物理技の「くさわけ」と通常物理いわ技「いわおとし」のみ。
しかし、防御が高いうえに「がんじょう」で一撃では倒せず、くさわけで素早さをあげてくる。
クリア後の再戦では、Lv.66に上昇。技も「くさわけ」、「ストーンエッジ」、「ほのおのパンチ」、「れいとうパンチ」と強化。
更にDLC『ゼロの秘宝 藍の円盤』クリア後ではLv.81、「くさわけ」「ウッドハンマー」「もろはのずつき」「けたぐり」となっている。
アニポケ
CV:光部樹
テレビアニメ『ポケットモンスター』(第8シリーズ)でも、10話(リコとロイの旅立ち編)から登場。
使用する技は「いわおとし」、 「みがわり」、 「ちょうはつ」、「くさわけ」、「ストーンエッジ」。
ロイが黒いレックウザに見合う実力があるか図るべく、コルサが繰り出した。
リコは知っていたが、ロイはウソッキーが「いわタイプ」とは知らず見た目で「くさタイプ」と思いこんでいた為、ネモに言われた際には凄く驚いている。「ウソー!!?」
いわおとしで遠距離から攻撃しつつ、ホゲータが接近戦に持ち込んだとみるやみがわりやちょうはつで翻弄した…のだが。
ちょうはつの時の仕草や顔がくっっっっそウザいと言う斜め上の個性を発揮。しかも無駄に良作画。そのため、「ウザッキー」と呼ぶ視聴者もいた。(公式Twitterにてgif動画が掲載されているので、是非見てもらいたい)。
ホゲータが「ちょうはつ」で怒った事により「じだんだ」を覚え、みがわりが消えてダメージを負う。しかし、最後は「テラスタル」で威力が上がった「くさわけ」でホゲータに勝利する。
第48話(テラスタルデビュー編)のロイのテラスタル研修でも再登場。
前半においてロイとホゲータがネモ&パーモットとのバトルでコルサが作品作りしつつ横目でホゲータの技を対策していた為、ホゲータの「かえんほうしゃ」「チャームボイス」「じだんだ」が効かず、「みがわり」で回避するなど有利になっていたが、ホゲータが「かえんほうしゃ」を連発していた事による熱気で汗をかいた事で見破られ、「じだんだ」でダメージを受ける。
テラスタル対決では「くさわけ」で攻めるが、ニトロチャージで攻め負け(上記のパーモット戦でニトロチャージのみ出していなかった事から知らなかったコルサも対策できていなかった)、ほのおテラスタルで強化された「かえんほうしゃ」でトドメをさされ敗北した。
ポケットモンスターSPECIAL
第16章にて女主人公スカーレットとのジム戦で登場。当初スカーレットはウソッキーは「いわタイプ」という事でイルカマンを出していたがテラスタルで「くさタイプ」となった為すぐにグレンアルマへと交代、「ふんえん」を受けて特性「がんじょう」で堪えた…が、やけどを負った為に敗北した。
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