サーベルタイガーマルガム
さーべるたいがーまるがむ
『仮面ライダーガッチャード』第22話に登場。
エンシェントケミー「サーベライガー」と〈悪意人形〉が結合して誕生したマルガム。
銀の鎧を纏った茶色い体毛のサーベルタイガーが逆さまの状態で金色の素体へ拘束されており、右腕部分は鋭い爪を持つサーベルタイガーの後脚になっている。また、素体部分の右手に獣の前脚が「お手」のように乗せられている。
顔に当たる部分は鎧と重なっており、遠目からだと獣人の騎士に見えなくもない。
敬語を使う大人びた女性のような個体で落ち着いた物腰をしている。
これまでの悪意人形と比べたら冷静かつ比較的まともな人格となっているが、私情を挟むことなく目的を淡々と遂行する姿は、何処となく機械を思わせるような冷徹な印象も与える。
ヴァルバラドライバーとライドケミーカードを奪い取るべく仮面ライダーヴァルバラドと戦闘していたクロトーを助ける形で乱入し、彼女を連れて撤退。
当然、クロトーからは邪魔された怒りで不満を露にされたが、人間たちからエネルギーを集めていたオカルトケミーのズキュンパイアの反応を嗅ぎ取り、とある作戦を彼女に提案する。
その後は監視を続け、ズキュンパイアを止めるべく追跡していた宝太郎達と戦闘を開始。
仮面ライダーファイヤーガッチャードをクロトーの変身したマンティスマルガムに任せ、自身は仮面ライダーマジェードを相手取るもヴァルバラドの乱入によって状況が一変。カスタムアップしたエンジェコプターの弾幕を回避出来ず、マンティスマルガムと共に「ヴァルバラドクラッシュ」を受けて爆散した。
悪意人形は焼失し、取り込まれていたサーベライガーは解放されたが……ここでクロトーはカマンティス諸共取り込み、マンティスマルガム(サーベルタイガーミクスタス)へと変貌を遂げた。
- サーベルタイガーモチーフの怪人はサーベルタイガー・デッドマン以来。サーベルタイガーは令和ライダーになってから採用される事が多くなったモチーフの一つ。
- このマルガムとウィザードマルガムにより、ケミーの全てのカテゴリーにマルガムが登場することとなった。
- 公式サイトではサーベルマルガムとも記述されている。
原始タイガー、大怪人バラオム、スミロドン・ドーパント、サーバルタイガーソルドマギア、サーベルタイガー・デッドマン:サーベルタイガーをモチーフとしたライダー怪人。