リー・ケフレン「ブルザスの胸から特殊音波が出ている限り、フラッシュキングの頭脳回路は直らぬはず!その間に、人間共の血と精神を吸い、そのエネルギーを奪い、溶かしてしまうのだ!」
CV:なし(SE)
登場話:第20話「復活!巨大ロボ!」
概要
改造実験帝国メスの大博士リー・ケフレンが創り上げた、カブトムシや蚊のような姿の獣戦士。フラッシュキングの頭脳回路に同調する特殊な音波を胸部から発し、その修理を妨害する。
また、額の角から針を伸ばして人間の血液と精神を吸収し、相手を溶解・消滅させる能力を持つ。更に血は更なる獣戦士の素体に用いることも可能で、フラッシュキングの復帰を妨害しつつ人間を襲って次なる獣戦士の材料を確保するのが使命だったようだ。
活躍
胸部からの音波でフラッシュキングの頭脳回路の完全復活を妨げつつ、街に繰り出して多くの人間から血液と精神を吸収して殺害していく。謎の少女・岡野スミレ(演:工藤あかね)を吸血しようとした時に割って入ったグリーンフラッシュを針飛ばしで返り討ちにし、彼のエネルギーを吸収して弱体化させ、レー・ネフェルの電磁ムチを喰らって変身解除に追い込まれたダイを始末しようとするも、スミレと彼が手を取り合った際に放たれた不思議なオーラに怯んで逃亡する。
その後ダイを吸血することに成功するも、レッドフラッシュのプリズムシューターを喰らい吸血を阻止される。すぐさま体勢を立て直し、針飛ばしやエネルギー吸収で応戦するも、ダイとスミレの放つオーラによってダメージを負い、音波を放てなくなってしまう。
変身したグリーンのグリーンカイザーを受け、怯んだ隙にローリングバルカンを喰らって敗北。
直後ネフェルが呼び出した クラーゲンの巨大化エネルギーを浴びて再生・巨大化。
両目からの破壊光線でタイタンボーイに応戦し、ラジアルカッターで転ばされながらもグレートタイタンに合体する隙を突いて全身から針を出して妨害した後にエネルギーを吸収するが、マグが操縦するスターコンドルから援護射撃でエネルギーを吸い尽くすのに失敗する。修理が終わったフラッシュキングと戦うことになるが、針攻撃はキングシールドで跳ね返され、キングミサイルからのスーパーコズモフラッシュを受けて爆散した。
余談
スミレは第37話にも登場するが、そこで彼女の意外な正体が判明する。