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シビリアンアストレイ
13
機動戦士ガンダムSEED外伝作品に登場するMS。画像はDSSDカスタム。

概要

シビリアンアストレイとは、機動戦士ガンダムSEEDの外伝作品に登場するモビルスーツの一種。

シビリアン(civilian)の名が指す通り、非戦闘員向けに作られた機体である。

シビリアンアストレイDSSDカスタム

形式番号UT-1D。

深宇宙探査機構(D.S.S.D)が一部のモルゲンレーテ社技術者と、ジャンク屋組合の協力を得て開発したガンダムアストレイの民生用モデル。

DSSDカスタムと成っているが実際は本機がベース機である。

形式のUTは「ユーティリティ(汎用)」を意味し、作業や救助、自衛戦闘まで様々な用途に対応している。

M1アストレイと同様の「ガンダム顔」では有るが、精密作業を想定して高精度の光学センサーを搭載している為、微細なデブリからそれを保護する為のバイザーで覆われており、V字アンテナも無い。

スラスターは各種観測設備への影響の少ない電磁推進システムを装備しており、後のヴォワチュールリュミエールの原型にも成っている。

武装としてはビームガン、ビームサーベルにも成るレーザートーチ、シールドを装備しており、ある程度の戦闘力は有していた。

ナチュラルが操縦出来る機体で最も機動性に優れる」という理由でPMC民間軍事会社)のレオンズ・グレイブスも使用している。

また、ロウ・ギュールはターンデルタの装備を応用してDSSDへオーブ軍標準型シールドにビームシールドとトリモチランチャーを増設したものを売り込んでいる。

武装

  • レーザートーチ

溶断、溶接作業に使われるMS用の工具。

緊急時にはDSSD機材管理センターの認証により、ビームの焦点距離を延ばしてビームサーベルに転用が可能。

  • ビームガンKSM71/J

DSSDが独自開発したカービン型の射撃武器。

威力よりも近接戦での連射性を重視しており、コンパクトで取り回しに優れる。

  • シールド

DSSDの無重力冶金施設で作られた特殊合金製のシールド。

軽量で扱いやすく、端部が鋭角化されているため打突にも使用できる。

バリエーション

アームズアストレイPMCカスタム

レオンズのシビリアンアストレイ DSSDカスタムをPMC改修した機体

名称の「アームズ」は、完全な戦闘用に改修された事を意味する。

ベース機との外見上の差異は、レオンズが得意とする狙撃戦に対応させるため頭部がセンサーを強化した専用のものに換装された事で、バイザーが無く成りV字アンテナも付いたよりガンダムらしい顔になっている。

武装は共通だが、電磁推進システムは衛星からのエネルギー供給でビームガンの威力と射程を強化する為の受信機としても使える様に改修されている。

ただしレオンズ曰く「費用対効果は絶大だが高くつく」らしい。

シビリアンアストレイJGカスタム

形式番号MWF-JG73

シビリアンアストレイDSSDカスタムの設計データを基に、ジャンク屋組合開発した民生用の機体

固定装備としてビームサーベルをバックパックに装備しているが、基本的に戦闘用としての運用は禁止されてはいる。

ただし自衛などは認められている上に、基本性能も高めである事から、後述の様々な戦闘用のカスタム機の素体としても使われている。

形状も元と成ったアストレイの元々の形状を再現している。

デフォルトカラーはオレンジだが、ミナロウの人気があって、彼らのアストレイのカラー()に塗り直したり最初からそのカラーリングで購入したりする人も多かった。

オプションとして投光機やバイザー等が存在するが、バイザーは「ガンダム顔が隠れてしまうから」と不評で、あまり付けられなかった。

その人気にあやかり、ジャンク屋組合からは彼らのプロトアストレイと同じ外観に出来るキットが発売されている。

なお、オリジナルのアストレイの装備を流用する事も可能だが、一部パーツの規格が異なる為そのまま流用する事が出来ないものもある。

バリエーション

ターンデルタ

ロウ・ギュール火星移住民マーシャンから得た技術と、自身の持つ技量をフルに投入してJGカスタムを素体に作り上げたMS。

マーズジャケット

火星環境下で活動する為の重装備。

ゲルググを思わせる外観の追加パーツを装備し、単体での大気圏突入も可能。

元々はレッドフレームの装備だったが、素体をJGカスタムへと変更されてディアゴ・ローウェルへと譲られている。

バイオレンスガイスト

シビリアンアストレイに、ジャンク屋組合製の「レッドフレーム外観キット」をはじめとした幾多のパーツを組合せたハンドメイド機。

恐竜の様な姿への変形機構を備えた凄い機体である。

(ただし、この変形機構はMSの重心を無理に変化させるので、機体バランスが劣悪である)

『ロウ・ギュール』を騙る偽物が操り悪逆無道を働いていたが、あるモビルスーツ・マニアのイベントにて本家と決闘し敗れたことで改心、後に「ガイストアストレイ」を名乗っている。

初出はホビージャパン。製作者による作例記事では、イメージソースとしてパシフィック・リムを、変形機構はビーストメガトロンのそれを参考にしたとのこと。

シビリアンアストレイ0カスタム+I.W.S.P.

ブルーフレーム同様の外装に改造し重武装型にした、シビリアンアストレイJGカスタム。I.W.S.P.はルカスのストライクEの物。

第四軍に参加していた。

初出は電撃ホビーマガジンの「ASTRAYS アジア圏模型コンテスト」における総合優勝作品。

ガンプラ

DSSDカスタム、PMCカスタムが1/144 HG SEEDで発売されている。

特徴的なバイザー型の頭部やパックパックの電磁推進システムはクリアブラックのパーツが使用されており、内部までしっかり造形されたいるなどかなり出来は良い。

しかしながら先鋭的なデザインが災いし、可動域がかなり制限されるキットになっている。

PMCカスタムでは頭部が一部新規造形となっている。また、DSSDカスタムの頭部も組み替えで再現できる。

関連動画

関連タグ

機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDC.E.73STARGAZER

機動戦士ガンダムSEEDASTRAY ターンデルタ ジャンク屋組合

概要

シビリアンアストレイとは、機動戦士ガンダムSEEDの外伝作品に登場するモビルスーツの一種。

シビリアン(civilian)の名が指す通り、非戦闘員向けに作られた機体である。

シビリアンアストレイDSSDカスタム

形式番号UT-1D。

深宇宙探査機構(D.S.S.D)が一部のモルゲンレーテ社技術者と、ジャンク屋組合の協力を得て開発したガンダムアストレイの民生用モデル。

DSSDカスタムと成っているが実際は本機がベース機である。

形式のUTは「ユーティリティ(汎用)」を意味し、作業や救助、自衛戦闘まで様々な用途に対応している。

M1アストレイと同様の「ガンダム顔」では有るが、精密作業を想定して高精度の光学センサーを搭載している為、微細なデブリからそれを保護する為のバイザーで覆われており、V字アンテナも無い。

スラスターは各種観測設備への影響の少ない電磁推進システムを装備しており、後のヴォワチュールリュミエールの原型にも成っている。

武装としてはビームガン、ビームサーベルにも成るレーザートーチ、シールドを装備しており、ある程度の戦闘力は有していた。

ナチュラルが操縦出来る機体で最も機動性に優れる」という理由でPMC民間軍事会社)のレオンズ・グレイブスも使用している。

また、ロウ・ギュールはターンデルタの装備を応用してDSSDへオーブ軍標準型シールドにビームシールドとトリモチランチャーを増設したものを売り込んでいる。

武装

  • レーザートーチ

溶断、溶接作業に使われるMS用の工具。

緊急時にはDSSD機材管理センターの認証により、ビームの焦点距離を延ばしてビームサーベルに転用が可能。

  • ビームガンKSM71/J

DSSDが独自開発したカービン型の射撃武器。

威力よりも近接戦での連射性を重視しており、コンパクトで取り回しに優れる。

  • シールド

DSSDの無重力冶金施設で作られた特殊合金製のシールド。

軽量で扱いやすく、端部が鋭角化されているため打突にも使用できる。

バリエーション

アームズアストレイPMCカスタム

レオンズのシビリアンアストレイ DSSDカスタムをPMC改修した機体

名称の「アームズ」は、完全な戦闘用に改修された事を意味する。

ベース機との外見上の差異は、レオンズが得意とする狙撃戦に対応させるため頭部がセンサーを強化した専用のものに換装された事で、バイザーが無く成りV字アンテナも付いたよりガンダムらしい顔になっている。

武装は共通だが、電磁推進システムは衛星からのエネルギー供給でビームガンの威力と射程を強化する為の受信機としても使える様に改修されている。

ただしレオンズ曰く「費用対効果は絶大だが高くつく」らしい。

シビリアンアストレイJGカスタム

形式番号MWF-JG73

シビリアンアストレイDSSDカスタムの設計データを基に、ジャンク屋組合開発した民生用の機体

固定装備としてビームサーベルをバックパックに装備しているが、基本的に戦闘用としての運用は禁止されてはいる。

ただし自衛などは認められている上に、基本性能も高めである事から、後述の様々な戦闘用のカスタム機の素体としても使われている。

形状も元と成ったアストレイの元々の形状を再現している。

デフォルトカラーはオレンジだが、ミナロウの人気があって、彼らのアストレイのカラー()に塗り直したり最初からそのカラーリングで購入したりする人も多かった。

オプションとして投光機やバイザー等が存在するが、バイザーは「ガンダム顔が隠れてしまうから」と不評で、あまり付けられなかった。

その人気にあやかり、ジャンク屋組合からは彼らのプロトアストレイと同じ外観に出来るキットが発売されている。

なお、オリジナルのアストレイの装備を流用する事も可能だが、一部パーツの規格が異なる為そのまま流用する事が出来ないものもある。

バリエーション

ターンデルタ

ロウ・ギュール火星移住民マーシャンから得た技術と、自身の持つ技量をフルに投入してJGカスタムを素体に作り上げたMS。

マーズジャケット

火星環境下で活動する為の重装備。

ゲルググを思わせる外観の追加パーツを装備し、単体での大気圏突入も可能。

元々はレッドフレームの装備だったが、素体をJGカスタムへと変更されてディアゴ・ローウェルへと譲られている。

バイオレンスガイスト

シビリアンアストレイに、ジャンク屋組合製の「レッドフレーム外観キット」をはじめとした幾多のパーツを組合せたハンドメイド機。

恐竜の様な姿への変形機構を備えた凄い機体である。

(ただし、この変形機構はMSの重心を無理に変化させるので、機体バランスが劣悪である)

『ロウ・ギュール』を騙る偽物が操り悪逆無道を働いていたが、あるモビルスーツ・マニアのイベントにて本家と決闘し敗れたことで改心、後に「ガイストアストレイ」を名乗っている。

初出はホビージャパン。製作者による作例記事では、イメージソースとしてパシフィック・リムを、変形機構はビーストメガトロンのそれを参考にしたとのこと。

シビリアンアストレイ0カスタム+I.W.S.P.

ブルーフレーム同様の外装に改造し重武装型にした、シビリアンアストレイJGカスタム。I.W.S.P.はルカスのストライクEの物。

第四軍に参加していた。

初出は電撃ホビーマガジンの「ASTRAYS アジア圏模型コンテスト」における総合優勝作品。

ガンプラ

DSSDカスタム、PMCカスタムが1/144 HG SEEDで発売されている。

特徴的なバイザー型の頭部やパックパックの電磁推進システムはクリアブラックのパーツが使用されており、内部までしっかり造形されたいるなどかなり出来は良い。

しかしながら先鋭的なデザインが災いし、可動域がかなり制限されるキットになっている。

PMCカスタムでは頭部が一部新規造形となっている。また、DSSDカスタムの頭部も組み替えで再現できる。

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