「デロス星の宇宙獣士ジグラに勝てると思っているのか!」
「今こそデロスターをわが手に!」
登場話:第47話「ゲーター親子の涙」
データ
身長/206cm (巨大化時/48.2m)
体重/274kg (巨大化時/1096t)
概要
赤い髪飾りの付いた兜を被った、高い科学力を有するデロス星出身の宇宙獣士。かつてデロス星で造られ、今は地球の海底に眠っている、星1つ簡単に粉砕する威力をもつ超破壊兵器・デロスターを起動・入手し、地球に降伏を迫ろうとした。両肩上段に仕込んだ3対の砲門による赤・青・黄の砲撃、下段に仕込んだ破壊光線や、ブーメランのように飛ばせる髪飾りを武器とする。
デロスターは航海士ゲーターの息子・ワラジーの奏でる笛の音でしか起動できず、ゲーターは妻子に会いたい思いを女王アハメスに利用され、ワラジーを騙して笛を吹かせようとする。
活躍
父親に会いたい一心で1人家出をしてきたワラジーと、彼とコンタクトをとる大空の前で笛を奪い、追いかけるチェンジマンの迎撃もそこそこに撤退する。
ゴズマードにてアハメスが星王バズーに作戦報告した後、ジグラ、シーマが笛を吹くも鳴らず、見兼ねて笛を取り上げたブーバがシーマとの間接キスを気にして吹かなかった後、ゲーターが「ワラジー以外の者には奏でられない」と告げる。そのため、アハメスはゲーターを脅迫し、彼の言葉でワラジーに笛を吹かせた。
ブーバと共にワラジーとゲーターを見張る中、デロスターの浮上を喜び、それを入手せんとするも、ゲーター親子の愛を利用したゴズマに怒りを燃やすチェンジペガサスの攻撃を受ける。チェンジマンに髪飾りや砲撃、破壊光線で攻撃するも、パワーバズーカを喰らって散る。
直後ギョダーイの再生巨大化光線を浴びて再生・巨大化(その際兜が消失)。
デロスターを渡すまいと海へ飛び込み、両目からの光線でチェンジロボを攻撃。そのまま自爆しようとするが、デロスターを奪われ、自身は電撃剣スーパーサンダーボルトを受けて爆散した。
デロスター
高い科学力を持つデロス星で創られた、惑星1つを粉砕できる銀色の超破壊兵器。赤いコアが数個付いた、脳を思わせる奇怪な先端が特徴的。
作中の描写を見るに、その実態は強力な爆弾の類のようだ。
最終的にはチェンジロボにより宇宙空間へ運ばれ、そこで爆発した。
余談
デザイン画には、鎧のようだがセンザンコウのような皮膚である旨が書かれている。