「我が社の新作ゲーム、ハリケーンニンジャのエンディングは、世界の滅亡だ!」
演:ブラザートム
概要
最先端VR技術を誇る、外資系ゲーム会社「マキナビジョン」社長。
本来は『仮面ライダーエグゼイド』の劇場版作品『トゥルー・エンディング』の登場人物だが、劇場版とリンクしているテレビ本編にも登場している。
眼鏡をかけた恰幅の良いアジア系らしき男性。日本文化が好きで、特に忍者が気に入っている。
しかし、典型的な『日本文化を間違えて理解している外国人』であり、悪趣味なほどに派手な和服に身を包み、扇子や和傘を携えるなど、ファッションセンスはいかにもと言った感じ。
日本語はかなり流暢に話せる割に、読むのは不得手なのか、扇子には忍(しのび)ではなく葱(ねぎ)と書かれており、映画では思いっきり貴利矢に突っ込まれていた。
また、会社のホームページのトップ画像は、彼の写真と「I AM GOD」という尊大な文言で飾られている。
その目的は、幻夢コーポレーションの開発技術と自社のVR技術を使って、新作ゲーム“ハリケーンニンジャ”を開発することであり、そのために下記に示す通りに幻夢コーポレーションの社長・檀正宗と接触をはかるなど、TV本編の物語の裏で暗躍していた。
なお、その一方で時折、彼独自の思惑も見え隠れしており、不気味な存在感を醸し出している。
劇中での活躍(テレビ本編)
第39話にて、檀正宗の台詞と上述の画像で初登場。仮面ライダークロニクルの海外展開プロジェクトに協力する条件として、ゲーマドライバー1台の譲渡を要求した。正宗は「あなたも強欲な方ですね」と呟きつつも、鏡飛彩達からドライバーを強奪し、ジョニーとの会食に臨もうとする。しかし第40話にて、仮面ライダークロノスのリセットの力を行使したことで時間が巻き戻り、「ドライバーを手に入れたという事象」がなかったことになってしまう。
そして第41話にて、正宗との会食は果たすも、ゲーマドライバーを手に入れられなかったこと、及びお互いの目的の食い違い(ジョニーはゲームのVR化を取り入れ共同開発、正宗はあくまで「クロニクル」の海外進出のみ)ということもあって、今回のビジネスは白紙に戻すとして、正宗の前から去って行った。
しかし、同話のラストシーンにて、ゲムデウスの出現を一同が見守る中、ブレイブとスナイプに敗れたグラファイトのガシャコンバグヴァイザーを密かに入手し、「『仮面ライダークロニクル』のエンディングは近いようだな、ミスター正宗!」と不気味な高笑いを上げていた。
外部リンク
演者プロフィール(STARDUST公式プロフィール)
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以下、映画のネタバレに付き閲覧注意!!
「究極の…ラァスァボォスさ…」
「さぁ!究極のゲームを始めよう!」
「アイ アム ゴォォーーーーーーーッド!!」
その正体はバグスターで、ラスボス・ゲムデウスマキナ。「I AM GOD」という文言は何の比喩も無く、実際の正体を指し示す言葉であったのだ。
実は、密かにゲムデウスウイルスを体内に取り込んでおり(グラファイトが使っていたガシャコンバグヴァイザーを入手したのも、内部にゲムデウスウイルスが内包されていたため)、同じくウイルスに感染させていた南雲影成の娘・星まどかを利用し、特殊なガシャットロフィーを精製、それを取り込むことで自身のゲーム病を悪化させ、完全態である超ゲムデウスマキナへと進化した。つまり、ハリケーンニンジャの開発は、そのための布石だったと言える。