概要
現代世界とは違う時代の何処かにあると言う土地、もしくは惑星(地球なのかは不明)。
西洋風な剣と魔法のファンタジー世界で人間族とMS族が共存して暮らしている。また通常の生物に加えてモンスターも存在する。また一部の国では機兵と言う巨大ロボットが作られているので機械技術も存在する。
アニメ版『聖機兵物語』にてヨーロッパに似た感じの地図が映った。
創世の時代に勇者ガンダムが黄金神スペリオルドラゴンになってこの世界を創造したと言われている。その為かガンダム族はMS族の中でも特別扱いされる。この世界を守っているのはスペリオルドラゴンを始めとするスダ・ドアカ十二神で時折彼らのせいで戦争が起こる事もある。
一度悪の帝王によって完全に征服された事がある。
ユニオン族とジオン族と言った組織があるがこれは種族と言う訳ではなく単なる勢力名なだけである。
尚、その上空には天使族の住む天界があり、そのまた遥か上空の宇宙空間には地球と同じく月が存在している。月にはセレネスと言う超テクノロジーを持った王国があったが、太古の昔に異世界から現れたジークドミヌスに操られた旧ギャラルホルン帝国との大戦が勃発。ギャラルホルン帝国とセレネスは滅び月世界は荒廃したが、『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説』で復活したジークドミヌスが倒された。機械人間として蘇ったギャラルホルン帝国の人々はドミヌスの支配から解放され、エイハブメイル装着者(ミカヅキ以外)とモビルメイル装着者の鉄華団とギャラルホルンの者と地上に残ったミカヅキが、月の民の末裔であるラクロア貴族のクーデリアの持つ月世界を復興させる力を持つペンダントと機甲神のエレメンタルパワーで復興を目指す。
国名
伝説の地と言われるザーン地方の国。レビル王が治めていた時にサタンガンダムと闇の皇帝ジークジオンが率いるジオン族に攻撃されたが騎士ガンダムの登場でピンチを切り抜けた。
創世超竜譚の時代では、勇者ガンダム(スペリオルドラゴン00)が覇界神バロックガンとの戦いを繰り広げた場所でバロックガンは封印されたが、バロックコアによって勇者ガンダムは何処かへ転送された。だが彼の持っていた電磁スピアは転送されずに地面に突き刺さった。
その後は辺境の地と言われ人々は近寄らなかったが、長い年月が流れラクロア王国が建国された。
ノア地方にある国。世界各地に存在するガンダム族の発祥の地であると言われる。隣国ムンゾ帝国がジオン族に支配された事で戦争に突入したが、騎士アムロとアルガス騎士団の活躍でジオン族の企みは潰され、ムンゾ帝国と和平が結ばれた。
新約SDガンダム外伝 創世超竜譚の時代ではアルガスポリスと呼ばれており、勇者ガンダムの出身地だった。
- ムンゾ帝国
ノア地方の国でアルガスの隣国。ある時、ジオン族に乗っ取られてしまいアルガスと交戦する事になってしまう。ジオン族に浸食されたせいで国内が荒廃していた。
ジオダンテが敗れた後、アルガス側と和平を結んだ。
世界で唯一かもしれないMS族による統治国家。国王はガンダム族が務め(キングガンダム一世(カノンガンダム)が国王になる前の騎士王物語では、人間族のイオリアが国王だった)、円卓の騎士団が存在する。
国内には聖山ロンデニオンがあり、そこには聖杯と言う神器が安置され、ブリティス王家と円卓の騎士はこれの監視を兼ねている。だが聖杯を狙ったザビロニア帝国の侵略により円卓の騎士団が壊滅、キングガンダム一世も殺された為に征服されてしまった。以後、7年に渡って帝国の悪政が敷かれたが、王位継承者である皇騎士ガンダムが円卓の騎士団を再建して反攻に打って出た事により王国は解放され、彼がキングガンダム二世に就任した事で平和な時代が再来した。
『救世騎士伝承』の時代では、キングガンダム三世、キングガンダム四世(皇騎士ストライクガンダム)、キングガンダム五世(皇騎士イージスガンダム)が国王を務めている。
ブリティスの隣にある独裁軍事国家。聖杯を奪おうと企んだ帝王グレートデギンがブリティスに侵略を開始、ザビロニア帝国の守護神ラフレシアの力により、またたく間に円卓の騎士団を壊滅させた末にキングガンダム1世を殺害し王国を制圧。7年に渡って支配していた。
実力主義で能力がある者ならばたとえどんな出自でも幅広く軍に加えており、初代円卓の騎士団のメンバーの子供である闇騎士ガンダムマークⅡも一員にしていた。一時はジオン族を凌ぐレベルの勢力を持っていたと言う。
7年後に聖杯を発見したが、同じ頃に皇騎士ガンダムがレジスタンス活動を開始した事で円卓の騎士団が再建され、グレートデギンもギガサラマンダーに変身するも敗れ去り、悪魔の帝国は滅亡した。
名前の元ネタはザビ家+コスモ・バビロニア。
スダ・ドアカの北東部にあるラゴル地方の国。
機兵と言う巨大ロボットを製造するほどの技術力を持っている。この国には神話として聖機兵と言うロボットの伝説が伝わっており、これを模倣するつもりで機兵が作られたと言う。
2度に渡って世界征服を目論むネオジオン族と交戦、ラクロア等の協力もあって退けている。
- アルマータ地方レガシム領
ダバード近くの自治領。ネオジオン族によって王国を追われたダバード軍はここに一時陣を張っていた。領主は吟遊騎士レッドウォーリアR。
初代円卓の騎士の一人、薔薇騎士ロゼッタガンダムもここの出身だと言う。
- デラーズ王国
ジークカロッゾ亡き後のネオジオン族のバックとなっている国。ゲルニカ城を拠点とする領土無き国家。太古の昔の月大戦時に滅んだ旧ギャラルホルン帝国を操っていたジークドミヌスの遺産のゲルニカ城と紅き月(正体はジークドミヌスが作り上げた、月に偽装したスダ・ドアカ侵攻用ユニット)を持っている事から、この国の者は旧ギャラルホルン帝国の末柄であるようだ。
しかしジークジオンが完全復活して本来の目的を顕にすると、ネオジオン族共々あっけなく切り捨てられた。
名前の元ネタはデラーズ・フリート。
- アルビオン王国
ダバード近くの国。詳細は不明。
名前の元ネタはペガサス級強襲揚陸艦アルビオン
- グラナダ王国
辺境の国で機兵による軍備を整えており、白金のハルバードと呼ばれる機兵用の斧槍を国宝としている。近辺の山にはザンスカール族に協力するヘルアクシズ団が徘徊していた。
元ネタは月面都市グラナダ。
- ドレスデン王国
グラナダ王国に近い王国。古代遺跡ドゥームハイロゥの鍵であるロゼッタストーンを守護していたが、ザンスカール族にロゼッタストーンが奪取されてしまう。
ドゥームハイロゥによってユニオン族が消された後、ザンスカール族に征服されたスダ・ドアカワールドに打ち立てられた独裁国家。ザンスカール族の黒幕幻魔皇帝アサルトバスターが支配するが、ゼロガンダムの活躍で崩壊する。
元ネタは機動戦士Vガンダムに登場したザンスカール帝国。
- ザフト国
新興国家で弱肉強食をメインとする最悪な無法国家。実は邪竜騎士デスティニーと大魔導レジェンドガンダムを操っていた赤き雷龍剣に宿る緋邪竜に支配された国だった。
元ネタはザフト。
余談
名前の「スダドアカ」はカードダスの逆読み。
この世界はSD戦国伝の舞台である天宮とは異世界で、時折それぞれの世界の人物が転移している。
ちなみにSDコマンド戦記は騎士ガンダムシリーズの未来の話であるらしい。
関連タグ
武者頑駄無真悪参、フューラーザタリオン:スダ・ドアカワールドに転移してきた異世界の奴ら。