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概要編集

週刊ヤングジャンプ』で連載中のフォビドゥン澁川によるショートギャグマンガ。

北海道札幌市某所に居を構える場末スナックバス江」を舞台に、チーママの明美と年齢・本名不詳のママ、クセが凄い常連客らのやりとりを描く。

暴力ネタ、ブラックジョーク、他作品のパロディなどが多い一方で、久米田康治作品を思わせる日常のあるあるネタなど、幅広い笑いが楽しめる作品。


元々は『めぞん一刻』をパロディしたアパートものになる予定だったが、そこで脇役として出す予定だった明美を編集者が気に入ったために、スナックものになったらしい(ちなみに、作者は本作を書くまで行ったことが無かった)。


サブタイトルは全て洋楽から取られている。


あらすじ編集

札幌最大の歓楽街すすきの…から離れて北24条。その片隅には文字通りの「バス江」なるスナックがあった。今宵もアホな客、奇行を繰り返す店員たちが、日常に宿るふとした疑問にメスを入れていく。そして読者のあなたも、いつしかこの店の虜になっていくのだ…。


登場人物編集

スナック「バス江」編集

  • 明美(CV:高橋李依(芦名みのる版)、四国めたん(フォビドゥン澁川私製版))

本作の主人公。「バス江」じゃない方。三日月の様にとんがった前髪。

スタイル抜群の美人だが、かなりの俗物でずぼら、おまけに短気。的確なツッコミを下すことが多いが、ボケも前振りなしに行う。

壊滅的なだめんずうぉ~か~であり、前の前の彼氏が作った借金を未だに返せていない。


ママ。氣志團ボーカルではない。かなりの高齢であり、自虐ネタも多い。

明美と夫婦漫才が如き息の合った掛け合いを行うが、瓶で頭をかち割られたり表示がバグったりとロクな目に遭わない。

また単行本書き下ろしのおまけページでは他の漫画家とコラボして過去が捏造されており、カイガラムシM.O.手術を受けていたなどといった逸話を語っている。


第5話(アニメ版では第2話)で面接を受けていた新人店員。明美に負けず劣らずの美人だが、エキセントリックな行動を繰り広げる上記2名に悪戦苦闘している。かなりのゲーマー。


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第1話で風間先輩に無理矢理ついてこさせられた若いサラリーマン。外見通り真面目な性格。なお、アニメでは一人で初来店した。


山田の先輩。暑苦しいチャラ男。冒頭でバス江が血だまりになっていたのを見て我先に逃走して以来一発キャラかと思われていたが、その後再登場を果たした。こう見えて新婚。原作での初登場は第1話であるが、アニメでは第3話より登場。


演歌歌手のような外見のおじさん。オジサンあるあるを振る。意外と乙女チックな所もある。


見るからにモテなさそうな外見デブ。エセ関西弁(ネットのアレ?)で話すため関西出身に見えるが北海道から出たことは無い。かなりのスケベで、同席していた男性からも引かれるほどデリカシーが無い。


ギラギラの色黒男。明美を狙っているが毎回生兵法で挑んで空回りする。


B系ファッションの男。第3話(アニメでは第4話)より登場。馴染み客ではあるが、別の店に入り浸ってなかなか来ないこともある。


ド●ゴンクエストⅢ』風の衣装を着た勇者。第10話(アニメでは第6話)より登場。コスプレではなく、店とリンクした異世界から来た本物の勇者。


アニメの話は辛くて厳しいだけやからやめようや…編集


2023年6月13日にTVアニメ化決定の報告がされる。

原作でも度々アニメ化に関するネタが展開されていたが、それが見事に現実になった。


2024年1月から3月まで、TOKYO MXHTBBS朝日にて放送、アニメーション制作はスタジオぷYUKAI


第13話について編集

TVアニメは全12話だが、2024年4月5日に配信限定で第13話が公開された。下記の理由で地上波の放送ができなかったとされている。


  • Bパートで明美がFワードを連呼する
  • Cパートでサボテンのことを「ち〇ぽやん」と連呼する(「チーン」の音で被されていた)

「真・アニメ化」……ってことか?編集

2024年4月9日に『アニメ スナックバス江』と題した動画がYoutubeに投稿される。


アニラジ編集

スナックバス江 おもてなしラジオ「酒の席の話なんて、覚えてない!」

MCを明美役の高橋李依とバス江役の斉藤貴美子が担当。『音泉』にて配信後、ポニーキャニオンのアニメ専用YouTubeチャンネル『ぽにきゃん-Anime』チャンネルでもアップされる。


ゲスト一覧

回数ゲスト名(役名)YouTubeリンク
1回・2回*無し1回2回
3回福島潤(風間役)
4回宮本侑芽(小雨役)
5回岩崎諒太(森田役)
6回落合福嗣(タツ兄役)
7回無し

* 落合福嗣がゲスト予定だったが体調不良によりゲスト無し、後に6回に出演。


アニメED曲編集

アニメのED曲は決まった歌手とタイアップするわけではなく、スナックのカラオケで歌われるような曲を各キャラクターが歌うという方式になっているが、第5話では監督の芦名みのる氏書き下ろしのオリジナル曲が使われた。

ED映像は新規で製作された実写のカラオケ映像(監督・脚本・構成は勇者役の高橋良輔)が使われているが、オリジナル曲が使われた第5話ではFlashアニメ(「なつみSTEP!」で知られるたけはらみのる氏が製作)となっている。


一覧

話数曲名歌唱者オリジナル歌唱者発売年EDカラオケ動画リンク*
1話オリビアを聴きながら明美杏里1978年
2話長い夜タツ兄松山千春1981年
3話シルエット・ロマンス東美樹大橋純子1981年
4話サバイバル風間、山田GLAY1999年
5話SFラブストーリー森田feat.明美------
6話あゝ無情明美アン・ルイス1986年
7話ロンリー・チャップリンバス江、タツ兄鈴木聖美 with Rats&Star1987年
8話フレンズ小雨REBECCA1985年
9話星空のディスタンス森田ALFEE1984年
10話目を閉じておいでよ山田、明美BARBEE BOYS1989年
11話夢を信じて勇者、ラスボス德永英明1990年
12話喝采バス江ちあきなおみ1972年
13話恋のバカンス明美、バス江ザ・ピーナッツ1963年

* アニメで実際に使われたカラオケ動画を『ぽにきゃん-Anime』チャンネルがアップしたもの


関連項目編集

ギャグ漫画 風間プル式部 てらほくん

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