データ
身長 | 60メートル |
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体重 | 3万トン |
なお、チタノサウルスは誤った表記である(もしかして→ティタノサウルス)
概要
「自分が小笠原沖の海底で発見した恐竜をコントロールする」といった研究を発表したが、認められずに学会を追われた真船信三博士が、ブラックホール第3惑星人の協力によってコントロール装置が完成したことで世間に復讐するために送り込んできた水陸両棲の怪獣……というよりは恐龍。
普段はおとなしいが、頭にコントロール装置を取り付けられて操られており、操縦者の意のままに大暴れする。頭に生えている細長い角っぽいものがアンテナである。
背中や尻尾に魚のような鰭が生えており、団扇状に広げた尻尾先端の尾鰭を振ることによって、ゴジラでさえも踏ん張り切れないほどの猛烈な突風(水中では渦潮)を起こして攻撃する。
弱点は超音波。
体色は赤。全身が黒いイボで覆われ、鰭や身体の模様は黄色い。
真船博士の協力のもと、ブラックホール第3惑星人によって修復されたメカゴジラⅡとタッグを組んでゴジラと対決した。
劇中での行動
冒頭~序盤、以前破壊され沖縄沖に沈んだメカゴジラの残骸の調査にやってきた潜水艦「あかつき号」を襲い沈没させた。その後やってきた「あかつき2号」も迎撃しようとしたが、あかつき2号から発せられた超音波を受けて苦しんだことで取り逃してしまい、超音波が弱点であることも露見してしまう。
その後、真船博士が独断で操縦し横須賀に上陸させ、大ジャンプで戦闘機に体当たりし撃墜させるなどして暴れていたところゴジラと対決。しかし、超音波装置の破壊工作をしていた真船博士の娘・真船桂が自衛隊に殺されたことでやむを得ず一時撤退する。
翌朝、手術によってメカゴジラ作動装置を組み込まれ復活した桂に操られたメカゴジラⅡとともに再出現し街を蹂躙するなかゴジラと対決。まずは得意の強風攻撃でゴジラを牽制し、次いでメカゴジラⅡがスペースビームで攻撃。二体がかりで完全に優位に立ち、ゴジラを噛みつきながら持ち上げ振り回す、蹴り一発で谷底まで吹き飛ばすといったダイナミックな戦法を披露し、とうとうゴジラを倒して生き埋めにすることに成功した。しかも生き埋めにしてなお追い討ちといわんばかりにひたすら跳び跳ねて地面を踏み固めていた。
ここまでのストロングスタイルをしているのは、シリーズでも他にカイザーギドラぐらいだとも言われる。
だが、弱点である超音波の存在にたどり着いていた防衛軍が、ヘリからこれを照射する作戦を開始したことで苦しみ出す。メカゴジラⅡがヘリを打ち落とそうとするが、生き埋めにされたゴジラが復活し奇襲により失敗。さらに桂が自殺したことでコントロールを失ったメカゴジラⅡは敗北・大破。
チタノザウルスは一対一でゴジラと戦わざるを得なくなってしまった。
ヘリの超音波攻撃のせいでへばっていたのか、今度はまるで歯が立たず(実際、戦闘開始当初メカゴジラⅡのサポート無しでは、強風攻撃時も距離を縮めかけられたり、自ら肉弾戦を挑むも殴打の連続で一度はダウンさせられている)追い回されてボコボコにされた末、熱線を浴びて海に倒れた。このとき、謎の爆発が起きている※
※「爆散した」とする記述も見られるが結局彼がどうなったのかは不明
プロジェクト・メカゴジラ
太平洋で発見された海棲怪獣として登場。
電波に反応する性質を持っている事から、怪獣同士を戦わせる作戦「LTF」(Let Them Fight)の一環として日本政府が予算を出し、小笠原諸島で研究を行っていた。
2040年代から日本近海でゴジラへの囮を兼ね、索敵行動を行っていた。
数少ない人類の味方側の怪獣だったが、索敵中に2体が(おそらくはゴジラに倒されて)消息を絶ったことが語られるのみであった。
余談
- 初期設定では、「タイタンⅠ」「タイタンⅡ」という雄と雌の怪獣だった。
- 海外では「タイタノザウルス」という呼び名(英語での読み)で呼ばれており、とても人気がある。
- スーツアクターはウルトラマンレオと同じ二家本辰巳。
- 現実にはティタノサウルスという名前の恐竜が存在する。(英語表記がTitanosaurusのため、チタノザウルスと表記できる。)
- 「ゴジラFINAL WARS」には、冒頭のライブフィルムに登場。また、バンクーバーで子供がソフビで遊んでいるのに登場。ヨカッタネー
- 「ゴジラS.P」のPVにてそれらしき怪獣が確認。四肢がモササウルスのように鰭になっていたり折り畳み式の尾鰭は横に開きクジラのように水平になっていたりと大きくアレンジされているが、頭部や腹部などに面影が見られる。その一方で背中にはゴジラのものに似た背鰭が生えており…とか言ってたらやはり……。
関連タグ
ゴロザウルス同じく恐竜の生き残りが怪獣化したもの