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「いやいやいや!我ながら良い響きだ。"諸行無常の響きあり"ってね」

CV:田中亮一

概要

 Quest4「2人でネバギバ!」に登場。

 邪気が頼恩寺(らいおんじ)という寺の釣鐘を真似て実体化したオルグ魔人

 2本の角が生えた一つ目の釣鐘といった姿を持ち、四肢は毛深く、右手には撞木(鐘を叩く為の木槌)を持っている。

 任意の場所に作り出した釣鐘を落として人間を閉じ込める能力の持ち主。この能力を応用し、閉じ込めた相手を酸欠に陥らせたり、撞木で鐘を叩くことで中の相手を感電させたりすることも可能。そして得意技は、自らの身体を撞木で叩くことにより破壊超音波を放つ「ツリガネアロー」

活躍

 頼恩寺にて発生すると、自身の能力によって生成した釣鐘に人を閉じ込め、そこから撞木で叩いて困らせると言う迷惑行為を働いていた。其処へツエツエヤバイバ、そしてシュテンが現れて協力を持ち掛けられたために行動を開始する。

 戦闘では自身に単身で挑んだガオブルーを釣鐘に閉じ込めた後、釣鐘の中に強力な衝撃波を発生させていたぶった。その後もガオブラックを何度も自身の硬い身体に打ち付けた上「ツリガネアロー」で痛めつけるも、バイソンアックスで釣鐘を叩き割られ、ブルーの脱出を許してしまう。さらに他の3人も幹部たちを退けて駆け付けガオレンジャーが集結。

 この時、「ある波動」を感知したシュテン達は「死んでも食い止めておくのだ!」と命じて撤退、これを「任せておけぇ!」と快諾したツリガネオルグはそのままガオレンジャーとの戦闘に入る。

 ツリガネアローでブルーとブラックを迎え撃つが、コンビプレーに翻弄された上にシャークカッターで撞木を叩き切られツリガネアローが撃てなくなってしまう。

 さらにカッターを構えたブルーをブラックがジャイアントスイングの要領で振り回す「アイアンツイスター」で痛手を負い、トドメに追いついてきた三人を加えて放たれた破邪百獣剣を受けて敗北した。

 直後にツエツエの放ったオルグシードによって再生巨大化。巨大戦ではガオキングの格闘攻撃を寄せ付けず、ツリガネアローで転倒させるが、とどめを刺そうと詰め寄ったところを蹴り返され、立ち上がったと同時に放たれたフィンブレードでまたしても撞木を破壊されてしまう。

 苦し紛れに釣鐘でガオキングを封じようとするが、こちらもオーバーヘッドで放たれたバイソンキックで蹴り返されて逆に自分が釣鐘に閉じ込められる結果となり、止めの天地轟鳴・アニマルハートで釣鐘ごと撃ち抜かれ、奢れる者は久しからず~!!」と言い残して爆散した。

 一方シュテン達は先ほど撤退した後に「聖なる石」と一つの巻物を手に入れていたが、石から放たれた雷撃と炎を受けてシュテンが大ダメージを負い、たまらず取り落としたそれらはガオレッドに回収されることになった。

余談

 モチーフは釣鐘

 声を演じた田中氏は昨年の『未来戦隊タイムレンジャー』にてカウンセラー・ゼクター、そして同年の『仮面ライダーアギト』にてクラブロードの声も担当していた。翌年の『忍風戦隊ハリケンジャー』では悪夢忍者ユメバクー師の声を演じている。

 ツリガネアローの元ネタは恐らくデビルマンの必殺技「デビルアロー」だと思われる(中の人はテレビアニメ版でデビルマン役を務めていた)。デビルアローは超音波とされるが、どう見ても電撃光線にしか見えないため、ツリガネアローの方がより音波砲らしい。

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