ディノレクスモン
でぃのれくすもん
公式設定
世代 | 究極体 |
---|---|
タイプ | 恐竜型 |
属性 | データ |
必殺技 | オーガフレイム・スプラッターハンティング |
勢力 | ネイチャースピリッツ |
初登場 | デジモンペンデュラムエックス2.0 |
体の半分近くもある長い鉤爪で敵を捕らえ、巨大なアゴで噛み付き振り回しては敵を絶命させ、他の恐竜型デジモンとはあまりにもかけ離れた強さと比類なき獰猛性を持って戦う姿から“恐怖の王”と名付けられた恐竜(獣脚類)型究極体デジモン。
非常に残虐なその様は、弱肉強食の世界においては最も優れた戦いの姿であり“王”と言われる所以であろう。
またディノレクスモン同士で争うこともある為、非常に個体数は少ないと言われており、同じ恐竜型究極体デジモンのスピノモンとはライバル関係という説もある。
必殺技は鉤爪で敵を捕らえて仕留める『スプラッターハンティング』と、口から放つ着弾と同時に周囲を焼け野原にする性質と威力があるマグマに似た半液体状の超高熱榴弾『オーガフレイム』。
ちなみに名称からはわかりにくいが『X抗体』を所有するデジモンでもある。
デジモンサヴァイブ
CV:坂本千夏
主人公・百束タクマのパートナーデジモン・アグモンの究極体の姿で『調和』の値が高いとこの姿になる。
王道のパートナーであるグレイモン系は当然として、タスクモン・ティラノモン・メガドラモン・トリケラモンと古参のデジモンがパートナーとして選ばれるのに対して
『X抗体』を持ちの比較的新しく登場した部類かつ究極体とは言え知名度も低めというディノレクスモンはデジモンルーキーのファンから非常に驚かれた選出だった。
恐らく選出された理由としてはアグモンの進化系に相応しい肉食恐竜型デジモンかつデータ属性の究極体という意外にも他に競合相手が居なかったタイプであったために選ばれたのだろう(ティラノモンの究極体扱いされやすいラストティラノモンはウィルス種である)。
ちなみにアグモンの進化系という意味ではあまり馴染みがないが、ティラノモン及びトリケラモンからの進化という意味ではデジモンカードゲームを通して以前からあった進化ルートでもある。
ちなみに肝心の性能面で言うと不遇。
誤解なきように説明するがゲームの性質上、相性的に有利なワクチン種よりもウイルス種、次いでデータ種のデジモンが敵デジモンとして多く登場してるというディノレクスモンに取ってかなり不利なゲームバランスであり、
しかも同じく究極体枠のご存知ウォーグレイモンがウイルス種に強いだけでなく他の面でもかなり優秀な性能をしており相対的に見劣りしやすいという憂き目にあっているのだ。
あくまでも、敵にウイルス、データ種が多いというだけでワクチン種が全く出ないという訳では無い。フリーバトルではワクチン種のみが出るといった状況や、相性上、ウォーグレイモンだとダメージを与えにくいワクチン種に対抗できるなど、全く使えない子という訳ではない。どちらかと言えば、フリーバトルやクリア後に挑戦できる追憶向けのデジモンか。
色々言ってきたが、要は、プレイングと状況判断の問題である。
一方でディノレクスモン個人の能力自体は主人公のパートナーデジモンを務めるだけあって優秀であり、
またディノレクスモン個人の性格面でも「高圧的ではあるが皆のために勇敢に最前線に赴く覇王のような性格」と主人公らしい性格をしているなど
パートナーデジモンに相応しいデジモンとしてしっかり描写もされている。
名前は両脚の長い鎌爪と名前からデイノニクス、『恐竜型デジモンの王と言えるデジモン』という設定からT-レックスを合わせた名前と考えられる。
今でこそティラノモン(データ種ルート)の暫定的な最終進化とされることもあるが、実はこいつが初登場した『デジモンペンデュラムエックス2.0』ではライバルのアロモンXの最終進化扱いであった。
ちなみにデジモンシリーズ初の純粋な恐竜系究極体デジモン(さらに育成可能デジモン)である。
後に同じティラノ型の究極体デジモンにラストティラノモンが追加されたが、あちらはサイボーグ型に分類されている。
デジモンサヴァイブ
調和(データ種)の進化系系譜で統一するならコロモン→アグモン→ティラノモン→トリケラモン→ディノレクスモンとなる。
何故か一旦草食恐竜であるトリケラモンを経由することになる…マメティラモンが採用されなかったのは小ささ故に一枚絵演出とは相性が悪かったからだろうか…(それならばマスターティラノモンでよかった気もしなくはないが…)。