概要
『トリコ』に登場する果実で、「ビックリ」する「アップル」という実にストレートなネーミングを有する。ビックリンゴではない。
元々は猛獣達が戦い続ける「バトルアイランド」の固有種だったが近年IGOが種を持ち帰り、ビックリ島で栽培に成功した。
人間のような顔の付いた林檎であり、植物のくせに感情がある変わった果物である。(別名人面りんご)
単純に言えば、そのビックリアップルに驚かす事により、ビックリアップルの顔(?)が凄い事になる…(もちろん、人語は話せないが声も出る)。
また驚かせば驚かすほどそのビックリアップルの美味しさがUPし、「ビックリレベル」という捕獲レベルとは別の固有の数値で測られ値打ちが決まるため、毎年決まった季節にビックリアップルをビビらせる仰天祭が開催される。
"ビビらせる"の通り、なにも音で驚かせる必要はなく、作中「別に驚かなくてもいい、ただホルマリン漬けにして一生瓶の中に飾るだけ」と冷笑を浮かべながら呟くことで脅し、怖がらせてそこそこのレベルを叩き出した者も居る
ただしあまりやり過ぎる(釘パンチ寸止めや爆破等で至近距離で衝撃波が発生し、それに被弾してしまう等)とビックリアップルが失神(気絶)してしまい、価値が下がってしまうため注意が必要。勿論「痛めつける」など論外である(元来林檎はとても衝撃に弱い、そのため雹などで痛めつけられた林檎や熟す前に落ちてしまった林檎などは訳あり品として安く売られたり、ジュースにされるなどする事もある)。
こうして手に入れたビックリアップルは生でも非常に美味であるが、たまに酸味がくどい(そもそも見た目がアレだが)ものがあり、そこにシャーベ林檎をかけて食べると清涼感が増して更においしくなる。
このような習性を持つため、ビックリアップルを栽培しているビックリ島では四六時中爆弾を鳴らしており、空砲を撃つくらいでは大して驚かない(至近距離で小松が全力で叫んでもまるで動じないどころか鼻で笑われた)。
・・・でも、予想外な驚かし方で凄い値打ちを叩きだした男もいる・・・。
ビックリLV
LV0~LV3(レベル×5万円):銃を発射
LV4~LV60(レベル×50万円):バズーカやミサイルを放つ
LV61~LV80(レベル×100万円):火山噴火
LV81~LV99(レベル×1000万円):巨大隕石衝突
LV100(時価):地球爆発!?
作中で出たビックリLV
挑戦者 | 方法 | レベル |
---|---|---|
トリコ | 拡音石で叫ぶ | 27 |
つららママ | 脅迫 | 20 |
トリコ | 17連釘パンチ(失敗) | 成功していれば50 |
テリークロス | 睨みつける | 40 |
一龍 | 不明 | 95 |
次郎 | 不明 | 92 |
美食會の誰か(恐らく彼) | 不明 | 90台(非公式) |
ゾンゲ | オナラの匂い | 80 |
アニメでは以下の手段が追加された。
余談
本編ではメロウコーラ編とサンサングラミー編の間の短編の一つとして登場し、最終話前のトリコとリンの結婚式ではレベル100の果実が登場。(恐らくネオ及びアカシアとの激戦の影響で地球の危機を感じ恐怖したと思われる)
小松の手により櫛型に切られ、フルコース「デザート」の虹の実ゼリーの中にシャボンフルーツやドドリアンボムと共に収められた。
関連項目
ガップリン、エビルアップル:ドラゴンクエストシリーズの登場する顔があるリンゴのモンスター。ただしこちらは一つ目。