プロフィール
生年月日 | 2017年2月10日 |
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欧字表記 | Falconia |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
父 | ディープインパクト |
母 | カンビーナ |
母の父 | Hawk Wing |
生産者 | 社台ファーム |
馬主 | 社台レースホース |
管理調教師 | 角居勝彦(栗東)→高野友和(栗東) |
父ディープインパクトは言わずと知れた無敗三冠馬。
母カンビーナはアイルランド生まれで、アメリカンオークスなど重賞3勝。
母の父Hawk WingはエクリプスSなどG1を3勝。英ダービーや2000ギニー、QEⅡS、愛チャンピオンSで2着。
経歴
デビュー前
柔軟な動きが幼少の頃から注目されかなり評価は高かった。社台サラブレッドクラブで1口325万円×40口の総額1億3000万円という超高額募集となる。
2歳時(2019年)
追い切りタイムも良好で、デビュー戦では1.3倍の圧倒的人気に推されるが、粘るアンサンブルを交わせずクビ差の2着。
続く未勝利戦も圧倒的人気ながら2着に敗れる。
3歳時(2020年)
年明け初戦の未勝利戦で待望の初勝利を飾ると、あすなろ賞(1勝ク)と2連勝。連勝の勢いに乗って皐月賞トライアル・スプリングSに出走。行き脚が付かず最後方からになり、向こう正面で一気に仕掛けて先団に取りついたが直線交わされ4着に終わった。
続く京都新聞杯でも後方からになってしまい、捲って上がっていき最後差されるという同じ展開で3着に敗れた。その後、秋まで休養に入った。
なおもクラシック戦線を目指すファルコニアは神戸新聞杯に出走。しかしいいところなく16着に大敗。
重賞3連敗を受け平場から出直すことになったファルコニアは武田尾特別(2勝ク)に出走。ここはは2着に敗れた。その後、年内休養に入った。
4歳時(2021年)
管理する角居調教師の定年引退により、高野友和厩舎に移籍。
年明けは春日特別(2勝ク)、難波S(3勝ク)と連勝を決めOP入り。エプソムカップで半年ぶりに重賞に挑戦する。中団後方から差し脚を伸ばすもザダルとサトノフラッグに交わされ3着。
続く小倉記念では先行策を取るも展開が向かず6着。
一旦リステッドで仕切り直しを図りカシオペアS(L)に出走。ヴァンケドミンゴの追撃をクビ差凌いで5勝目。
しかしアンドロメダS(L)では4着と敗れ、年内休養に入る。
5歳時(2022年)
年明け初戦は洛陽S(L)。僅差で1番人気に推されたが、エアファンディタ、ダーリントンホールに交わされ3着。
続く六甲S(L)でもエアロロノアの2着。
マイラーズCでもホウオウアマゾンを捕えられずソウルラッシュに一気に差し切られ3着。
更にサマーシリーズ・中京記念でもベレヌスの逃げ切りを許し3着。
惜敗が続く中サマーマイルシリーズ京成杯AHでは僅差ながら1番人気に推される。道中は2,3番手を追走し、直線で逃げるミッキーブリランテを捕え後続の追撃を振り切って重賞初制覇を挙げ、惜敗続きにピリオドを打った。
サマーマイルシリーズのポイントランキングでは14ポイントで2位になった。
そしてついにGI初挑戦、マイルCSに出走する。好スタートから好位を追走し、3コーナー付近で先頭を奪うが、直線失速し13着。
6歳時(2023年)
始動戦は東京新聞杯。好スタートから2番手に付け、直線いい手応えで逃げるウインカーネリアンに並びかけるが、200mを切ったあたりで脚色が鈍り9着に敗れた。
特徴・エピソードなど
馬名の「ファルコニア」は「隼」を意味する"Falcon"と接尾詞"ia"を組み合わせた造語。公式には「隼が治める地」となっている。
余談だが、重賞初制覇のパートナーである吉田隼人騎手も名前に「隼」を含んでいる。