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フランチェスカ(Fate)

ふらんちぇすか

成田良吾の小説、及びそれを原作とする森井しづきの漫画『Fate/strange Fake』の登場人物。
目次 [非表示]

「さあ……偽物を駆逐する時間だよ?」

概要編集

CV:内田真礼

スノーフィールドで開かれる偽りの聖杯戦争の影で暗躍する謎の少女(?)。

白いゴスロリ調衣装を纏うが、髪には髑髏が浮かび上がってたりと不穏な外見を見せる。

理由は不明だが、死徒を嫌っている。

今回の聖杯戦争の主催者サイドの参加者であるオーランド・リーヴファルデウス・ディオランドと共に今回の聖杯戦争に深く関わりを持っている模様。


人物編集

外見年齢は10代半ば程だが、オーランドからは「老害」呼ばわりされていたり、また本人が「何度も聖杯戦争を見てきた」という発言をしているなど実年齢はかなりのものと思われる。

少なくとも肉体は何度も死んでいるらしいが、本当の意味で死んだのはまだ一度だけだとか。


過去にはかなり多くの大物と関わってきたらしくキシュアの御老体サンジェルマン、悠久を生きた御伽の魔女、モナコの金持ち吸血種傷んだ赤色どこかにいた学校の先生らにはギャフンと言わされたとか。

特にその名で呼んだ者は例外なくブチ殺していると豪語する人形師のことは"傷赤ちゃん"などと命を投げ捨てるレベルの呼び方をしており、事実何度も肉体を殺され、たまに殺したかと思えば中から出て来た怪物に殺されたりを繰り返したほどの関係。


今作での偽りの聖杯戦争において、「アルトちゃん」と呼ばれる『Fate』ファンならおおよその予測はつくであろうある人物をセイバーとして召喚させるつもりだったらしい。また聖処女に歪んだ執着を見せ、ジルという人物について言及したりする等の怪しげな描写から、ファンの間ではその正体に関してある予想が為されていた(後述)。

その一方で、良くも悪くも無機質なシグマにも多少関心を寄せていたが、物語が進むにつれ、ある王に歪んだ執着の矛先を向けるように……なったかと思えば、ジェスターとのブーメラン発言合戦を勝手に楽しんだり、ハルリにちょっかいかけたりと、糸の切れた凧の様にフラフラしては各陣営を引っかき回している。

この様に戦争参戦者につきまとっては、煽りや嫌がらせをして鬱陶しがられてる彼女だが、本人なりの線引きなのか、(戦争開始前の所業はともかく)参戦してない市民に対する危害は間接的なものが殆ど。


その他、こちらは後述の英霊ともども自覚してるかどうかは怪しいが、前述の王に見せた、アルトちゃんと呼ばれる人物への尊厳破壊のようでその実、その関係者に対する扱いも散々な幻影や、愚行への執着等からして、本当に好きで虐め尽くしたい人物は別にいる節も……。


関連タグ編集

Fate/strangeFake


オーランド・リーヴファルデウス・ディオランド:手を組んでいる相手。


ポルクス:型月中の人繋がり


正体(ネタバレ注意!)編集































第3巻において、遂に自らがマスターとして真キャスターのポジションを務めるサーヴァントを召喚。その触媒は自分自身、そしてサーヴァントの真名は…「フランソワ・プレラーティ」。


そう、つまりは「フランチェスカ=フランソワ」だったのだ。

(以下、サーヴァントとしての詳細はフランソワの個別記事を参照されたし)


その名前の響きに加え、先述した様々な行動からフランチェスカの正体がプレラーティである事自体は予想されていたのだが、マスターとして過去の自分を召喚する、という前代未聞の荒技に読者は驚愕することとなったのである(本編で実現してはいないものの、未来の自分を召喚する可能性のある人物がいるにはいたのだが)。


また、盟友であるジル・ド・レェに対しては現在でも一定の執着や思い入れを持っており、ジルがサーヴァントとして召喚された第四次聖杯戦争への介入を目論んだこともあったが、「キエフの蟲遣いの末裔」なる人物の妨害を受けて断念している。その際に、彼女は南極から日本にすっ飛んで来たらしいが、まさかあの施設にいたのだろうか...。


聖杯に賭ける願いは「ある大迷宮の攻略」。

型月世界において「迷宮」というキーワードで思い出されるのは1巻にも登場したコーバック・アルカトラスであり(コーバックもフランチェスカらしき人物のことを口にしてはいる)、「ある大迷宮」が『Fate/Labyrinth』の舞台となった第7迷宮を指している可能性もあるが、9巻でコーバックの大迷宮を攻略、或いは霊墓アルビオンの様に魔術世界でも攻略に取り組めるレベルにすることが目的と明かされた。と言ってもこれはフランソワの目的であり、フランチェスカの目的とは若干異なる模様で、フランソワ曰く「生者か死者か」「男か女か」位の差でしかない模様。


なお、Fate/Grand Orderの期間限定イベント『セイバーウォーズ』では、ジルから「フランチェスカで懲りている」という発言がされているが、作者曰く「直球でその正体というわけではない」らしく、色々と捻りが加わっている模様。



余談編集

正規の外伝として再始動するにあたってのPVにおける謎の少女の台詞の内容から、フランソワ・プレラーティが何らかの形で登場する予想は早い段階でされていたのだが、その「仮の姿」として当初考えられていたのはジェスター・カルトゥーレであった。

 

その実体が少女の姿である、という設定が明かされており、尚且つ死徒としての不死性を持つ(=現代まで生き延びていても不自然ではない)等の条件が適合し、加えてキャラクターとしてのフランチェスカは文庫版が初出であり、エイプリルフール版及びTYPE-MOONエース版では未登場であったことも手伝って、一時は主流説となっていた。


関連タグ編集

ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス:アサシン組にウザ絡みする性別不明瞭な魔術師つながり。ただし、パラケルススは英霊に慇懃無礼な態度をとりながら回りくどい善意を向け、無辜の民達を破滅に追いやる事に直接関与したのに対し、フランチェスカはマスターに失礼な態度を取りつつ脅迫等を行うが、無辜の民への危害は頻度少なめかつ間接的。


カリオストロ(グラブル):少女の肉体に魂を入れ替えている魔術師繋がり

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