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プリンセスラインバス

きょうのみやこのあかいいなづま

大阪府に本社を置く企業「プリンセスライン株式会社」が、京都市で運行している路線バス。
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衣服については→プリンセスライン


概要編集

大阪府寝屋川市に本社を置く陸運業者「プリンセスライン」が、京都市内で運行している路線バス。

京都女子大学への通学を主体とした路線バスとして、当時のセレモニー観光の手で、2005年3月末に開業した。

路線の開設に際して京都市と相当揉めたとも伝わっており、実際に市の案内や出版物では、ほとんど無いも同然に扱われているが、セレモニー観光(当時)は「京都市バスと競合する意思はハナからない」と説明している。その市バスや京阪バスを始め、関西圏では大半の事業者が加盟している「スルッとKANSAI」のネットワークからも外れており、今なお乗ろうと思わないと中々乗れないバスでもある。


現在は京都女子大学のさらに奥に車庫を、同じ京都女子大学の近辺に京都営業所を構える。

プリンセスライン社は貸切バスも運営しており、京都営業所は特定貸切輸送を、寝屋川市内にある大阪営業所は冠婚葬祭関連の送迎を中心に担当している。

貸切バスの方はありがちな小規模バス事業者といったところだが、路線バスでは赤い車体に白字で大きく「Princess Line」と表記していてかなりのインパクトを放つ。

当然、衣服としての「プリンセスライン」とは直接の関係は無く、冠婚葬祭に関わる中でウェディングドレスから着想を得たものであろう。


紅白のカラーリングにも単なるアピール以上の思い入れがあるようで、一時期この組み合わせをイメージカラーとしている事で有名な京浜急行電鉄にあやかって勝手に「京急バス」と名乗り、割とガチで怒られたという逸話が残っている。

ちなみに京浜急行グループはバス事業も行っているが、そちらは水色を主体とした塗装を基本としているので本当に無関係である。


路線編集

起点はすべて京都女子大学前。七条駅を経て京都駅八条口へ向かう小循環、四条河原町→七条駅と回る中循環、四条河原町→京都駅八条口→七条駅と回る大循環から成る。いずれも逆時計回りのみ。

京都市バスに比べてバス停が少なく、事実上の急行運転を行う点が特徴。

開業当初には小循環しかなく、バス停も京都女子大学前、東山七条、京都駅八条口のみだった。


車両編集

車両そのものもやたらと癖が強く、メイン画像に映る車両(神戸市バスからの移籍車。現在は車検切れで廃車)の場合入口が2ヶ所あった

ただし、2つ目の扉が開いている姿を見た者はいないらしい。どういうことなの・・・


・・・などとやっていた矢先、突如として中国BYD社から電気バスを大量購入。路線バスの大半をそれらで運行するようになった。

中国製バス・電気バス共に常用する事業者はここが日本初であり、業界を越えて一層の注目を集めている。


現在活躍中の車両

すべて中乗り、前降りである。


過去に活躍した車両

開業当初は神戸市バスからの移籍車である日野ブルーリボン6台と、阪急バスから移籍した三菱ふそうエアロスター(西日本車体工業架装)1台が導入され、後にいすゞジャーニー、いすゞキュービック、日野レインボーが増備されたが、いずれも移籍車である。

ジャーニーの中には、神戸市バスが『シティループ』(神戸交通振興を経て現在は神姫バスへ移管)の開業時に導入した、中扉のみの非ワンマン車が存在し、セレモニー観光では貸切車としてこれを譲り受けたが、ほとんど稼働しないまま引退している。

2008年にプリンセスライン初の自社発注車として前述のブルーリボンⅡが導入されたあとも、神戸市バスからは3扉の日産ディーゼルUAと日野ブルーリボン(HU系)を各2台、大阪シティバスからはいすゞエルガミオCNGノンステップバスを5台、導入しているが、これらの移籍車は、訓練車になった日産ディーゼル・UA1台を除き全廃された。



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京阪バス···同じBYD製の電気バスを、京都駅〜七条駅〜梅小路京都西駅線に導入した。ただしこちらは小型車。

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