概要
仮面ライダー王蛇が使用する、杖型の召喚機。作中に登場したものとしては初となる、「使用時のみ手元に現れる」タイプの召喚機でもある。
コブラを模した形状の杖頭と、持ち主と同様に紫色主体のカラーリングが特徴で、カードスロットは杖頭に内包された形となっている。ベントインの際には、この杖頭の後ろにあるカバーを展開し、表出したスロットへアドベントカードを下向きに挿入。再度カバーごとスロットを元の位置へと戻すことで、読み込まれたカードの効果が発動する。
硬度もかなりのものであり、殴打や石突の鋭い形状を活かした刺突など、武器としても十分に活用可能なアイテムであるが、作中では王蛇はもっぱらベノサーベルを武器として振るっており、ベノバイザーはあくまで召喚機としての用途のみで用いられるに留まった。
玩具
2002年6月下旬に「牙召杖ベノバイザー」の商品名で発売。バイザー本体の他、別売の「変身ベルト Vバックル」と連動可能なカードデッキも付属する。
背面のスイッチ操作による目の発光と、攻撃音が鳴るギミックが備わっている他、アドベントカードの装填により音声もベノスネーカーの召喚音に変化する。先行して発売された「翼召剣 ダークバイザー」を始めとするサブライダーの召喚機と同様に、カードの個別認識機能は無く、「◯◯ベント」とも言わない。
関連タグ
レンゲルラウザー:2年後の4号ライダーの杖型武器。カードと連動する点や使用者のスーツアクターも同じ。
エターナルエッジ:世間を騒がせた凶悪犯罪者が変身する強力な能力を持つダークライダーの武器、キーアイテムを読み込ませて強力な必殺技を発動する。
ソニックアロー:多人数ライダー作品の王がモチーフのダークライダーの武器、キーアイテムを読み込ませて強力な必殺技を発動する、必殺技で別のライダーを殺害する、使用者のスーツアクターが主役ライダーを務めた経験を持つ人物という共通点がある。
4号ライダー武器