概要
文字どうり『発言者の立場ありきの発言』を指す。
これまで漠然とブラフ・ハッタリ・フェイク・ポーズ・リップサービス……等々と呼称されてきたものを包括する概念。
近年、不動産・金融・医療・政治・報道その他時事ネタ関連といった“情報が水もの“な分野においてあまりにも関係者や自称専門家からのセールストークの程度が酷いということで提唱されるようになった。
ただし、実態としては生活上での人間関係でも結構頻繫に用いられる処世術でもある。
ようは悪魔の証明を逆手に取ったその場しのぎの言動の数々ともいえる。
そのまま発言者の努力(?)で有言実行とか噓から出た実、ベターでも真相は藪の中へ持ち込めればよいが、大抵はある種の誤魔化しであることがバレて様々なトラブルへと発展するケースが多い。
ソクラテスや韓非、マキャヴェリなんかの思想家らがよく槍玉にあげる『信用ができない奴』の筆頭がこれを多様する輩だったりする。処世術上、ある程度の詐術は必要だとしても過ぎたるは猶及ばざるが如しということであろう。
より具体的には➡こちら
具体例の数々は➡こちら
最悪の場合は➡朝令暮改・前言撤回・仕様です・だって聞かれなかったから・勘違いするな
注意
実は和製英語なので、海外で「Position talk」と言っても通じないので注意が必要。
前述のように「fake」等としていたほうが無難かもしれない。
隣接概念
詳しい内容は以下の記事にて。
- 本音と建前
- 嘘も方便/方便
- ご都合主義/大人の事情
- 印象操作/ミスリード/レッテル貼り
- ○○とは言っていない/嘘は言ってない
- 報道しない自由/フェイクニュース/ステマ/偏向報道
- プロパガンダ/宣伝
- 過大評価/推し活/布教活動
- ネガキャン/誹謗中傷/矮小化
- 偏見/差別
- お世辞/ごますり
- 口先/口先三寸/大言壮語/ビッグマウス
- ウワサ/都市伝説/陰謀論
- ※個人の感想です/※諸説あり
………ようはダブルスタンダードとかシュレディンガーの猫ありきってことですね、分かります。
なお、国内のネットスラングではポジショントークが特にネタ的な意図で用いられたものを『釣り』と呼ぶ。
当たり前だが、ネタの範疇を逸脱したライン越えをした際には周囲からの非難は避けられないだろう。 だって、それはもうただの愉快犯だし。
外部リンク
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