演:豊田ルナ
概要
3000万年前、トリガーと共に闇の軍勢と戦った「地球星警護団」を統べる超古代人の巫女。白髪であることを除いてシズマ・ユナと同じ容姿をしている。
ケンゴの夢の中に何度も現れ、「あなたは光であり…」というメッセージを送る。ゴルバーやカルミラが甦った際に幻覚として現れ、防御壁を張るなどの力を見せる。カルミラとも面識がある模様。またバリガイラーと戦った事があり、追い払った模様。
第3話にてユザレとユナの関係が明らかとなった。
実はユザレの思念体がユナの身体に憑依していたのだ。と言うのも彼女の母方の先祖がユザレであるかららしい。
闇の巨人の一人であるヒュドラムはそれを知ってユナを拉致し、エタニティコアの在処を迫ったがまだ彼女は覚醒しておらず、更にユナを狙っていたイグニスが乱入、その上にケンゴとアキトもユナを探しにやってきたためヒュドラムは撤退した。
第5話においてダーゴンがユナを襲撃しているように闇の巨人たちがユザレを狙ってユナを襲撃している。
なお、アキトと父のミツクニはユナ本人にこのことを知らせておらず、彼女自身は自分の身に起きていることを当初は知らなかった…が、第8話で自分の意識が途切れる寸前に目の前のダダを吹き飛ばす瞬間を目にしてしまったことから遂に自分の身に何か異変が起きていることを知ってしまい、アキトにそのことを詰問することになる。
そして第9話にて18歳の誕生日を迎えたユナは父から自分の中にユザレの思念体が宿っている事を知り、その理由は母のユリカの血筋が関係している事も知った。
更に第11話でケンゴが超古代に意識を飛ばされた際、図らずも直接接触していたことが明らかになった。その際に温かな光を発するケンゴをルルイエ(超古代の言葉で希望という意味)と称して、エタニティコアへ接触しようとする闇の巨人たちを止めるよう嘆願しながらエンシェントスパークレンスを託す。
そして第12話で見事トリガーダークをウルトラマントリガーに変化させたケンゴの強い想いに応えるべくエタニティコアの欠片をトリガー=ケンゴに託し、闇の三巨人を石化して封印し、指輪を残して消滅。その後の現代で形見の指輪を触媒にしてユナとアキトの前に思念体として現れ、巫女の宿命とエタニティコアの欠片をユナに託したことで、グリッタートリガーエタニティが誕生した。
また第19話でのカルミラとの戦いでユザレの力が完全に覚醒した。そして第20話でアキトはタツミ隊長を始めとする他のGUTS-SELECTメンバーにユナとユザレの関係を白状した。
メガロゾーアとの最終決戦ではユザレの二の舞を避けるべくナースデッセイ号でエタニティコアの力を収束してメガロゾーアに打ち込むと言う作戦が実行された。
『エピソードZ』では、以前と比べるとユナの中からユザレの記憶が薄れつつあることが語られている。
そんな中、ライラーイブラからの依頼をきっかけにユナは再び彼女の力を行使することになるが、それが新たな事件の引き金になってしまう…。
また、今作ではある人物とユザレとの悲しい過去も明らかとなった。
その後、『ウルトラマンデッカー』にも精神体として登場。
だが、どういうわけか、その姿は宇宙人を思わせる近未来的な服装に短髪とケンゴがこれまで見てきたユザレとは異なるものであった(ケンゴからも「僕の知っているユザレと違う」と直接言及されている)。第7話でケンゴにウルトラデュアルソードとトリガー基本3タイプおよびスフィアソルジャーのウルトラディメンションカードを渡した。
そしてスフィアメガロゾーアとの戦いでユナが自らに残ったユザレの力を使ってトリガーとデッカーを援護し、カルミラを引きずり出す事に成功した。
ネタバレ注意⚠
『デッカー』の中枢に関するネタバレが含みます⚠⚠
その正体は、数百年後の未来の世界のユザレ。
15話のデッカー・アスミの回想の中で協力者の存在が語られ、その中に彼女も含まれていた(ただし、元居た時代において存命なのかは不明。仮に存命だとすれば、ケンゴの前に現れたのも、これまでのユザレのような特殊な力によるものではなく、デッカー・アスミと同様、時空転移装置を使って一時的に未来からやってきていたものと考えられる)。
スフィアのカードを持っていたのも、スフィアと戦う中でその力を分析し、未来の技術力でその力をカードとして顕現させていたと考えれば説明はつくだろう。
なお、ニュースサイトではこのユザレに対して「ウルトラマントリガーと共に闇の軍勢と戦った超古代の巫女の末裔である」と記載されており、文面通りに受けとるならば彼女はユナやシズマ会長の子孫...ということになる。
尤も、『デッカー』におけるユザレがまだユナの子孫であると確定した資料はないことは留意すべし(ユナを含め、この世界の歴代のユザレは3人とも瓜二つ)。
余談
劇中での描写はないものの、子孫であるユナがいる以上、伴侶と子息、もしくはそれに類する関係の人物がいると思われる。
関連タグ
ユザレ:リスペクト元