ワニネジレ
わにねじれ
『電磁戦隊メガレンジャー』第20話「たのむぜ!新ロボ デルタメガ」に登場したワニの遺伝子を元にネジレ科学で生み出された、シボレナ配下のネジレ獣。
オリジナルであるワニネジレ1は緑色のワニの獣人と言うべき怪人の姿を持ち、ワニの尻尾となった右腕が特徴。ネジレ獣特有のねじれた意匠は首にある。
戦闘では口から青い泡状光線を放つ他、ワニらしく強力な噛みつき攻撃を得意としている。
ギレールから強化改造を施されていて、劇中では巨大化時にギャラクシーメガのメガフライングカッターで身体を切り裂かれた際、その肉片からクローン体のワニネジレ2が分裂して誕生。こちらも基本的な外見と強力な噛み付き攻撃を得意としている点は1と一緒だが、黄色い体色にワニの頭部となった左腕という違いがある。
何にせよ、両者のコンビネーションは抜群で、その息の合った連携の前にギャラクシーメガは大ピンチに陥った。
デスネジロの実験室にてギレールによって強化改造を施された後、地球に送り込まれる。
凄まじいパワーでレッドを除くメガレンジャー4人を苦しめてビビデビの巨大化ウイルスで巨大化すると、巨大戦ではギャラクシーメガのメガフライングカッターで倒されたと思いきや、何と2体に分裂。息の合ったコンビネーション攻撃で、ギャラクシーメガを大ピンチに陥れる。
一方、レッドはデルタメガの起動のために川崎博士から制御プログラムのディスクを受け取り、宇宙空間にあるデルタメガの元へ急行していた。エンジニアで地球にいる川崎博士の息子の省吾のナビゲートによって機体内を進んで行くと、ディスクを入れるスロットを発見する。だが、スロットは二つあり、一つはダミーで「入れた瞬間に自爆システムが作動」するというふざけた仕組みになっていたのだ。とはいえ、何とかレッドは正解のスロットにディスクをセットしたため、無事にデルタメガは起動。
追い詰められていたギャラクシーメガの前に駆けつけたことで形勢は逆転し、デルタメガのガトリングブラスターとギャラクシーメガのブースターライフルの射撃の前にワニネジレはクローン諸共粉砕された。
モチーフは言うまでもなくワニ。スーパー戦隊シリーズにおいてワニがモチーフの怪人は『地球戦隊ファイブマン』のワニカエルギン以来、7年ぶりの登場となった。
ワニネジレの登場した第20話は、デルタメガの初登場回であり、通常のギャラクシーメガで敵を倒したのはこの回が最後となり、デルタメガに至っては単体で敵を撃破したのはこれが最初で最後となった。
スチール写真ではスーパーギャラクシーメガと戦っているものがある。
2のスーツはトゲバリネジラーに改造された。