「美味しく痩せようぜ~♪ベリーベリーベリーヘルシー♪」
概要
『電磁戦隊メガレンジャー』第29話「やせたい!みくの怪しいダイエット」に登場。
豚の遺伝子情報を元に、ネジレ科学で生み出された本編最後のネジレ獣。
エプロンと帽子をつけた豚のコックさんのような姿をしており、先端から光線を発射するフォークと盾にもなるフライパンで武装している。口からは野菜型爆弾を吐き出す。
さらには「究極の必殺技」として大量のニンニクを食べて臭い息を吐きかける「ニンニクガス」を放つ。
普段は髭面の男に化け、食べれば太らなくなるという魔法のソースをかけたダイエットクレープを販売している。
しかしこの魔法のソース、確かに太らなくなるがその代わりに食欲が底なしになってしまいいくら食べても満たされなくなってしまう。
ヒネラーはこれを利用して地球の食料を失わせて飢餓に追い込もうとしていた。
ソースの効果が切れる方法は、「20分間何も食べさせないこと」。
ちなみにブタネジレ自身も大食漢であり、レストランで103万5千円+消費税分の食事をたらふく平らげていた。そしてなぜかメガレンジャー達に請求書が来てしまった。
活躍
人間体である髭の男に化けて露店でダイエットクレープを販売。ダイエットしたい今村みくに二つ買わせたが、近くのレストランの食べ物の匂いにつられてレストランへ来店。店の料理を全て注文し、それを平らげて完食後に正体を現すがシボレナに叱られて退散していった。
その後、魔法のソースの効果で健太の母が店の野菜を食い荒らし始め、町の住民が暴徒と化してスーパーやトラックを襲撃。みくも学食の冷蔵庫の生肉に手を伸ばしていたところを健太達に確保された。
一方別の場所でブタネジレはメガシルバーと戦いフライパン一つで圧倒していたが、空腹で戦闘を放棄し撤退。さらにメガシルバーによって一連の事件の原因がソースであることが発覚する。
その後はメガピンクのいないメガレンジャーを野菜爆弾で圧倒するも、空腹に耐えかねて部室から脱走後、焼き芋屋の自動車を追いかける途中で下水道に落ち、さまよっている間に20分経過したことでソースの効果が切れたみくが合流。
メガピンクのバトルライザーを使った攻撃にひるんだがニンニクガスで圧倒。しかし早川裕作が作った魔法のソースを使った手料理の匂いに吸い寄せられてしまい、食事に夢中になっているすきにメガピンクのライザーチョップとライザーパンチを受けて倒された。
フライパンとフォークでギャラクシーメガを圧倒するも、デルタメガと合体したスーパーギャラクシーメガの拳がピンクの甘い言葉につられて大きなおにぎりに見えるようになってしまい、突撃するもそのままスーパーギャラクシーナックルを受けて爆散した。
戦闘後、ソースを食べた人間達はみくの証言で同様の手段で回復した。
このブタネジレの敗北とギレールの暴走と破滅後、ヒネラーはネジレ獣を強化したサイコネジラーを生み出すこととなる。
余談
モチーフは豚。
声を演じた渡辺氏は昨年の『激走戦隊カーレンジャー』ではUUウーリンの声を担当。翌年の『星獣戦隊ギンガマン』でも破王バットバス役で準レギュラー出演している。
人間態を演じた森野熊八氏は実際にシェフである。
関連タグ
ハラペコモンガー:17年前の戦隊に登場した彼と似たような作戦を行った戦隊怪人。声も同じ
ドーラキルケ:5年前に登場した豚モチーフの先輩怪人。そして『登場するエピソードでは食事がメインテーマ』という共通点もある。
忍耐力サイマ獣ガルバリア:2年後に登場する豚モチーフの後輩。やはりギャグ系。
美食放火魔ビンセント:3年後に登場する、豚モチーフかつ登場エピソードが食事繋がりの後輩。ちなみに人間態&声の演者(ドン貫太郎氏)は、メガレンジャー第23話にて健太のバイト先である焼肉屋の店長を演じている。