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「この世に生まれずして死んだ我が兄弟達の怨み…この俺が必ず晴らす!」

概要

ガマガエルの遺伝子を元にネジレ科学で生み出されたネジレ獣

褐色の身体を持ったガマガエルの怪人というべき姿をしており、赤や青や黄色、ピンクと言ったカラフルなが背中に大量に生えているのも特徴。

ネジレ獣特有のねじれた意匠は左足から胸部にかけて見られ、その形状も二重螺旋を描く遺伝子のようになっている。

量産化を前提に生み出されたネジレ獣」であり、劇中で登場した個体はりんどう湖に保管されていた1万匹のから最初に孵化した。成長を促進する赤い液体が装填されたで、残る兄弟達の卵を孵化させようと目論んだが、メガレンジャーによって全て破壊されてしまう。

元がらしく、は苦手な模様。

活躍

あらかじめりんどう湖に沈められた、1万匹のガマネジレの卵をビビデビが成長促進効果のある赤い液体を装填した銃で孵化させようと目論むが、そこへメガレンジャーが駆けつけて妨害にかかる。

ピンクに捕まったビビデビは苦し紛れに攻撃用の青い光線銃を乱射するが、彼女に蹴飛ばされた怒りから液体入りの銃の光線を誤って浴びせてしまう。その後、レッドメガスナイパーで射撃されて怯み、その拍子に銃を湖に落として撤退。当然、帰還したビビデビはユガンデから大目玉を喰らう羽目となる。

作戦は失敗かと思われたが、実はビビデビの落とした銃の影響で、卵から1体だけが辛うじて誕生。液体銃と光線銃を装備し、ビビデビの後を継いで兄弟達の増殖を目論むが、再度駆けつけたメガレンジャーに卵を全て破壊されてしまう。その怒りから5人に襲い掛かるガマネジレだったが、液体銃により身体能力とIQが格段に上がったピンクに圧倒され、シボレナと共にその場を撤退する。

その後、液体銃を火山に発射しては噴火を誘発させていき、兄弟の仇を取るためにメガレンジャーを誘き寄せる。

三度メガレンジャーが現れるや、ピンク以外の4人を両目からの光弾で攻撃し、イエローを光線銃で退化させようとするも、液体銃の副作用によって戦意喪失したピンクは気合で立ち上がる。かくして、ピンクが参戦したことによって形勢は逆転し、イエローとピンクの連携に怯んだところにマルチアタックライフルを受けて敗北。それと同時にピンクも元に戻った。

『ガマネジレから青色の退化銃を奪って(もしくはビビデビが落とした方の青色の退化銃を)使わないとみくは元に戻らない』と思われていたが、別にそんなことはなかった

直後にビビデビから巨大化ウイルスを注入されて巨大化するが、巨大戦ではギャラクシーメガ相手に何もできないまま、メガサーベルから放たれた電磁蛇を怖がっている隙を突かれ、止めのメガストレートカッターを喰らい爆散。生まれる前に死んだ兄弟達の元へと旅立つのであった。

余談

名前で察しの通り、モチーフはガマガエル

声を演じる清川氏は『大戦隊ゴーグルファイブ』のテラノモズー以来、実に15年振りスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じる事となった。2年後の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』でも墓荒らしサイマ獣ゾンビーストの声を担当している。

このエピソードは3作前より続いてきた、りんどう湖ロケ編の前編にあたる。なお、りんどう湖ロケ編は今作が最後。

ビビデビがメガレッドに狙撃された際に落とした二つの銃の行方については、成長促進の赤い銃の方は前述の通りだが、退化の青色の銃については湖の近くの斜面のある草むらに落ちて、そのままほったらかしにされた。悪い人間に拾われなければいいのだが……

関連タグ

電磁戦隊メガレンジャー 邪電王国ネジレジア ネジレ獣 ガマガエル

百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊:4年後のVシネマ作品でメガピンク/今村みくが再登場しており、彼女の回想としてガマネジレの登場した第17話のシーンが使用されている。

水喰い忍者ガマジャクシ5年後に登場するガマガエル繋がりの後輩。

ゲロタン同時期30分後の特撮ヒーロー番組で活躍していたカエルモチーフの特撮キャラクター。しかしこちらは善玉のキャラクターであり、当初の蛇嫌いも後に克服している。

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