概要
SSSS.GRIDMANの登場人物、宝多六花とアンチのカップリングタグ。
第3回
一時間目の授業をサボった六花がある公園で創造主であるアカネの命令で雨の日なのに傘を渡してもらえず、コンビニ弁当を手掴みや犬のように食べながら連絡が入るまでは雨に濡れながら待機している人間態のアンチと出会い、事情は知らないが可哀そうに思った六花が自分の傘や弁当を上げようし、アンチは下記画像のように弁当の方には手を出そうとしていた矢先にアカネから連絡が入り、使命の方を優先しては六花の元から去っていく。
第5回
怪獣を倒した後に六花が山奥から自分達を見ている人間態のアンチを見つけ、「なんでこんな所に?」と不思議がっていた。
第6回
アカネが「ちょっとズルい」と言いつつアンチに『グリッドマンである響裕太を殺す』命令を下し、その命令に従ったアンチが標的である裕太を探すが中々見つからず、その上ろくに食事を与えられず空腹状態が続いていた事からゴミ箱の残飯を漁っていたところをたまたま出かけていた六花と再会し、スペシャルドッグを奢ってもらう。(この時にお互いの名前を知る事になる。)
また碌にお風呂に入らせてもらえず、臭いが出るまで汚れて、その上お風呂の事を知らないアンチを放って置けなくなった六花は(サムライ・キャリバーに監視されながら)自宅まで連れて行き、お風呂で体を洗ってあげる事にする。
ちなみに年下とは言え流石に異性の全裸には赤面していた。
尚、洗っている最中に六花はアンチに学校の事を聞いたらアンチの学校自体を理解していない反応から「複雑な事情がある感じ」と勘違いし(あながち間違っていないが)、人探しをしている事を知るが途中で湯を掛けて聞こえなくったので探し人が裕太という事は知らない。
服も綺麗にしてもらうと六花は公開学習先にアンチが居た事を聞こうとするといつも何やらいなくなり、その後裕太を見つけては命を狙おうとしてはキャリバーとマックスと交戦して一旦退避する。
第5回まではグリッドマン側の人物で人間態のアンチと面識あるのは六花だけであったが、第6回において少なくとも裕太とキャリバーとマックスからは正体は怪獣及び敵と知られる事になり、警戒対象になる。
キャリバーは唯一アンチの正体及び六花とアンチが交流している事を知る人物だが彼の事だからおそらく六花に配慮して自ら前述の事は伝えようとせず、六花自身はまだアンチの正体は知らないと思われる。
実際に第7回では『絢』でのグリッドマン陣営による会議ではアンチの事は話題になった形跡はなく、ヂリバー戦でスカイグリッドマンの目の前でアンチが怪獣態に変身としているが(目元は隠れていたが)顔色変えずに戦闘を見守っており、将もアンチが飛行形態になった事を驚いた事からおそらくジャンク越しでは人間態は見えず「青い怪獣がいきなり現れた」と認識している為、この時点では六花はまだアンチの正体は知らないと考えられる。(アレクシス・ケリヴは不明だがアカネも今までの経緯からして六花とアンチが交流している事は知らない模様。)
その六花自身はあの戦いの後でアンチが彼女が目撃したら悲鳴を上げるような惨過ぎる仕打ちを受けていた事は知らなかった……
第8回ではやはりアレクシスによって右目を負傷して自己流で手当をし、空腹状態に耐え切れず六花を当てにして『絢』に訪れるが六花はおらず、代わりに六花ママに食事を奢ってもらい、新世紀中学生(主にボラー)と一悶着(特に六花ママにお礼言わなかった事)起こしかけるがキャリバーが「礼儀は後で教えればいい」と電話番号を交換しては一旦逃がしている。
今言えるのは命と知性と心を持ち合わせても創造主であり、ある意味で実の親と言えるアカネからは単なる道具としか見てもらえず、そのアカネから粗末に扱われ、時には酷い仕打ちを受け、仕舞には余りにも惨過ぎる仕打ちを受けたアンチにとって必要なのは「創造主の敵を倒す使命」や「高い戦闘能力」に「戦えば戦うほどより強力な怪獣になれる素質(コピー能力による強化)」ではなく
温もりある愛情を注いでくれる『愛情に溢れた存在』との暖かい交流である。
関連イラスト
関連項目
そして第10回でアンチは六花や六花ママにキャリバーとの交流によって心を成長し、自分が生きる意味を見つけては怪獣からヒーローであるグリッドナイトに変わる事ができ、グリッドマン達が苦戦していたナナシBを倒す。
第11回では『絢』で起きた惨劇で重傷を負った裕太が宝多家の車で病院に運ばれるのを目撃し、病院のベッドで横たわる裕太と彼を心配するグリッドマン陣営がいる病室に現れ、そこで六花はボラーからアンチが青い人型怪獣と同一の存在と知る事になる。(余談だが将は初めて人間態のアンチと出会う事になる。)
そこで一悶着(特に将との)が起きるが六花と六花ママへの恩返しをする為に一人で再生産怪獣軍団に立ち向かって大半を倒し、最後は復活したグリッドマンと共に残りの怪獣達を撃破していくのであった。
孤独であった彼にもやっと居場所と仲間ができたのであった。
第12回ではアレクシスによってゼッガーの核にされたアカネを救うために単身で立ち向かい、あと少しでアカネを救いかけた所を隙を突かれてはアレクシスに致命傷を負わされてアカネを救うことができなかった…
その後は瀕死状態でグリッドマンと合体し、正に「共に戦う」でアレクシスを倒して本当の意味でアカネとツツジ台を救い出す事ができたのであった。
グリッドマン達が帰還する直前に六花がアンチの安否を質問した時にキャリバーがまるでアンチは死んだと思わせる事を言うが実際は先代アノシラスと怪獣少女に助けられていた事が判明する。
アニメ本編では六花とアンチが再開するシーンが描写されずに終わるが公式で販売されたクリエイターズブックで掲載された雨宮監督が描いた後日談になる漫画ではアンチが怪獣少女と一緒にいる所を六花が目撃し、少なくとも六花はアンチの生存は確認している事になる。
六花の場合「アンチ君に彼女できたんだ」と認識してるかもしれないが・・・