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概要だコロン編集

ヤッターマン」を原典としたスピンオフ作品であり、タイムボカンシリーズに名を連ねる「夜ノヤッターマン」。

この作品もまた、他のタイムボカンシリーズの例に洩れず、多種多様なメカが多数登場する。

関連タグだコロン編集

タイムボカンシリーズ 夜ノヤッターマン



以下ネタバレを含むコロン編集























ドロンボー一味側のメカだコロン編集

ボート編集

ヤッター・キングダムへ行こうとするレパードのために、ヴォルトカッツェエレパントゥスとの共同作業で製作したモーターボート。ボート本体の組み立てはエレパントゥスが行い、自身はエンジンを製作した模様。

後部に強力なエンジンを積んでおり、対岸まで高速まで移動できる速力を誇るが、あまりの速さにレパードが振り落とされそうになったり、子豚のオダさまが強烈な風圧を受けて吹っ飛ばされかけたほど。また乗り心地も悪く、製作者のヴォルトカッツェは船酔いでダウンしていた。

ヤッター・キングダムへの灯台へ向かったが、到着寸前にヤッター・キングダムを警備していたヤッターマン(ヤッター兵)に発見された上、海上から助けを求めていたレパードたちも容赦なく光線銃での攻撃を受け、流れ弾がエンジン部分を直撃して爆発・大破した。

トロッコ編集

ボヤッキー(ヴォルトカッツェ)が、放棄された海底トンネルを通じてのヤッター・キングダム上陸のために開発したトロッコ。強力なエンジンを積んでおり馬力と速力は高いが、上記のボートとは違って乗り心地がよく安定している。途中で見舞われた落石をトンズラー(エレパントゥス)が防ぎつつ順調に進んでいたが、水没した箇所を通過するためトロッコを水中に対応させる改造を考えるボヤッキーと遠回りを考えるトンズラーで意見が割れた末、ドロンジョ(レパード)の「当たって砕けろ」の精神でそのまま突破を図り(その際危うく溺れかけた)、なんとかヤッター・キングダムへの上陸に成功する。

その後、ヤッターマンに「デコピン」をするべく下記のデコピンメカへ改造された。

デコピンメカ編集

(CV:高坂篤志

第2話で登場。ヤッター・キングダム上陸を果たしたドロンボー一味が、最初にヤッターマンに「デコピン」をするべく、上記のトロッコを改造したメカ。

巨大なデコピンでヤッター兵を吹っ飛ばす威力を持ち、さらに装甲はヤッター兵の光線銃を弾き返すほど強固である。

初戦ではヤッター兵2人をデコピンの一撃で倒し、さらにヤッターコウノトリから発進したヤッター兵の大群に対しても優勢だったが、ヤッター兵の大群が合体したミサイルにより破壊される。

おしおき三輪車編集

第2話で初登場。デコピンメカを破壊されたドロンジョたちが逃走に使用した3人乗り自転車。ヤッター兵の攻撃で破壊された後、続く第3話で翼がつけられ人力飛行機の機能を持った改良型が登場し、ガリナとアルエットを合わせた5人乗りになった。しかし、重量オーバーや改良ミスのためか、すぐに壊れて墜落した。

その後も改良が続けられており、第4話では後部にリアカーがつけられ2人を乗せるようになったり、第6話では4人乗り+リアカーに増設、さらに先頭部が分離して一輪車にもなるなど、多彩な機能を持つようになった。第10話では、人力飛行機の機能を活かしヤッター・メトロポリスへの侵入にも用いられている。

目覚まし時計編集

ボヤッキーが作った目覚まし時計。変テコな形状が特徴。ガリナの家の地下室に落ちていた部品から造られた。

バクダーン編集

第3話で登場した巨大な筒状のメカ(ダイナマイトがモチーフと思われる)。外部の装甲にドロンボーのマークが描かれ、本体下部の周囲にジャッキのような形状の脚が4本ついている。主な武装は特になく、唯一の攻撃方法は自爆のみ。自爆する際は頭部の導火線が点火した上外部装甲が傘のように展開してプロペラのように回転し、2本の腕が出てきて相手を抱え込んだ後に自爆する。

また、外部装甲の下には2つの目が存在し、さらにヴォルトカッツェ曰く「ユーモアが必要」という理由から、コクピットにはオダさまの木登り用のヤシの木も設置されている。

ヤッターコウノトリの攻撃で焼き尽くされたガリナの家の地下から出現し、抱え込んでの自爆攻撃で倒した。

第9話ではガリナがアバレシ大監獄へ護送されるドロンジョたちの救出のため、手持ちサイズの小型版を用いて雪崩を起こした。

第12話ではダイドコロンの自爆攻撃の後で、ヤッター十二神将最後の生き残りとなったイチロー将軍とトンズラー(エレパントゥス)の一騎打ちの最中に2機目が登場、ボヤッキー(ヴォルトカッツェ)の自爆スイッチにより、ヤッター・メトロポリスの工場地帯を爆破すると同時にイチロー将軍を倒し、十二神将を全滅させた。

エテコー編集

(CV:高坂篤志

第4話登場。型のメカで「エテコー!」と叫ぶ。長い腕を利用した攻撃が得意で、蜂型のゾロメカを出す。ゾロメカ合戦の末、ヤッターパグの体当たりを食らって爆散する。

蜂型ゾロメカ編集

エテコーが放つ蜂型のゾロメカ。飛行能力と尻尾の針が武器。

チンギスハーン編集

第5話登場。モンゴル風の兜に2本の脚がついたような外見のドロンボーメカ。頭部は肉を焼いているジンギスカン鍋のような形で熱戦を発射し、股間部分にはマシンガンを装備。さらにヤッターメカ3機をことごとく圧倒するなど、高い戦闘能力と俊敏性を誇る。

チキチキ格闘大会の決勝戦で、巨大メカを繰り出してきた主催側に憤慨したドロンボーがこのメカで乱入してヤッター小結→親方との相撲対決で圧勝、ヤッターカンガルーとの対戦はモンゴルミサイルで勝利し、さらにヤッタータイガー→キャットに関節技をかけて倒したが、最後はゴロー将軍に見つかって追撃され、多数が合体して車輪形態となったヤッター兵の攻撃で破壊された。

オハナツーミ編集

(CV:森訓久

第6話登場。ゴロー将軍に捕らえられたガリナの救出作戦に投入された、笠を被り籠を背負った茶摘み娘型のドロンボーメカ。花占いの如く「スキ、キライ」と言いながらヤッター兵を次々と背中の籠に放り込み戦闘不能にした上、最後は事前に用意した巨大な落とし穴でヤッター兵を一網打尽にした。今作中のドロンボーメカの中でも、唯一破壊されていないメカである。

ガリナのサイコロ編集

ヴォルトカッツェの指導の下、メカ作りの才能も見せ始めたガリナが造った少し大きめの黄色いサイコロ。

床に置くと勝手にコロコロ転がり出して、しばらくして停まる。本人曰く、「作りかけ(試作)」(第7話時点)。ヴォルトカッツェ曰く、「まるでオモチャ」。

ガリナ自身常にサイコロを持ち歩き、出た目で物事を決める癖があり、そこにの面影を感じなくもなかったが、この黄色いサイコロによって彼の面影が一層強くなった。

オモッチャマ編集

(CV:たかはし智秋

ガリナがヴォルトカッツェの手解きを受けながら造った掌大のサイコロ型ロボット。当初は上記の通りサイコロが動く程度だったが、改良を重ねて頭部がつき喋れるようになり、第11話では頭頂部にプロペラがついて飛び回るなど自律行動ができるようになり、第12話では手足もつけられ完成した。

原作同様語尾に「コロン」をつけるが、本作では英語を交えて喋るようになった。

名前の由来はヴォルトカッツェが当初、「おもちゃみたいだ」と言ったことから。

第12話では新生ヤッターマンの一員として行動した。

オクトパース編集

第7話で登場。下記のヤッタートルの1機を改造して造られたタコ型ドロンボーメカ。口から墨のような黒い液体を出して攻撃、頭部は気球のように膨らませられる。

トマケ海中発電所から脱出して空中に逃げ出すが、無数のヤッタージョナサンの攻撃で破壊された際に黒い液体を周囲に撒き散らし、ヤッタージョナサンを全滅させた。実は囮役の無人メカだった。

ドーコイーカ・ダイオイーカ編集

第7話で登場。オクトパースと同時に造られ、海底発電所からの脱出に使用したダイオウイカ型ドロンボーメカ。武器は足ミサイル。また、イカの骨型の脱出メカを内蔵している。

囮役のオクトパースが浮上して敵の注意を引きつけている隙に海底発電所から脱出して壁に設置された海中発電ファンを破壊しようとしたところ、ヤッターマンボウの攻撃で足が故障して足ミサイルが使用不能になるが、「壁の向こうの外海へ行く」という漁師・リュウの夢を叶えるためにヤッターマンボウの頭部にしがみついて視界を奪いつつ海中発電ファンに激突、海中発電ファンを塞いでいるうちにリュウを脱出させ、壁の向こうの外海へ行かせることに成功。最後はヤッターマンボウと共に爆発するが、上記の脱出メカで爆発の勢いを利用して脱出した。

ダイドコロン編集

絵本「ヤッターマンでんせつ」や第11話でドクロベエが流した過去の映像に登場した、昔のドロンボーが最初に使用したドロンボーメカ。第12話ではヤッターコウノトリの残骸からドロンボーの象徴として、ヴォルトカッツェとガリナによって新たに造られた。

基本装備は口部のキャノン砲や腰の包丁型カッターなどオリジナルに準ずるが、火力と飛行能力はオリジナルを遙かに上回り、サブロー将軍のヤッターパグを急降下からの踏みつぶしで倒したり、ジロー将軍のヤッターパグの体当たりを受け止めてそのまま上空へ持ち上げたり、ヤッターコウノトリの体当たりで片腕を破壊されながらも戦闘を続けられるなど、高い戦闘能力を持っている。

ガリナたちによる新生ヤッターマンを支援するためにヤッター・メトロポリスを襲撃し、ヤッター兵を殲滅した上ヤッター十二神将の駆るヤッターパグ部隊と交戦、最後はドロンジョによる自爆攻撃でヤッター十二神将及びヤッターパグ部隊を巻き込んでイチロー将軍以外を戦闘不能に追い込んだ。

ヤッターワン編集

絵本「ヤッターマンでんせつ」や第11話でドクロベエが流した過去の映像に登場した、昔のヤッターマンが使用したヤッターメカ。第12話ではヤッターコウノトリの残骸からヤッターマンの象徴として、ヴォルトカッツェとガリナによって新たに造られた。

オリジナルとは異なり腕の大きいゴリラのような体格で、ガリナやアルエットがすっぽり収まるほどの巨大な手とキャタピラ状の足、オリジナルよりやや口吻の長い顔つきで頭部の左右に2本の長いマフラーを備え、オリジナルにはない両肩のロケットで飛行する能力を持つ。ただし武装はなく、両手に2人の新生ヤッターマンをそれぞれ載せて飛び回る形で戦う。

名前はサイボーグ犬のワン(下記参照)からで、ワンの部品も組み込まれているためか、新生ヤッターマン2号(アルエット)の呼びかけに反応してフルパワーを出す描写が見られた。

新生ヤッターマンになったガリナとアルエット、オモッチャマと共にヤッターコウノトリ(3機目)を退け、数百mサイズの巨人と化したドクロベエと交戦、上記のロケットを駆使した高速飛行でドクロベエを翻弄し、激闘の末に打ち倒した。

その後はガリナの手で改造されたのか、ラストシーンでオリジナルと同じ姿になっていた。

ケンダマジック編集

ガリナが変身した、新生ヤッターマン1号の武器。

元はガリナが自作した木製のけん玉を、ヴァルトカッツェが改良したもの。

糸で相手を拘束したのち、強力な電撃を浴びせることができる他、けん先をヤッターワンの腕に突き立てることでパワーアップさせることができる。

過去作に登場したケンダマジックと異なり、玉の部分にYのマークがあしらわれたデザインが特徴。

劇中ではヤッター十二神将であるジロー撃破。さらに巨大化したドクロベエをヤッターメトロポリスの外まで引き摺り出すなどの活躍を見せた。

シビレステッキ編集

アルエットが変身した、新生ヤッターマン2号の武器

ゴロー将軍の形見であるステッキを娘であるアルエットが受け継いだものであり、先端部分にハートがあしらわれている。

ヤッターコウノトリを一撃で爆散させるほどの電撃を発生させることができる。

コクピットメカ編集

ドロンボーメカのコクピット内で登場するメカ。

  • 第3話登場。ヤシの木が現れ、オダさまが登る「豚もおだてりゃ木に登る、ブー」。
  • 第4話登場。コートを着たダンディな猿。「いい男は過去を振り向かずに黙ってサルもの」。
  • 第5話登場。破裏拳ポリマー風の衣装を着たブルドッグ。「ハリケンだワン、怒りのハリケーン食らわせろワン」。
  • 第6話登場。雌雄一組の豚が登場。男女の再会シーンを演じ、「あなた、待ってたわ」。
  • 第7話登場。第6話と同じく雌雄一組の豚で、何やらいやらしい行為をやっている。
  • 第12話で再びヤシの木が現れ、オダさまが登る「豚もおだてりゃ木に登る、ブー」。

ヤッター・キングダム側のメカだコロン編集

ヤッター兵編集

(CV:内匠靖明下屋則子高坂篤志柚木涼香北沢力

詳細は個別記事を参照。

ヤッター兵隊長編集

(CV:高橋研二

無数のヤッター兵を従えるリーダー格のロボット兵。左右の半身がそれぞれヤッターマン1号・2号を基にしたような姿をしている(ちょうどキカイダー仮面ライダーWのような感じで、左半身が2号で右半身が1号)。また、吹き飛ばされたヤッター兵を弾き返すなど、高い戦闘能力が窺える。

他のヤッター兵同様非情な性格だが、同様に人間臭い一面も見せる。

G隊長編集

(CV:高坂篤志

ヤッター兵の上級クラスのロボット兵。軍服姿で短いマントをつけているほか、顔の赤い覆面のマーキングの形状が隈取にも似ているのが特徴で、他のヤッター兵とは違ってオカマ口調で喋る。

命令に忠実で勤勉かつ実直な性格で十二神将の近衛兵的な役割であり、主にゴロー将軍の補佐やヤッター兵などの指揮などを任務とする。

ゴロー将軍の副官として第6話から第9話までの間補佐していたが、最後はヤッターゴゾウシャに飛び移ってきたガリナの体当たりを受けて、近くにいたヤッター兵もろとも海中へ突き落とされる。

ドーベルマン型ロボット・ワン編集

第4話で初登場。ゴロー将軍につき従う黒いドーベルマン型のロボット犬。外見はどことなく「新造人間キャシャーン」のフレンダーに似ている。高い戦闘能力を持ち、ゴロー将軍の命令に忠実で標的を追い詰める。しかし、第6話でガリナを捕獲した際、なぜか彼に襲いかかろうとせずその前に座り込んで尻尾を振っていたり、ヤッター兵に連れて行かれた際に悲しげな鳴き声を出すなどガリナに懐いているようで、ガリナの方も薄々正体に気づいた模様。

第9話では護送中の新生ドロンボーの救出に向かったガリナとアルエットを迎撃すべくゴロー将軍の命令でレーシングカーに襲いかかるが、アルエットが乗っていたため攻撃しようとせず、それにより作戦失敗の責任を取らされ、ゴロー将軍と共に投獄されてしまう。

第11話で記憶を取り戻したゴロー将軍と共に、ドロンジョたちやアルエットを助けるための足止めを買って出て多くのヤッター兵相手に奮戦するも、ゴロー将軍が左腕と下半身を失った不自由な状態だったこともあり窮地に追い込まれていく。そして最後はゴロー将軍の自爆に巻き込まれ、運命を共にした。

その残骸の一部(脚の一本)はガリナが持ち帰り、後にヤッターワン(上記参照)の一部として組み込まれた。

ヤッターコウノトリ編集

第2話で初登場。脚の長い鳥の形をした飛行型メカで外見がヤッターペリカンに似ている(加えて、「オタスケマン」のオタスケサンデー号の面影もどことなく見られる)が、目つきが悪い。頭部に一人乗りのコクピットがある。

口からヤッター兵をゾロメカの如く放出し、さらに多数のヤッター兵が合体・変形したミサイルを一旦飲み込んだ上で発射する。また嘴の先にぶら下げている籠に入った鳥型のメカは爆弾で、上に投げてから一旦飲み込んだ上で発射する。

新生ドロンボーの初のメカ戦だったが、その際はヤッター兵が合体したミサイルでドロンボーのデコピンメカを破壊した。

続く第3話では新生ドロンボーを匿ったガリナの抹殺のために飛来し、多数のヤッター兵を放った。その後上記の雛鳥型メカでガリナの家を破壊するが、地下から現れたバクダーンに捕まり、その自爆に巻き込まれて破壊された。

数機量産されており、2機目はヤッター・メトロポリスのタワーの屋上に配備されていて、第11話でゴロー将軍の手引きで新生ドロンボーたちの脱出に使われたが対空レーザーの砲撃で撃墜され、その残骸はヤッターワンとダイドコロンの建造に活用された。また第12話では3機目が登場し、ダイドコロン及びヤッターワンと交戦、体当たりでダイドコロンの片腕を破壊するも、ヤッターワンに乗った新生ヤッターマン2号のシビレステッキの一閃を受けて爆散した。

ヤッターパグ編集

(CV:三戸耕三

第4話で初登場。ゴロー将軍の使うパグ型のヤッターメカ。右肩に大型スピーカーを持ち、マイクの機能を持つゴロー将軍の杖を通して将軍の声を流せる。自律行動も可能だが、口の上の部分に一人乗りのコクピットがありゴロー将軍が搭乗できる。ホットドッグ型のメカの素を食べて人間の鼻型のゾロメカを出すほか、藁苞入りの納豆型(第8話)のメカの素で納豆型ゾロメカ・ネトネトネットを出す。

武装は持たないものの外見に似合わず戦闘能力はかなり高く、またゴロー将軍の杖からの電撃で出力を強化し、ドロンボーメカ・エテコーを体当たり攻撃で倒すほどの力を発揮する。

足回りは四輪車のようになっていてこれで走行するほか、高速で移動する際には両サイドに円型に組んだヤッター兵が合体し、タイヤのように高速回転する。

第9話で、ガリナたちによるドロンボー救出作戦の際にゴロー将軍と共にガリナたちの乗るレーシングカーと交戦したが、ゴロー将軍がガリナの剣玉を食らって吹っ飛ばされた後、後を追うように道路から飛び出して海中へ転落し、そのまま沈んでいった。

続く第10話で実はヤッター十二神将専用のヤッターメカで1人1機ずつ存在することが明かされ、メンバーによってカラーリングが異なっている。

このヤッター十二神将のヤッターパグ部隊は、第12話でダイドコロンと交戦の末踏みつぶされたり上空へ持ち上げられた後地面に叩きつけられるなどして破壊され、最後はダイドコロンの自爆攻撃によりイチロー将軍以外のヤッター十二神将共々全滅した。

外見やメカの素など、昭和版のヤッターブルと特徴が似ている。

鼻型ゾロメカ編集

第4話で出てきた、ヤッターパグが放つ人間の鼻の形をしたゾロメカ。嗅覚で新生ドロンボーの居場所を捜索した後、エテコーの繰り出した蜂型ゾロメカと交戦した。

ネトネトネット編集

第8話で出てきた、ヤッターパグが放つ藁苞入りの納豆の形をしたゾロメカ。網を放って対象を捕縛する能力を持つ。クッシャロデッシャロ湖に棲む怪獣・クッシーの子供のクッちゃんを母親の下に送り届けようとやってきたドロンボーを網で捕らえるが、そこに駆けつけたクッちゃんの母親に網を引きちぎられ、クッちゃんは無事母親と再会を果たした。

ヤッター前頭十枚目 → ヤッター小結 → ヤッター親方編集

第5話登場。チキチキ格闘大会相撲部門の決勝戦に出場した闘牛型の力士ヤッターメカ。ヤッター兵B(2号タイプ)が操縦する。

パワータイプであるが口からミサイルを発射する。生身の人間でありながら怯まず立ち向かうタケシ相手に不利になると「審議の結果」として勝手に小結に昇進、続くチンギスハーンとの対戦ではさらに特進して親方となる。しかし引退した親方になったため逆にパワーダウンしてしまい(そのことをトンズラー=エレパントゥスにも突っ込まれていた)、チンギスハーンの体当たりで吹っ飛ばされて爆発した。

この経過は劇場版の「ヤッターマン」に登場するイカタゴサクが用いた出世魚メカのハマチメカを基にしたと思われ、こちらはハマチメカからブリメカに成長するも、出世しすぎたため言うことを聞かなくなり、最後はイカタゴサクに襲いかかって破壊されてしまっていた。

名前の元ネタは昭和版のヤッターよこづなと思われる。

ヤッターカンガルー & ヤッター子カンガルー編集

第5話登場。チキチキ格闘大会ボクシング部門の決勝戦に出場したカンガルー型のボクサーヤッターメカ。ヤッター兵Bが操縦する。

カンガルーらしくボクシンググローブによるパンチ攻撃を得意とするが、ボクシングにもかかわらず尻尾を使って攻撃することもある。腹部の袋には子カンガルーを内蔵、親子とも口から光線を撃つことも可能。

子カンガルーは親メカから分離しての連携攻撃が得意で、その愛くるしい姿はドロンジョが「欲しい」と思うほどだった。

チンギスハーンとボクシングで対決し、子カンガルーを分離しての連携攻撃を行ったが高熱を発する頭部の鍋で防がれ、最後はモンゴルミサイルで親子共々破壊される(爆発の際、子カンガルーは「お母さん」と言っていた)。

ヤッタータイガー → ヤッターキャット編集

第5話登場。チキチキ格闘大会プロレス部門の決勝戦に出場した型の覆面レスラーヤッターメカ。ヤッター兵Bが操縦する。

両手の長い爪で相手(生身の人間)をつまんで関節技をかけるなど手先が器用で、それで相手を押しつぶす。

チンギスハーンには逆に2本の脚を用いた関節技(詳細は下記参照)を極められた上、覆面を剥がされると実は三毛猫型だったことが判明、その後爆散した。

当然だが元ネタはタイガーマスク

ヤッタージョナサン編集

第7話登場。トマケ海岸を巡回監視している型の無人監視メカ。複数が配備され、外海との境目にある壁の外へ行こうとする者を妨害したり、目のカメラで撮影した映像を本部に送信したりした。武器は鋭い嘴による攻撃だが、多数の攻撃でオクトパースを破壊した際にオクトパースの自爆に巻き込まれて全滅した。

ヤッタートル編集

第7話登場。トマケ海中発電所への移動手段に用いられている海亀型潜水メカ。頭の内部に操縦席があり、ヤッター兵A(1号タイプ)が操縦。また胴体の内部はなぜか畳敷きで、ちゃぶ台や座布団が置かれていた。空腹のあまり見境がつかなくなっていた新生ドロンボーを欺いて竜宮城に連れていく亀として用意された。発電所には複数機配備されており、その内、1機は分解されてドロンボーメカ・オクトパースへ改造される。

ヤッターマンボウ編集

第7話登場。マンボウ型の巨大潜水輸送メカ。体を横倒しにしてアンコウのような形の水中移動形態に変形でき、武器として水流ミサイルを装備している。

捕獲した新生ドロンボーをゴロー将軍の下へ連行するために使用されたが、新生ドロンボーが脱出したためそのまま追撃に転じ、逃走するドーコイーカ・ダイオイーカを攻撃してミサイルを使用不能に追い込むが、最後はドーコイーカ・ダイオイーカに頭部にしがみつかれて視界を奪われ海中発電ファンに激突、爆散する。

ヤッターゴゾウシャ編集

第9話登場。昭和版のヤッターゾウを彷彿とさせる型の護送車メカ。籠盛りの果物型のメカの素を食べることで尻から爆弾型のゾロメカ・カウントダフンを発射する。ヤッター兵が操縦するほか、自動操縦も可能。

ゴロー将軍が新生ドロンボーを策略で捕らえ、アバレシ大監獄へ護送する際に用いた。ガリナの活躍によって操縦系統が乗っ取られたが最終的に制御不能になり、大監獄のエネルギー炉心に突っ込んで監獄ごと大爆発した(その際新生ドロンボーとガリナは吹っ飛ばされてくる形で生還した)。

カウントダフン編集

ヤッターゴゾウシャが発射する、手足が生えた丸い爆弾(象の糞?)の形をしたゾロメカで、発射後にカウントダウンが始まり0になると爆発する。


その他のメカだコロン編集

レーシングカー編集

第9話で登場。老チンパンジーのサンピーが守っていた白いレーシングカー。全体の形状やハンドル周りが「マッハGOGOGO」のマッハ号に似ている。

人工知能を搭載しており、自動操縦に加え状況に応じて様々な機能を発揮できる。

ゴロー将軍に捕らえられた新生ドロンボーの救出のためガルナ、アルエット、サンピーと共にアバレシ大監獄へ向かうヤッターゴゾウシャとヤッターパグを追いかけ、様々な機能でガリナを助けた末見事に新生ドロンボーを救出し、さらにアバレシ大監獄の破壊にも成功した。

その後、サンピーと共に世界を回ることとなり、ガリナやドロンジョたちと別れて旅立っていった。


余談だコロン編集

第5話でチンギスハーンがヤッタータイガー(キャット)を倒した時の技が、「餓狼伝」の虎王に似ているらしい(ちなみに虎王とは、両脚で相手の頭を挟む打撃技。自分の両脚を虎の顎(あぎと)に見立てた技で、虎がその巨大な上顎と下顎で獲物の頭に咬みつき、延髄に牙を突き立ててとどめを刺すことが、「虎王」という名の由来となっている。作中で丹波が使用したのは、拳打に飛びつき両足で相手の頭を蹴り挟んだ後、取った腕をそのまま捻り上げ、肩関節を極めた形で相手を顔面から地面に叩きつけるというもの)。

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