CV:梶裕貴
プロフィール
「謎の新人オデブ」(旧)、「おデブなエースストライカー」(新)。
概要
出生日は7月14日(イレブンライセンスカードより)。
イナズマイレブンのFWキャラでは珍しい低身長で肥満体型。外見とは裏腹にすばしっこく、クールでニヒル。そしてぶっきらぼうな性格。
側面を刈り上げ、逆立てた茶髪が特徴。
都会から転校してきたため、始めから伊那国島出身ではない(ただ島に移住してきた理由は不明のまま)。
メンバーの中では既に技を覚えていたりと始めは日野社長曰く「謎めいたキャラクター」と語っていた。
小学6年生でディフェンダーだった頃、ある出来事で豪炎寺(当時中学1年、木戸川清修所属)と出会い、彼の言葉を受けてフォワードに転向した。
そのきっかけで豪炎寺を尊敬しており、彼のことになると熱くなる模様。その影響か木戸川清修のスポンサー「ゼットゼミナール」に通ってる。
乱暴な口調や悪態こそ目立つものの、チームのエースストライカーとしてアレスの天秤の全試合で雷門中の得点及び勝利に貢献してきた彼だが、続編のオリオンの刻印では何故かイナズマジャパンの代表メンバーに選ばれなかった。FFIアジア予選後の雷門中でのパーティーでも一人修行中ということで姿を表さなかった。
そして、本戦第3試合「パーフェクトスパーク」戦前に追加メンバーとして海腹のりかと共に加入。更に山でのツキノワグマである手負いの弥十郎とのサバイバルな修行の成果なのか、痩せて頭身が上がり、瞳が少し大きくなったという衝撃的な姿を現した。あまりの変わりぶりに伊那国メンバーや合流したのりかですら豪炎寺と見間違えるほど(というか本人の意志で豪炎寺に寄せた)。
ただし、ロシア戦後に明日人が戻ってきたときは驚くそぶりをせず初見で小僧丸だと見抜いた。(髪型をベリーショートにしてイメチェンしたのりかにも同様の反応をしており前もって誰かから聞いた可能性もあるが・・・)
更にぶっきらぼうな性格も鳴りを潜め、精神的な成長も遂げているが豪炎寺の必殺技のラストリゾートを受け継ぐのは自分だと思っておりプライドの高さは健在である。
本領を発揮する際にはガスコンロが点火するような演出と共に青い炎のオーラを出し髪を逆立て、相手のゴールめがけて必殺シュートを決めるようになった(コロコロコミック公式オンラインサイトで公開された原作設定画によると名称は「スーパーワイルド」)。
ロシア戦では相手チームの明日人らしき選手アース・イナームの登場に動揺を隠せずにいたメンバーを一喝するため、簡易版ファイアトルネードでアースの顔面に直接命中。負傷退場させることは出来たが危険行為と見なされ、レッドカードを受けて退場することになる。
ちなみに現実ではレッドカードを提示された選手はフィールド周辺およびテクニカルエリア周辺(ベンチ)から離れなければならず次の試合も出場停止になるのだが、小僧丸はフィールドから退場後もベンチで試合を見守っており、次の試合のフランス戦もオリオン財団の策略でフランス選手が食中毒になりイナズマジャパンの不戦勝で試合は行われなかったが、小僧丸がスタメンで出場しようとしていたシーンがある。(これは脚本家がレッドカードの規則を十分に把握していなかった、もしくはイナイレ世界でのレッドカードは現実とは規則が異なるのかもしれない。円盤化及び一部配信でのフランス戦ではアフロディと立ち位置を入れ替える修正が入っている。)
(正式な試合でレッドカードが出るのは別の時間軸であるイナズマイレブンGOクロノ・ストーンのプロトコル・オメガ2.0のドリム以来)。
試合後アースの正体が明日人の影武者でそれほど怪我を負わなかったため、初めから偽者だと見抜いた上で加減していたと思われる。
決勝トーナメントから本格的にラストリゾートを受け継ごうと一人で奮闘してきたが、準決勝「ガーディアンズオブクイーン」戦後半で負傷した砂木沼に代わり、豪炎寺と共に交代出場。
豪炎寺に自分を継承者としてラストリゾートを撃たせてもらうように仰ぎ、完全コピーの1人ラストリゾートを完成させたが・・・。
必殺技
前述の通り、豪炎寺の技を見よう見まねで編み出したものと思われる。ただし利き足である右足でシュートを決めている。
イナズマジャパン合流後に初披露した必殺技もこれ。
北極グマ2号(シュート技/ロング)
メテオドロップ(シュート技)
パートナーは明日人、氷浦。
爆熱ストーム(シュート技/オーバーライド)
明日人のシャイニングバードとファイアトルネードを合体させたオーバーライド。木戸川清修の豪炎寺と武方三兄弟が披露したものとは異なる(もしくはそれを意識したもの)。
カウンタードライブ(ブロック技)
パートナーは明日人。同名の技がイナズマイレブンGOシリーズに存在し、こちらはキャッチ技でアッパーカットでボールの勢いを殺し、ゴールラインギリギリで止める技となっている。なお、スーパースキャンなどバージョンが異なる必殺技は過去にも存在していたが、同名で用途もアクションも異なる必殺技はこれが初。
ビクトリーライン(シュート技)
パートナーは明日人、道成。
火だるまバクネツ弾(シュート技)
小僧丸オリジナルの単独シュート技。
オーバーサイクロン(シュート技)
パーフェクトスパーク戦で披露した新シュート技。
随所に豪炎寺のラストリゾートをオマージュしており、オリジナルに近づける最初のステップとも言われている。
ラストリゾート(シュート技)
ガーディアンズオブクイーン戦で披露した1人ラストリゾート。こちらはオリジナルと同じく左足でシュートを決めている。
強化型サポーターを付けたキーパーの必殺技を破ることは出来たが、イタリアキャプテンのペトロニオの「ラストリゾートD」で蹴り返されてしまう。
余談
アレスの天秤の初期の頃から公開されていたキャラで、アニメが放送されてからもファンからの評価は低いものであった。
そしてオリオン編の途中で復帰する際には痩せて身長が上がり非常に良いキャラに成り上がったとも言えるのだが、この頃から既にシリーズ自体の人気や視聴率もガクっと下がっていた頃だったため、この痩せた事自体を知らない者も多くいると思われ、実際pixiv内でも太っていた頃のイラストのほうが明らかに多い有り様となっている。
関連イラスト
関連タグ
イナズマイレブンアレスの天秤/イナズマイレブンオリオンの刻印
吹雪アツヤ:小僧丸が豪炎寺を尊敬する炎のストライカーであるなら、アツヤは士郎を尊敬する氷のストライカーであり、更にオリオンで小僧丸は修業でツキノワグマを倒したストライカーにもなったが同様にアツヤもヒグマを倒したストライカーであり小僧丸本人も『熊殺し』でもある彼を意識していたシーンがあるなど何かと縁があった。
一之瀬一哉/不動明王(イナズマイレブン):過去シリーズにおける中の人繋がりで旧シリーズ軸やアレス以降の軸共に一之瀬や小僧丸が主要人物から外れたときに不動を演じ、出演を継続した。
有田春雪:体型と中の人が共通している
五郎丸歩:苗字の元ネタ(?)
穂村尊:テレビ東京系アニメ出身、炎属性に関係、中の人が同じと類似箇所あり。
西園寺玲華:NHKで放送したサッカーアニメ銀河へキックオフ!!の登場人物であり主人公チームの選手、同じ太めの体格だが話が進むにつれ痩せて頭身が高くなったという共通点がある。
雲池クマ子/七雲クウカ:同じレベルファイブ作品の妖怪学園Yの登場人物であり、太めの体格だが後に痩せて頭身が高くなり別人のようとなった共通点がある。