※当記事はタグとしてスムーズに使用できるよう、意図的に大山版での表記を採用しています。
概要
てんとう虫コミックス29巻、藤子・F・不二雄大全集13巻に収録。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1995年7月28日放送。
- サブタイトルは「広ーい宇宙で海水浴」
- スネ夫が海水浴に行くのは翌日になっているため、冒頭にスネ吉はおらず、スネ夫は空地の木陰で皆に自慢話をしている。そしてのび太が回想で言ったセリフもスネ夫が直接言っており、ジャイアンはのび太にアヒルの浮き輪を持ってくるようイヤミを言っている。
- ドラえもんがどこでもドアで宇宙に行ったのは真夜中。このため、のび太を作った星に連れて行ったのも翌日になっている。
- スネ夫は海岸の混み具合を賞賛しているが、しずかは「海に入れない」と不満げで、これに対しスネ夫は「そこがいいんだ。この汗の臭いが庶民の息吹を感じさせるんだな!」と自慢げに言うが、すぐにジャイアンから「そんなもん感じなくていいっつーの!」とツッコまれた。
- のび太はひみつ道具『タントサンソアメ』を使って海水浴を楽しんだ。また、この水中には魚だけでなく、イルカや蛸もいた。
- スネ夫たちはその後、一応海に入ったが、混雑でギュウギュウ詰めだったため、ジャイアンとしずかからは不評だった。更にこの後も浜辺でバーベキューを食べているが、バーベキューから出た煙で他の来訪者が迷惑そうな顔をしていたため、ジャイアンとしずかは食べずらそうだった。
- オールが流れていってしまったのは、どっちが陸か分からないと答えたスネ夫にジャイアンが掴みかかって、ボートが揺れたから。
- 電送ポンプに吸い上げられた際、しずかはのび太のボートの上に落ちており、「のび太の仕業だな!」とボートを追いかけるジャイアンとスネ夫や、楽しそうに逃げるのび太を見てドラえもんは「やっぱり仲間がいた方が楽しいよね!」と言いながら、仲間に入ろうと皆の方へ[タケコプター]]で飛んで行った。
水田版
- 2023年8月19日放送。
- のび太は海水浴を楽しんだ後、ドラえもんと砂遊びをしたり、ウミガメ型のビニールボートに乗ったり、カニに指を挟まれたりしている。
- スネ夫たちが豪華な弁当を食べている場面が追加されている。
- のび太たちは最初にカレーライスを注文したが、食べ終えた後、まだ物足りなかったので、更に色々な食べ物を注文した。
- ドラえもんが電送ポンプで再度海水を吸い上げて星を大きくしたのは、この星は小さすぎてすぐに沖についてしまうからと思ったから。
今回登場したひみつ道具
静止衛星
これを宇宙に浮かべると、これを芯として星を作ることが出来る。
電送ポンプ
遠くにあるものを電送して、手元に取り寄せることができる。
タントサンソアメ
大山版にのみ登場。初登場は『のび太と竜の騎士』で、体長編の水中酸素あめに相当する。
食べると、水から酸素を取り出して、水中でも呼吸できるようになる。
詳細はリンク先を参照。