概要
前作『仮面ライダーSPIRITS』がヒジョーに中途半端な所で掲載誌『マガジンZ』の廃刊に伴い打ち切りになってしまったためその続編として『月刊少年マガジン』に移籍して開始した。
背表紙が黒かった旧ライスピとは対照的に、白い背表紙なのが特徴。
また、2巻以降の表紙には歴代ライダーとそのマシンが描かれている。13巻以降はその巻で活躍するライダーを重点的に描くものになった。
序盤では仮面ライダー2号の誕生秘話が描かれ、その後に旧ライスピのガランダー帝国編の続きが掲載された。そのため、区分上は第4部ではなく、第3部「DRAGON ROAD」の後半、ということで差支えない。
余談だが、月刊連載にもかかわらず非常に休載が多く、旧ライスピに比べるとやや単行本の刊行スペースが遅いのも特徴。ショッカー編以降は休載も減り、刊行ペースも旧と変わらないレベルになっている。
また前作から地続きの物語であるのに、わざわざ「新」をつけているのは『新・仮面ライダー』(すがやみつる)へのリスペクトを意識したオマージュによる。
あらすじ
仮面ライダーアマゾンの腕が、巨大化したモグラ獣人に斬り落とされた_____。
その驚愕の事実は、Oシグナルで全ての仮面ライダーたちに伝えられた。ライダーたちがざわつく中、仮面ライダー1号/本郷猛は、自分が「仮面ライダー1号」になった日のことを思い出していた…。
アマゾン/山本大介を助けるため、SPIRITS第十分隊は沖縄の大地を駆け回る。仮面ライダーZX/村雨良はガランダー帝国への怒りを募らせるが、ガランダーの総帥・ゼロ大帝は奪ったギギの腕輪を使ってアマゾンに変身してしまう!
世界征服の拠点として、始まりの国=日本をバダンの国にするために、ライダーやSPIRITSに次々と襲い掛かる暗闇大使の刺客。北陸のジンドグマ、東北のドグマ、そして関東のショッカーと大首領JUDO直属の改造魔人デルザー軍団…ライダーたちは日本を取り戻すべく、怪人たちと戦い続ける。
そんな中、ようやく東京に辿り着いた1号は、子供を助けようとして時空魔法陣に取り込まれてしまう。1号が流された場所は、始まりの敵・ショッカーの最後の基地だった!!
ショッカーとの長きにわたる激闘の果て、ダブルライダーは宿敵・地獄大使を倒し、遂に(直属であるデルザーを除く)全ての敵組織を滅ぼすことに成功する。しかし、突然のアマテラスの登場により、事態は風雲急を告げる…!!