演:木村昴(本人役)
「ウイーッ! 元気してた?
ウーッ! ボーン!
お邪魔いたしますばる!」
バイス「ウオオオオオーッ!
超絶・爆裂・ハイパー人気声優の木村昴っちじゃん!
おお! かっけぇ!」
概要
『仮面ライダーリバイス』の登場人物。第30話「声優!SAY ME!青春のあとしまつ!」及び31話「幻想の導き、夢のあとさき」に登場。
五十嵐一輝が所属していた高校サッカー部の先輩であり、コーチを務めていた。現在は現実世界と同じく人気声優として活躍し、声優として修業中であるサッカー部の後輩、池山浩二の面倒を見ている。
同窓会で再会した一輝と浩二が険悪な雰囲気になるのを見て、仲を取り持つべく色々と気を遣う様子が見られた。
第30話のラストシーンでは、何やら悪役っぽい雰囲気で出てきたが……?
ネタバレ
実は一輝と浩二の仲を取り持つ為、一輝に過去を思い出させようとラフレシア・デッドマンを生み出した張本人。
しかし、デッドマンがギフの影響で、強力になっていた為に制御ができなかった。
本作においてデッドマンを生み出す行為は、フェニックスに連行・収容所に送られる等、犯罪者に等しい扱いを受けるものである。
しかし、コーチを務めていたサッカー部で、練習中に「試合だと思って本気でやれ」とのアドバイスが、結果的に2人の若者のサッカー人生を潰す遠因となった事態に、長年責任を感じていた木村昴は、その贖罪として上記の過ちを犯してしまったのが、今回の件の真相であった。真実を知って「先輩が罪を負う必要なんてない」と嘆く一輝に対して「わかってるさ。でも逃げちゃいけないと思った」と、木村昴は微苦笑気味に答えている。
全てを一輝に話し終えた後、木村昴は「カタがついたら……またサッカーしようぜ」と口にし、フェニックスに連行されていった。
またその直前、浩二へ自身の代役を頼むと連絡しているが、一輝と共に過去を回想した浩二も全てを察したのか「昴さん、ありがとうございます」と感極まった様子で答えている。
最終話にて、久しぶりに登場。どうやら更生施設から出所したようであり、一輝やカズたちと仲良くサッカーをしていた。
余談
記事冒頭の台詞は案の定、アドリブ(キャストブログにて判明 )
本人出演の為に、バイス役も含めてOPの出演者の一覧に、木村昴が2回も出るややこしい事態になってしまっていた。
また、バイスが木村昴について興奮、早口で説明したりするのだが、中の人が中の人な為メタ的に見ると自画自賛してるようにも聞こえる。
昴がフェニックスに連行されたシーンでは、一部視聴者からは「おはスタの代役どうするん?」「ジャイアンの声どうなるんだろう」等と、冗談半分で現実で放送されている木村昴が出演している番組(が『リバイス』の世界でも存在していた場合)の今後を懸念する声も出たとか。
放送終了後はTwitterのワード検索にてサジェストに「木村昴 逮捕」「木村昴 犯人」「木村昴 不祥事」と(『リバイス』の世界でも上がっているであろう)洒落にならない候補が入ってきてしまっており、木村昴本人は慌てて「そういう役だからね!!」と発言している。
後に出た自身のYoutubeチャンネルでの解説動画
尚、ラフレシアプロトバイスタンプの入手に加え、ラフレシア・デッドマンの能力を熟知し過ぎている等の点から、極一部の視聴者から「こちらの木村昴はデッドマンズが崩壊するまでは、同組織の準幹部まで就いていたのでは?」とネタ込みで勘繰られている。
また、第35話でギフの攻撃によりスカイベースが撃墜されてしまった事態を受け、一部の視聴者からは彼を筆頭にスカイベースに収容されている、デッドマンズ関連の事件の関係者の生存が不安視されている。
第35話の放送後はTwitterのサジェストには、上記の候補に加えて「木村昴 安否」などの不穏な単語が入ってしまった(無論『リバイス』の木村昴だが本人役のため、区別のしようがないのが原因であろう)。
しかし、第38話にて門田ヒロミが同期の田淵竜彦に頼んで、スカイベースに収容されていたデッドマンズ関連の事件関係者を、地上の基地に避難させていた事実が明らかとなり、生存の可能性が高くなってファンも胸を撫で下ろした。その後、上述の通り最終話に登場したため、ファンも「お帰り!」と歓喜する声があがっていた。
関連タグ
鈴村健一、神谷浩史、伊藤美来、堀川りょう:当エピソードに本人出演した声優。中でも伊藤女史は共演こそしていないものの、ラブコフの声を演じている。また、神谷氏と堀川氏は後に『MOVIEバトルロワイヤル』にてイザンギ、バリデロのCVとして出演。堀川氏に至ってはジュウガドライバーのシステムボイスも担当している。
イーグルゲノム:ある意味、バイスの代わりに彼が罪を数えることとなってしまった。