ゆっくり思い出してよ、私のこと。
プロフィール
概要
『アイドルマスターシャイニーカラーズ』に登場するアイドルの1人。283プロに所属し、樋口円香・福丸小糸・市川雛菜と共に4人組アイドルユニット「noctchill」を組む。高校2年生。
パーソナルカラーは最初こそユニットカラーであるウルトラマリンだったが、時系列と共にエメラルドグリーンに変化している。
人物
2階建ての一軒家に両親と共に暮らしている。家族仲は良好の模様。偶に叔母やいとこが浅倉家を訪れる事もある。
円香と小糸とは幼稚園から、雛菜とは小学校から交友のある幼馴染である。特に円香とは家がお隣さんであり、日頃から家族ぐるみの付き合いがある。
ある日、バスに乗り遅れたプロデューサーに声を掛けた折にアイドルへスカウトされる。最初は断るものの、プロデューサーが発したとある言葉が決して忘れ得ない過去の思い出と重なった事を機に透はスカウトを受諾。283プロのアイドルとしてプロデューサー達と共に「てっぺん」を目指して走り出す。
他者を意識する事が余り無く、ありのままをナチュラルに体現する何処までも自然体で飾らない性格。比例して感情の起伏も至極穏やかで荒立つ事はまず無い。
細かい事や周囲からどう見られるかという事を気にせず、おおらかでマイペース。しかし、その透明感あふれる佇まいには誰をも惹きつけるカリスマ的なオーラがある。
一見してわからないが、胸の内には彼女なりの強い上昇志向を秘めており、アイドル活動を重ねていくにつれ「てっぺん」へのぼる為に勝つ事に拘りを持つようになり、負けた悔しさすら「てっぺん」へのぼる道に繋がる嬉しさに変換し、「てっぺん」を目指して進み続ける向上心を併せ持つ。
反面、他人から見て感情の起伏が分り辛く口調・表情・文章全てにおいて感情表現が拙いため、何を考えているのか分かり難い事が多い。
周囲からの注目を気にしない事もあってそれ程他人の機微に聡くはないが、幼馴染など親しい相手の緊張具合を察せる程度には鈍くない。
ただ親しい人間相手には「言葉にせずとも自分の気持ちが伝わっている」と捉えている事もよくあるので、ディスコミュニケーションに繋がる事もしばしば。
実際プロデューサーと初めて会った時やシナリオイベント『アジェンダ283』(2020.7.31-)では櫻木真乃に対し普通に話しているし、プロデュースコミュ『ていうか、思い込んでた』では「分かってくれてると思っていた…」とプロデューサーはもう自分を理解してくれている存在だと思っているフシがあるなど、言葉数が少なく、会話も端的な表現に終始する事が目立つなど、無自覚なコミュニケーション障害を持っており、プロデュース当初はコミュニケーション強者であるプロデューサーも透の為人を把握するのに大変苦労した。またそのために口を開くとマイペースで天然な地が出ることから、コンテストなどでは自己アピールすると逆に点数が下がるという弱点を抱えている。
これはアイドルとしてのパフォーマンス面での課題に繋がっており、プロデューサーの指摘を受けて透も改善に意欲を示している。
性質は俗に言う「天然」タイプの人間。常日頃からボーッとしていたり細かい事を気にしない為か他人の話を余り聞いていなかったり物事問わず忘れ物をする事例が度々発生する(が堂々としている事が多い)。
- 財布を忘れることがある(が堂々としている)。
- 仕事で突飛な行動をする度に反省文を提出させられる。
- 朝食を食べ損ねる(小糸におにぎりを恵んでもらう)。
- 雛菜から貰ったマスコットを結構な頻度ですぐ失くす(雛菜によって勝手にカバンへ取り付けられてしまう物だが、誰かに指摘されるまで存在すら認識していないこともある)。
- 少し前に自分が考えていたことを言葉で表現する直前で言いたかったことがわからなくなる。
- 「甘い物を食べたい」という欲求が湧き上がったことで居残りレッスンの約束を失念。
- 3回に1回は歌唱中に歌詞を忘れて誤魔化している(あまりにも堂々と間違えるので、円香以外は誰も気づかない)。
- 『アジェンダ283』で真夏のゴミ拾いに参加したものの水分補給用の飲み物を忘れる。
- ハロウィン配信で「事前にお菓子を持って来ること」という小糸の説明をどう解釈したのか事前に業者へ注文し配信中に(雛菜と一緒に)宅配でお菓子を郵送してもらう。
- だらだらしていたために仕事に関わる連絡への返事を忘却したり、ミーティング開始時刻に遅れるという時間のルーズさ(後にプロデューサーの指摘により反省し改善)。
以上の事例からも見てわかるように何かしら抜けている場面が散見されるが、大抵の場合透本人は気にせずに堂々としている。
W.I.N.G.編のシナリオでは、天然で掴みどころのない透とのコミュニケーションに難渋するプロデューサーの苦闘も見所の一つとなっている。
一方でどんな形であれひとたびスイッチが入ると普段の天然気質からは打って変わって凄まじい集中力や行動力を発揮するなど、ポテンシャル自体は十分なようだ。
- noctchillとしての初仕事であった視聴者数が売りの生配信において、事前契約内容を反故にされ、生歌から口パクを強要された上に透中心の進行を明言され、配信前・配信中問わず透以外の幼馴染を軽んじられたことが切っ掛けとなり口パクの強要に従わず、しかも持ち歌とは関係無い童謡のような歌を歌うなど番組側の意図を破壊する行動に出る(後にこの件の責任を取らされ始末書を書かされた)。
- 上手くいかないダンス練習の気分転換の為に訪れたバッティングセンターでボールにかすりもしなかった体験と以前見たドラマの影響から「頑張らなきゃかっとばない」として「かすりもしなかったボールを打つ」ために上手くいっていなかったダンスを仕上げることを決意。目的が逆になったものの集中力が増した透の姿勢は小糸や雛菜にも波及し、結果として「noctchill全体のレベルが上がった」とトレーナーに褒められる程に上達する。
- ファン感謝祭においては、当初感謝祭に対して具体的にやりたい事が思い付かず主体的に感謝祭へ関わっていなかったが、後輩である小糸や雛菜が中心となって感謝祭の準備を果たしてくれたことを受けて気合いが入り、本番では「(自分が)やる番」と明言し見事なパフォーマンスを披露した。
- 当初からヴィジュアル系の仕事には高い適性を有しており、撮影では監督やカメラマンからの注文(ときには抽象的すぎて余人には理解できないもの)も完璧に熟すといった才能を見せている。
天然気質が目立つ普段のルーズさからスイッチが入った時の頼もしさへの変化、そこから生じるギャップがキャラクターとしての魅力のひとつである。
容姿
顔立ちの整った中性的な容貌、黄昏時の空模様を思わせる紫から青へのグラデーションが掛かった髪色、目力が強い藍緑色(アクアマリン)の瞳が特徴。
特に瞳の描写に関しては『シャニマス』に登場するハイライトが2つ存在するアイドルの中では、唯一大きなハイライトが下に、小さなハイライトが中央に描かれているキャラである。
髪に隠れて見えにくいが右耳に1つ、左耳に2つピアスを装着している。
制服姿においては男子生徒が着用する黒色のネクタイを着崩し、水色のカーディガンを腰に巻き付ける(プロデューサー巻き)など、男性らしさと女性らしさが共存しているかのようなスタイルが透の持つ中性的な雰囲気をより際立たせている。
この中性的な雰囲気は幼少期から既に発揮されており、当時は一人称が「僕」だった事も相俟って他人からは男の子だと勘違いされることもあったようだ(『とおるくんって呼ばれてたこともあった』そうである)。
また約束コミュではビジュアル・レッスンを頼む際「メイクが薄いって言われた。お母さんが言うなって感じだけど」と発するなど、メイクはほとんどしていない模様。
特徴
容姿や言動など大小様々な特徴があるが、その中でも特に大きな特徴が2つ存在する。
誰をも惹きつけるオーラ
「そういう存在がいるんです 全部のんじゃう、全部のんで輝く──捕食者が」
透の特徴の中でも特に際立つのが見る者を惹きつける抜群のオーラ。物怖じせず、気後れもせず、滅多なことでは緊張しない透のナチュラルな立ち振る舞いは見る者全てに強烈なインパクトを与える。
その透明感に満ちた風格は、新人アイドルの仕事として訪れた撮影現場見学においてただ歩いているだけですれ違うスタッフや現役モデルから有名人と認識され相手側から先んじて挨拶されたり、透初の限定プロデュースSSR【途方もない午後】ではグラビア撮影の合間の休憩時間に撮影スタッフがまるでベテラン芸能人に接するかのように透へ差し入れを持っていく程凄まじい。「天然ジゴロ」「貢がれ体質」と形容されることも。
派生ゲーム『Song for Prism』では同じ貢がれ体質の鈴木羽那にまでジュースを奢ってもらっている。(その礼として透は『スマホ貸してあげる。好きに電話していいよ』という意味不明な回答をした)
一人のアイドルとして、またアイドルユニット「noctchill」の一員として仕事を通じて様々な経験を積み重ねていくにつれ芸能界の範疇に収まらず他業界においても透への注目度は日に日に高まっており、その伝手で新たな仕事が舞い込む事もしばしば。
業界の広告マンから「期待の大新人」「(デカい案件を)引っ張ってきます」、広告ディレクターからは「僕らじゃない 彼女が引き寄せてる」と見做され、TV番組出演の際は参加するスタッフや共演者達の視線や期待が一身に集まる透を撮影するカメラマンは身動きが取れなくなり、今まで忘れていたかのようにカメラが息をし始め、遂には食われる──そんな錯覚に陥る程の存在感を発揮している透を、G.R.A.D.編でとある映像ディレクターは捕食者と表現している。
しかし透本人は周囲からの度重なる過度な称賛について当初は「よくなーい」と言及するなど、(称賛されるほどの)努力もしていないのに評価だけが独り歩きして物事が進んでいく現状に不満や焦りを抱いている。
そのため、以前プロデューサー相手にもきちんとした仕事をしていないのに経費で食事を奢られることに違和感を覚えていたこともある透は、誰をも惹きつけるオーラの影響か過剰なまでに自身を褒める言葉の数々を鵜呑みにせず、むしろ困惑すらしている。
自身へ向けられる称賛の数々をどう受け止めるか、プロデューサーの助言もあり今すぐに答えを出さずゆっくり考えていく事を選び、アイドル活動に臨んでいる。
独特な感性
「駆けよ少女 夜が来る前に できるだけ遠くを目指すのだ──」
各コミュで描かれる透のモノローグやそこから漏れ出る言葉の一部は多分に詩的で、且つ非日常を示唆する描写が多い。
- 空の上の広さ:目が焼けるくらいの光がある(場所)。
- バスの降車ボタン:昼は見えない「光っているもの」。
- 人工衛星:どっかに行きたい力と行けない力でぐるぐる周る星。
- 夜の校舎に転がっているサッカーボール:冷えてる月。
- 大晦日の道:何かが終わる時と始まる時が混ざる「いつでもない時間」「どこにも繋がってない道」。
他にも色んな表現が為されている思考があるが、実際に言葉として出て来る頃には語彙力の乏しい端的な単語の連なりになるケースが多い。
自身の思考を言葉に置き換える表現能力が拙いために発生する齟齬だが、その拙さ故の独特の思考回路も特徴的である。
- 「目を焼く」:「め」⇒「を」⇒「やく」という思考の流れ。
- 「UFOが飛んでくる」:「ユー」⇒「フォー」⇒「が」⇒「とんでくる」という思考の流れ。
- 「風が来る」:「風」⇒「が」⇒「くる」という思考の流れ。
感情の起伏が至極穏やか透はその思考回路もゆったりとしており、たとえば相手からの問いへ条件反射的に「うん」と答えてから問いへの思考を始め、少し間を置いてから自身の意見を述べ始めることもままある。よく倒置法的な言葉遣いをするのもその思考回路故である。
そして、透の穏やかな思考回路は時に非日常に富んだモノローグを示す。ある時は幼少期に読んだ冒険譚に登場する少年たちが操る帆船を。ある時はミステリーサークルに導かれるように来訪する未確認飛行物体を。
その多くが長く感じる暇で退屈な人生に刺激を求める浅倉透の想いを示唆する非日常的思考の数々。その最たる例が小さい頃から透が夢に見る「ジャングルジムの夢」である。
「ジャングルジムの夢」
小さい頃から「ジャングルジムを登る夢」をよく見る。しかし、登っても登っても「てっぺん」にたどり着く前に目が覚めてしまうという。その「てっぺん」に至ったときに何が見えるのか……コミュのタイトルや内容から、このジャングルジムは「人生」や「アイドル」の暗喩であり、透の秘めた向上心の表れであると思われる。
『THE iDOLM@STER』シリーズ史上初めての「プロデューサーとは幼少期に一度会っている」キャラであり、その時に一緒に公園のジャングルジムの「てっぺん」まで登ったことが強烈な印象として残っている。もっとも、当時中高生ぐらいだったプロデューサー自身はそのときの透のことを容姿の項目の件もあり男の子だと勘違いしており、ジャングルジムの件も覚えてはいるもののその相手が透であるとは未だ気付いていない。
2020年11月のフェスイベントの報酬プロデュースSR【まわるものについて】のコミュでは、仕事帰りにプロデューサーと遊園地に寄りメリーゴーランドに乗って「これじゃあいつまでも追いつけないな」というプロデューサーに対し「(私が)追ってるかもしれない」と答えるなど、プロデューサーに対する想いを滲ませていた。
ただ、「あの時のジャングルジムの男の子は実は私」だと自分から打ち明ける気はないようで、透はあくまでプロデューサーが気づいてくれるのを待っている。
アイドルになった契機が無意識的にではあるが上記の内容を多分に含んでいた事もあってか、現時点までのコミュにおいて「浅倉透はどんなアイドルになりたいのか?」「浅倉透を応援するファンに対して透自身はどう思っているのか」などが殆ど描かれていない異質さも際立つ(ファンへの思いについては283プロ感謝祭にて僅かながら片鱗のようなものは描かれたが)。
ナチャラルな自然体が本質である浅倉透が目指すアイドルとは何か、他人にどう思われるか気にしない浅倉透というアイドルがファンに対してどう接していくのか、今後に期待である。
交友関係
交友関係-幼馴染-
家族以外で最も親交が深いのが、現在は全員が同じ高校へ通い、幼馴染として幼少の頃より交友関係がある樋口円香・福丸小糸・市川雛菜の3名である。
ユニットメンバーであり幼馴染として長い付き合いのある彼女達の事を透はとても大切に想っており、同様に信頼も厚い。
透の部屋を溜まり場とし、透本人が不在でも幼馴染たちが透の部屋へ出入りしているシーンが多い。
浅倉家に幼馴染が集うのは半ば日常と化しており、透の部屋で過ごす内に円香たちが御飯をご馳走になる光景は珍しいことではない模様。
透が283プロのアイドルとしてスカウトされた事を切っ掛けに、円香たちもまた透を追いかけるように次々に283プロ所属のアイドルとなり、4人組アイドルユニット「noctchill」が結成された。
樋口円香
「透にできることで、私にできないことはない」
「知ってる わかってる 私だけは 浅倉透を」
幼馴染の中で最も透と関係が深い同級生。家がお隣さんで幼稚園から交友がある。
天然気質の透の言動に呆れたり彼女をサポートするシーンが目立つが、同時に透の突飛な行動に乗っかるノリの良さもある。
普段は「浅倉」「樋口」と名字で呼び合っているが、円香1人のときや心中では「透」と呼んでいる。
深夜遅くまで透の部屋で過ごしたり透と共に浅倉家で晩御飯を頂いたりなど家族ぐるみの付き合いがある気の置けない間柄を築いている。
透も円香へ全幅の信頼を寄せており、「いいじゃん 樋口がわかってれば」という発言からもわかるように言葉にせずとも自身の意図が通じている関係と透は捉えている節がある。
円香もまた言葉に表すことは無いが、心中では透の理解者として、対等な立場としての関係を築いていると自負している模様だが、透に対する円香の心情には未だ未知数な部分が多い。
ちなみに2人共補習の常連のようだが、少なくとも円香に勉学が苦手といった描写はなく、円香が透に合わせている疑惑がある。
福丸小糸
「透ちゃんが行こうって言ったら それはもう 走り出すのに十分──」
「透ちゃん、だめだからね……!」
透の1学年下の真面目な後輩。円香と同じく幼稚園の頃から交友がある。
透の突飛な行動に振り回されたりよくツッコミを入れたりしているが、内心では透への憧れを抱いている。円香や雛菜に対しても憧れを抱いているが透への憧れはそれ以上のものである。
透もそんな小糸のことを幼馴染として気にかけており、アイドル活動で緊張に苛まれている小糸に気付き言葉を掛けたり、逆に小糸のツッコミを素直に受け入れて行動を改めるシーンもよくある。
円香や雛菜と同じく透も小糸のことをとても可愛がっているが、時折無茶振りをする事もあるのでその度に小糸は驚いている。
またアイドル活動を通じて小糸が成長していくにつれ透を筆頭に憧れを強く抱いていた幼馴染との関係性の「質」に変化の兆しが見られ始めている。
市川雛菜
「──雛菜、透先輩すきだな~」
「……透先輩 なんで、アイドルやることにしたの?」
透の1学年下の幸せ一杯の後輩。円香や小糸とは違い小学校からの交友関係である。
先輩である透のことを慕っており、日常的に彼女の爪を塗ったりストラップをプレゼントしたりお昼休みに透のクラスまで行って昼食を共にするなど透と行動を共にする事も多い。公式4コマ漫画第187話「例えるなら」での雛菜曰く「透先輩が男の子だったら絶対雛菜の彼氏にする」。
雛菜も円香と同じく透の意図を理解しようと努めており、透の抽象的な表現に対して最初から理解放棄している透のクラスメイトとは真逆に透の言葉を理解しようと真摯に努め、透本人が自覚していない部分まで的確に表現する洞察力を発揮するシーンもある(逆に理解が及ばず、さすがに諦めてしまうケースもある)。
性格的にも相性が良いらしく、2人揃って中身の無い会話に終始して笑い合っていることも多いが、時には真剣な話をすることもある。代表的なシーンは、一番関係が深い円香でさえ聞けなかった「透がアイドルをやると決断した理由」について問い質す場面。
交友関係-その他-
ただ、283プロでアイドルになってからはnoctchillの4人でばかりいつも一緒なのを気にしているようで、『アジェンダ283』では真乃に対し「誘ってくれてありがと」と礼をしたあと「いつも(4人で)固まってばかりでごめんね」と謝る場面がある。
学校でもクラスメートに普通に話しかけるなど、社交性は4人の中で一番ある模様。
ホーム画面会話でも真乃とは親し気に話すなど、2024年現在、透が他ユニットのメンバーで一番心を許しているのは真乃のようである。
アニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」第6話では「アイドルとして真乃ちゃんを尊敬している」とも。
またプロデューサーに対しては、普段の彼女からすれば異常なほど関心を寄せており、普段は感情の起伏がフラットの彼女が、明確に喜怒哀楽を見せる数少ない人物でもある。実際に私生活とプロデューサーとの対面では、明らかにテンションが違う上、口数が大幅に増え、妙に構ってもらおうと甘える場面も散見される。逆にプロデューサーを落胆させること、自分が見限られるに対して恐怖心を居だしている節もあり、彼の注意は常に真摯に受け止めている。
透に関する小ネタ
財布ないわ
透のサポートR【283プロのヒナ】を選択すると発生するイベントにて、透が後輩である小糸・雛菜に「おごるから」と言っておきながら、支払い直前で「財布ないわ」と発言。かっこ悪いことを涼しい顔で堂々と言ってしまったため、以降「透=財布がない子」というイメージが定着。ニコニコ動画にはこのコミュを素材としたMAD動画が多数投稿されている。
※一応補足すると、ほかのコミュ(円香のサポートR【283プロのヒナ】)では普通に支払いを済ませており、必ずしも財布がないわけではない。
尚、上記の小糸と雛菜に対しての「おごる」発言は「今月は携帯全然使わなかったのでお金が浮いた」からだそうである。
この発言からアイドルをするようになってから、携帯代は自分で払っているようだ。
透本人同様にインパクトを残したこの台詞は見事2020年度のシャニマス流行語大賞を受賞した。
余談だが「財布を忘れて…」といえば国民的アニメ、サザエさんの主題歌でもお馴染みのキャッチフレーズだが、透のCV担当の和久井優は2017年の日清食品カップヌードルのサザエさん編CMにて偶然にも磯野サザエ役を演じている。
アホな子
語彙力に乏しく、物や話の内容を頻繁に忘れるところから。
モーニングコミュでプロデューサーが透の答案用紙を見つけてしまい、「勉強教えようか」という選択肢が出るあたり、学力も(高校のレベルは不明だが)あまり高くないと思われる。(2020年のクリスマスプレゼントコミュでは、実際にプロデューサーに宿題を教えてもらっていた)
上述の『アジェンダ283』では円周率を「√2」と間違って覚えていたり(そのため3.14すら言えない可能性が高い)、その覚え方すら間違っていたり訂正した雛菜に「英語かー」と返すなどしており、少なくとも数学と英語の成績は壊滅的だと推測できる。
プロデュースSR【おかえり、ギター】によると、蝉がサナギから羽化した直後は真っ白で羽も伸び切ってなく鳴かないのも知らなかった模様。
ゲーム内でも補習の常連のような描写があり、補習で集合やレッスンに遅れるシーンも多々ある。
渋谷109にて始まったとおまのタイアップでは真乃に「夏休みの宿題を丸々提出しなかったことがある」と堂々とした笑顔で語っている。
コーヒー
モーニングコミュでコーヒーを入れようとして零してしまうというコミュが存在するが曰く「コーヒーは得意じゃない」。しかしその割には円香とコンビニで出会った際にコーヒーを飲んでいたり、プロデューサーがアイスコーヒーを飲んでいるのを見て飲みたいと言い、実際円香たちが283に入る頃にはもう積極的に飲んでいる。
コーヒーといえばプロデューサーの好物だが…?
始末書
ノクチル最初のシナリオイベントである『天塵』の予告動画において彼女が書いた始末書が登場した。アイドルが始末書を書いた描写はこれが初めてであり、その内容も「始末書 浅倉透」「申し訳ありませんでした」「反省しています」「以上 浅倉透」というあまりにも短い文章で俄かに話題になった。後に本編が公開されて始末書を書かされた経緯が判明し、さらに話題となった。
ちなみにその2ヶ月くらい前にお隣の夢見りあむが事務所に無断でステージに立ち反省文(始末書よりも軽い処分)を書かされている。もっともこちらは結果として仲間の危機を救うために泥をかぶったもので、形式上書かせた程度。
審査員に「ダメージ」を初めて与えた女子
2021年4月21日に実装された限定プロデュースSSR【つづく、】のリンクスキル効果は本来は「Visual2.5倍アピール」なのだが実装直後は「Visual2.5倍ダメージ」と誤って表示されていた。このため、SNSなどでは「ついにアピールをやめて物理攻撃に切り替えた」「リンクアピールじゃなくてリンチアピール」「ノクチルならやりかねない」などの反応が一時期飛び交った。なお、この誤表記は即日修正された。
あだ名
顔立ちがとても良いのにかなり抜けているところがあったり、天然なところがあったりする(しかも妙に落ち着いた様子で佇んでいる)せいで、ネット上では透を表現する多くのあだ名などが付けられている。ただし濫用に注意。
- ジャングルジム女子
- 頭ジャングルジム
- かっこいい甜花ちゃん
- 高田純次
- 顔だけで全て許される女子
- ミス・顔の良さだけ
- 天然ジゴロ
- デメニギス
- noctchillの人生を滅茶苦茶にした女子
- 1人LiPPS
- 1人ミステリアスアイズ
- 二次創作の速水奏
- 低血圧の宮本フレデリカ
- 財布がない子
カード一覧
全27種(2024年10月9日現在)
プロデュースアイドル
レアリティ | カード名 | 初登場 |
---|---|---|
R | 白いツバサ | 実装時配布(2020年4月3日) |
SSR | 10個、光 | 空魚 透・夏葉ガシャ(2020年5月13日) |
SSR | 途方もない午後 | 拝啓、夏音痴諸君────! 透・雛菜スタンプガシャPlus(2020年6月30日) |
SR | まわるものについて | フェスイベント・オータムフェスフェスティバル報酬 (2020年11月10日) |
SSR | つづく、 | シティポップを▷とめてくれ 透・愛依スタンプガシャPlus(2021年4月20日) |
SR | おかえり、ギター | キミハ-光-トカゲ 摩美々・透ガシャ(2021年7月10日) |
SSR | 国道沿いに、憶光年 | 体温くらいのゆうやけだった 透・咲耶スタンプガシャPlus(2022年5月31日) |
SR | 聞こえててよ、babe | プロデュースイベント「オータム・メイプルボックス」 (2022年10月10日) |
SSR | 夜はなにいろ | 月がひとつだけの夜に 透・果穂スタンプガシャ(2023年2月10日) |
SSR | あてもなく、風 | マイソング・コレクション 凛世・透ガシャ(2023年12月2日) |
SSR | 雪あたりの季節 | オルタナティヴに泣いて 透・羽那ガシャ(2024年1月22日) |
SSR | ヘブンリーブルーをつかまえて | 貴方ワ未知タ光、シノ妖亡モノ 透・ルカスタンプガシャPlus(2024年10月9日) |
サポートアイドル
レアリティ | カード名 | 初登場 |
---|---|---|
R | 283プロのヒナ | アイドルロード(2020年4月13日) |
SSR | ハウ・アー・UFO | 掬いたいのはキミの♡ 甘奈・透サマーキャンペーン2020特別スタンプガシャ(2020年8月21日) |
SR | かっとばし党の逆襲 | コラボフェス報酬 (2020年10月21日) |
SSR | pooool | 今夜ケーキの上で待ち合わせ 智代子・透スタンプガシャPlus(2020年12月11日) |
SSR | がんばれ! ノロマ号 | イベント「海に出るつもりじゃなかったし」(2021年1月1日) |
SR | faaaar | You are Bear 雛菜・透ガシャ(2021年2月19日) |
SSR | チョコレー党、起立! | 絶対♡♡♡領域 めぐる・透スタンプガシャPlus(2022年1月31日) |
SR | 殴打、その他の夢について | イベント「FesTours」(2022年2月19日) |
SSR | かっとばし党の長い夏 | 九夏三伏 灯織・透ガシャ(2022年8月10日) |
SR | みずになりけり | フェスイベント「サマー・フェスティバル」(2023年6月20日) |
SSR | floooat | BREAK OUT! 樹里・透スタンプガシャPlus(2023年8月31日) |
SSR | たすものについて | イベント「いきどまりの自由」(2024年1月30日) |
SSR | てやんでぇ | トワイライツコレクション 咲耶・透ガシャ(2024年4月2日) |
SR | LIVE FUN!! | 「LIVE FUN!! - Beyond the Blue sky -」打ち上げガシャDAY1(2024年7月26日) |
楽曲
statice
CD | THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Sol- |
---|---|
作詞 | 秋浦智裕 |
作曲 | 家原正樹、Jam9 |
編曲 | 家原正樹 |
「THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Sol-」収録曲。透初のソロ楽曲。2021年3月10日発売。
その他
THE iDOLM@STERシリーズコンセプトムービー2021
『THE iDOLM@STER』シリーズ15周年を記念したコンセプトムービーおよびそのイメージソングである「VOY@GER」に、283プロ代表として有栖川夏葉・黛冬優子と共に参加する。
イラスト
関連タグ
THEiDOLM@STER アイドルマスターシャイニーカラーズ|
関連キャラクター
年不相応な顔の良さ
適当
アホの子
堀裕子 日野茜 浜口あやめ 我那覇響 春日未来 城ヶ崎莉嘉 久川颯