臨獣ポーキュパイン拳マーラシヤ
りんじゅうぽーきゅぱいんけんまーらしや
「シャーッシャッシャッ!またお前等かっシャーッ!今度こそブッ倒してやるっシャーッ!!」
この世に蘇ったリンリンシーの1人。
外見は如何にもヤマアラシの獣人のそれで非常に刺々しく、ヤマアラシの顔も他のリンリンシーの司る動物同様、胸部に付いている。「~ッシャ」が口癖で「シャ―ッシャッシャッシャッシャ!」と笑う。
ヤマアラシを手本とし、全身を鋭い刺で覆う攻防一体の臨獣ポーキュパイン拳の使い手である。
全身を覆うヤマアラシの如き刺は身を守るだけでなく、矢の様に放ったり、回転しながらの体当たりでの攻撃も可能。
また、両腕の両腕をスピア状にして相手の幾つものツボを突く「針剣山」と呼ばれる百裂拳も併せ持ち、劇中ではランのツボを無数に刺激して彼女を不良に変えている。
外見に違わず刺々しいサディスティックな性格を持ち、自身のリンギに苦しんでいる相手の姿を見て喜ぶ癖がある。
街に出現してビルを爆破し、人々を苦しめているところにゲキレンジャーが駆けつけたために交戦。
リーダーとしてイエローが指示し過ぎたせいででメンバーが揉めている隙を突き、体じ中の針を生かして回転しての体当たりである「豪華剣嵐」で攻撃し、そのままイエローを上記の「針剣山」で幾つもツボを突き、腹が減ったと言って撤退した。
マーラシアの撤退後、沢山のツボを刺激されたせいでランは不良と化してしまい(※ジャン曰く「グレグレ」)、離脱してしまったが美希の喝と心の教えによって改心する。
一方、港に出現したマーラシアはランを欠いたレッドとブルーを圧倒したが、そこにランが登場。バイクで轢かれ吹っ飛ばされた所へ、スーパービーストオンしたゲキレンジャー3人と闘い、針を飛ばして攻撃するもスーパートリプル撃で追い詰められる。
そして邪身豪天変によって巨大化すると、巨大戦ではゲキエレファントファイヤーに針飛ばしの「旋風針」、次いで豪華剣嵐で挑むが、結局は弾弾ハンマー崩しを喰らって倒された。