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食玩版ムゲンバイン

しょくがんのむげんばいん

食玩で発売されたムゲンバインのこと。ここでは2004年から2010年までの商品を紹介する。
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概要編集

初期は玩具版のダウンサイジング版として発売されたが、食玩オリジナルの頭部やジョイントがあるなど、玩具版とは違ったアプローチがなされていた。2006年1月発売のムゲン四聖獣以降は食玩オリジナルデザインとなり、玩具版との組み合わせなどがパッケージに掲載されるなど、玩具版との連携が強調された。しかし2008年、メインである玩具版の新商品が休止となったため、玩具版とは異なる造型とコンセプトを持つ「ムゲン五神獣」が誕生する事となった。「ムゲン五神獣」の好評を受け以降の食玩版は独立したシリーズ展開をとることとなり、現在に至っている。食玩版は更なるラインアップの充実を図るため、翌年の2009年2月には180円の低価格ライン商品「バインズ」を発売、そして同年の8月、ベンダー事業部からカプセルトイである「ムゲンバインG」の発売を開始、それぞれ連動させることによって組み替え遊びの充実を図る。

ラインナップ編集

マシンロボ ムゲンバイン​編集

2004年8月発売。エアレオン、キャリーイーグル、ギャラクシーレックスの3種類が発売された。3体は玩具版のダウンサイジングだが、ムゲンロイド自体はジョイントの数と可動が一部省略されている以外は玩具版と殆ど変わらない造型となっている。玩具版のバインパーツを合体させることも可能だが、一部ジョイントの径が合わない箇所があるため、完全互換ではない。食玩版ムゲンロイドは、以降のシリーズ、ムゲン四聖獣からムゲン金王神・ムゲン銀王者まで、頭部を変えつつラインナップに入り続けることとなる。

マシンロボ ムゲンバイン

  • エアレオン※頭部の収納はオミット。
  • キャリーイーグル※玩具版とは異なる造形のロボット頭部を内蔵。
  • ギャラクシーレックス※ロケットの左右分割ギミックがオミットされている。

ムゲン四聖獣​編集

2006年1月に発売された食玩版のオリジナル第1弾。「四聖獣」の名の通り、ムゲンロイド以外のマシンが白虎青龍朱雀玄武をモチーフとしている。四聖獣はムゲンロイドやムゲンバインの武器に変形でき、ムゲンロイドを含む五機が合体すると「ムゲンエンペラー」になる。可動範囲も玩具版と比べて広く、曲がらないのは肘くらいである。ムゲン四聖獣の売り上げは好評で、その年の7月に、一部成型色やシールがメタリック調に変更され再発売されている。その際に本体色と頭部を変更した「デスエンペラー」が新たにラインナップされている。

ムゲン四聖獣(再発売時はムゲンエンペラーVSデスエンペラー)


ムゲンエンペラーVSデスエンペラー

  • デスセイリュウ
  • デスビャッコ
  • デスゲンブ
  • デススザク※合体時の頭部造形が新規。
  • デスロイド

ムゲン四龍伝​編集

2007年1月に発売。頭部を新規のものに変更した四聖獣同様のムゲンロイドに、四体のモチーフのマシンと合体することで「ムゲンリュウオウ」になる。合体時の肘関節が追加され、前回よりも完成度は増している。ムゲンエンペラーよりも頭身が高くなったため、全体のプロポーションもスマートになった。ムゲンロイド以外は龍モチーフのマシンのみで構成されているため、龍の頭部が向かい合って両肩についているなど、他のムゲンバインとは異なるデザインが特徴である。四体の龍には、それぞれ水・炎・雷・地が名前につけられており、武器形態に変形する事も可能。

ムゲン四龍伝

  • ムゲンロイド※新規パーツが付属。合体時は剣パーツとして使用する。
  • ムゲンスイリュウ
  • ムゲンエンリュウ
  • ムゲンライリュウ
  • ムゲンチリュウ

ムゲン金王神・ムゲン銀王者​編集

2007年7月発売。「ムゲン四聖獣」のムゲンエンペラーと「ムゲン四龍伝」のムゲンリュウオウのリデコ。そのため、コアロボットがムゲンロイドとなっている。ただし構成するパーツがエンペラー・リュウオウとは異なり、ロイド以外の4種のうち2種が入れ替わっている。カラーバリエーションであるため、頭部は異なるものの元のムゲンエンペラーとムゲンリュウオウの再現は可能。しかし、元々は別の商品のためパーツデザインの整合性が悪く、今ひとつの結果に終わっている。しかしその経験が「ムゲンサーガ」のパーツ配置変更に生かされることとなった。設定上ではダークフレイムドラゴンと関係があるらしい。

ムゲン金王神・ムゲン銀王者

  • ムゲンガンリュウ※ムゲンチリュウの色変え。
  • ムゲンカゲトラ※ムゲンビャッコの色変え。
  • ムゲンホウオウ※ムゲンスザクの色変え。合体時の頭部は新規。
  • ムゲンカエンリュウ※ムゲンエンリュウの色変え。
  • ムゲンロイドキンオウ※色以外はムゲン四聖獣と同じ仕様。
  • ムゲンレイキ※ムゲンゲンブの色変え。
  • ムゲンチドリ※ムゲンライリュウの色変え。合体時の頭部は新規。
  • ムゲンコウリュウ※ムゲンセイリュウの色変え。
  • ムゲンミズチ※ムゲンスイリュウの色変え。
  • ムゲンロイドギンオウ※色以外はムゲン四龍伝のロイドと同じ仕様。

ムゲン五神獣​編集

2008年1月に発売。5体が合体してムゲンファラオになる。『エジプト神話』をモチーフとしているため、食玩版を含む他のムゲンバイン(ビルド合体シリーズ)と較べて造型が異なる。ツタンカーメンのような姿をしたロイダー「ロイダープライド」がムゲンスフィンクスに付属する。プライドのみビルド合体付属のロイダー同様、腰の可動がある。ロイダーのコンセプトは、ビルド合体シリーズから受け継いでいる。今までの食玩と違い、玩具版が休止している関係上、公式の武器形態はなく、ビルドロイド(ムゲンロイド)の装備例は存在しない。ヒエログリフのようなモールドや棺状のロイダー格納ハッチなど、今までのムゲンバインよりも各部のデザインが細かくなっている。ムゲン四龍伝と比べても桁外れの可動範囲とプロポーションとなっている。また、今シリーズから単独のCM放送が開始されている。2009年11月に、5種類がセットになった「DXムゲンファラオ」として発売された。その際にシールがメッキ調になり、本体も一部塗装が施されるなど、商品のマイナーチェンジがなされている。2017年1月に「ムゲンサーガ ムゲンファラオ」として復刻販売。金型は同じで成形色、彩色箇所、シールの仕様が変更

ムゲン五神獣(「ムゲンサーガ」版は、ムゲンファラオ)


ムゲン剣聖獣​編集

ムゲン五神獣の大ヒットを受け、2008年6月に発売。5体を集めるとムゲンアーサーに合体できる。『円卓の騎士』の『アーサー王』をモチーフとしているが、ムゲンナイトを除く各アニマルモードは『幻獣』をモチーフとしている。前作と異なり、コアとなるロイド(ムゲンナイト)が存在する。ロイダーはムゲンライオ・ムゲンユニコーンにそれぞれ一体ずつ無可動のものが付属する。また、今回から外箱にサイドストーリーが掲載されている。モールドが一部省略され、シールに細かい模様などが描かれているため、塗装での再現がほぼ不可能になってしまい成型色がメタリック系でなくなったため、豪華さではファラオに譲るものの、それを補えるほどの拡張性を持つ。五神獣に較べると、剣聖獣のほうがパーツの統一感が高く、他のシリーズのパーツと組み合わせても違和感の少ない造型となっている。現に、後にカラーバリエーションで発売されたダークファラオとパラディンアーサーとの合体では全体のパーツに違和感が無い仕上がりとなった。2017年4月に「ムゲンサーガ ムゲンアーサー」として復刻販売。ブラックバージョンもラインナップされ、更にデザイナー鈴木勝による、剣やシールドになる新たなる組み換えも登場する。それと同時にシールの模様が一部省略されている。

ムゲン剣聖獣(「ムゲンサーガ」版は、ムゲンアーサー)


ムゲン海聖獣​編集

2008年9月に発売。今までよりも一体多い6体のリリースであるため、五神獣・剣聖獣に較べて全体のボリュームが増加している。ただし、単体のボリュームは前作よりも減少している。海の神獣、怪物をモチーフとしており、6体を集めるとムゲンパイレーツが完成する。ムゲンキャプテンはムゲンナイトと比べるとパーツが簡略化しており、関節の数も少なくなっている。ただし、キャプテンの場合は頭部がムゲンパイレーツ(カイオウ)の頭部を担当するため、ムゲンナイトよりは中核的意味合いがあるといえる。また、剣聖獣同様、モールドが一部省略されており、シールを使用する箇所が多くなっている。船長のような姿をしたロイダーが一体、ムゲンスティングレーに付属。前作ムゲン剣聖獣のムゲンリヴァイアサンと合体することで「ムゲンカイオウ」になる。

  • ムゲンキャプテン

表と裏に普通のロボットフェイスと隻眼の白骨の顔の二種類の顔が造形されている。付属する楯を使えばどちらかの顔を隠せる。


ムゲン闘神獣​編集

2009年2月上旬に発売。ムゲン海聖獣同様、全6種類で構成される。モチーフは『インド神話』の神々。6種類集めるとムゲンアシュラに合体できる。単体のサイズはほかの食玩ムゲンバインよりも小さく、合体後の大きさもほかのシリーズに比べるとやや小さく感じる。パーツ数も多くなったため、組み立てはやや複雑になった感がある。しかし、シールが必要な梵字やエンブレム以外はモールドが細かく成形されているため、ムゲン五神獣と同じレベルの完成度といえる。ムゲンハヌマーンとムゲンガルーダには前作ムゲン海聖獣同様に二種類の顔が造形されており、ムゲンアシュラ時に顔を交換できる。また、デザインの都合上初めて「平手」が追加され、ポージングの幅も大きく広がった。ロイダーはムゲンガネーシャンに1体付属。「炎龍輝バインズ」は2009年2月下旬発売した低価格ラインのムゲンバイン第1弾。今までのシリーズと異なり、箱の大きさがふた周り小さくなり、価格も180円になっている。これは同月に展開を開始した「Miniミニプラ」と同じ価格帯である。食玩シリーズのムゲンバインだが、サイズがコンパクトになり、パーツ総数も抑えられている。また、成型色も2種類のみで、シールを貼る箇所も少ない。ムゲンバイン本来の組み換え遊びは健在で、少ないパーツ数ながらも様々な形にすることが可能である。6種類集めると「リュウファイヤーバイン」に合体できる。ムゲンアシュラとリュウファイヤーバインズが合体することで「ムゲンエンオウ」になる。2017年7月に「ムゲンサーガ ムゲンアシュラ」として復刻販売。アナザーカラーバージョンもラインナップされ、更にデザイナー鈴木勝によるリデザインがなされた。バインズは再発売されていないため、アシュラ単独でのボリューム不足は解消されていないが、全種類が合体して完成する「ムゲンクロスアシュラ」でそれを補っている。

ムゲン闘神獣(「ムゲンサーガ」版は、ムゲンアシュラ)


炎龍輝バインズ

  • モンキーバイン
  • エレファンバイン
  • レオバイン
  • コブラバイン
  • ウイングバイン
  • ホーンバイン

ムゲン幻聖獣​編集

2009年6月中旬に発売。ムゲン海聖獣とムゲン闘神獣同様、全6種類。「北欧神話」の森の妖精と昆虫をモチーフにしている。6種類集めるとムゲンガーディアンに合体できる。ムゲン闘神獣同様、エンブレム以外は全て塗装でも再現できるようにモールドは細かく造形されており、完成度は高い。また、肉抜き穴にシールを被せるという手段はほぼ解消された。武器も公式の組み合わせ例である弓矢以外にも、パーツの組み合わせ次第で剣や斧、槍など様々な形に組む事ができる。また、ムゲン五神獣以降初めて、合体時の瞳が赤いのも特徴となっている。ロイダーはムゲンドルクスに1体付属。「風龍輝バインズ」は2009年7月発売した低価格ラインのムゲンバイン。価格と構成が前作の炎龍輝バインズと同様である。6種集めるとリュウストームバインに合体できる。ほとんどが昆虫であるものの合体した姿がドラゴンであるのが特徴である。ムゲンガーディアンとリュウストームバインが合体することで「ムゲンシンオウ」になる。さらに今回から「ムゲンバインG幻闘士」が8月上旬に発売した。モチーフこそ幻聖獣や風龍輝にあわせているが、こちらは人型のみで構成され、全5種類(色替えバージョン5種を含むと10種類)となっている。5種集めることで「ムゲンジーファントム」が完成する。ジーファントムは組み替えて「ムゲンブレード」に変形、ムゲンシンオウに装備することができる。2017年9月26日に「ムゲンサーガ ムゲンガーディアン」として復刻販売。アナザーカラーバージョンもラインナップされ、更にデザイナー鈴木勝によるリデザインがされた。バインズ、ムゲンバインG共に再発売されていないが、12種集めることで完成する「ムゲンドラグーン」でそれを補っている。

ムゲン幻聖獣(「ムゲンサーガ」版は、ムゲンガーディアン)


風龍輝バインズ


ムゲンバインG幻闘士

  • ムゲンジーエルフ
  • ムゲンジースタッグ
  • ムゲンジースパイダー
  • ムゲンジービー
  • ムゲンジーマンティス

ムゲン猛神獣​編集

2009年9月下旬に発売。ムゲン海聖獣等と同様、全6種類。「アフリカの大地」の野生動物をモチーフにしており、6種類集めるとムゲンサファリに合体できる。ロイダーはムゲンコングに一体付属。「牙龍輝バインズ」は2009年10月下旬に発売した低価格ライン。価格と構成は炎龍輝バインズ等と同様である。6種類集めるとリュウボーンバインに合体できる。また、リュウボーンバインはドラゴンモードとファイターモードに組み替え可能が特徴である。ムゲンサファリとリュウボーンバインが合体することで「ムゲンジュウオウ」になる。「ムゲンバインG猛闘士」は、カプセルトイシリーズの第2弾で、11月上旬に発売した。ただし全9種類の中で造形が異なるのは、実質3種類だけで、他はカラーバリエーションとなる。ホワイトカラーのスペシャルバージョン以外の6体が合体してムゲンジージャイアントとなる。前回同様武器(ムゲンハンマー)に変形し、ムゲンジュウオウに装備することができる。また、いくつかのパーツはムゲンバインG幻闘士から流用されている。2018年8月に『ムゲンサーガ ムゲンビースト』として復刻販売。6体が合体しムゲンビーストとなる。動物形態に合体することを考えての変更である。その際に造形が一部変更された。アナザーカラー版もラインナップ。12種合体で「ムゲンキングレオン」が完成する。

ムゲン猛神獣(「ムゲンサーガ」版は、ムゲンビースト)


牙龍輝バインズ

  • ムブリバイン
  • ライオンバイン
  • ゴリラバイン
  • リーチバイン
  • キックバイン
  • タックルバイン

ムゲンバインG猛闘士

  • ムゲンジーライオン
  • ムゲンジーサイ
  • ムゲンジーゴリラ
  • ムゲンジーレオン
  • ムゲンジーライノ
  • ムゲンジーコング

ムゲン超魔獣​編集

2010年1月中旬より発売。今まで登場してきた二大文明の守護神たちが敵対してきた「黒い影」の正体であり、そのモチーフは相反する動物や昆虫、妖魔の類であり、一体一体が守護神達に匹敵する強さを持っている。六種類集めるとムゲンサタンへと合体する。更にヘルハウンドモード、デストロイモードへと多段変形が可能で、非常にプレバリューが高い。また、腹部に顔があり、バーニアが多いのも特徴である。付属のメモには二体以上の参考合体例が表記されており、パッケージ内には個々の詳細な情報や用語も書かれている。


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ムゲンバイン 食玩

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