概要
余りに速すぎるため、映像ではパシッと光って即座に蒸着しているようにしか見えない。
いわゆる「何故敵の怪人は変身中に攻撃しないのか」というヒーロー番組最大の疑問を解決するための明確な案である。
では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!
- 左拳を構えて「蒸着!」と宣言。
- 両手を突き出す。
- 左手を右下に下げる。
- 高々と右手を突き上げる。ここまではスローモーションではなく実際に動く。
- ここから超スローモーション開始。雲の切れ間からドルギランが登場。
- 『了解 コンバットスーツ 転送シマス』とコンピューターが承認。物凄い早口だ
- 空中からキラキラとコンバットスーツの粒子が降り注ぐ。
- パッと両手を広げる(推定時間1ミリ秒以下)
- 降り注いだ粒子がギャバンの身体を覆う。
- 完全にコンバットスーツが電送される。ここでスローモーション終了。
- かっこよくポーズを決めながら、悪党目がけ「宇宙刑事ギャバン!」と高々と名乗りを上げる。
…とまあこのように非常にカッコいいシーンであり、2話では変身前に飛んできた銃弾を変身中に弾道を予測し変身完了直後に掴み取るというとんでもない描写があった。
(0.05秒だと、銃弾が秒速400mで飛んできたとしてもたった20mしか飛ばないことになる)
まあ、宇宙刑事諸君は生身で光速のレーザー避けるような方々なので、今更どうのこうの言うのも野暮である。
著名な変身ヒーローの変身時間
所要時間 | 名前 | 備考 |
---|---|---|
0.00001秒 | 時空戦士スピルバン | 作中では「10マイクロ秒」と呼称。 |
0.0001秒 | 海賊戦隊ゴーカイジャー | ギャバンの登場する映画で判明(作中では「0.1ミリ秒」と呼称) |
0.001秒 | 宇宙刑事シャリバン | 作中では「1ミリ秒」と呼称 |
0.001秒 | 宇宙刑事シャイダー | 同上 |
0.001秒 | 宇宙刑事エステバン | 同上 |
0.03秒 | 巨獣特捜ジャスピオン | |
0.05秒 | ヴォルテックス | |
0.1秒 | 救急戦隊ゴーゴーファイブ | |
0.5秒 | 仮面ライダー1号 | |
0.5秒 | 特命戦隊ゴーバスターズ | ギャバン客演回にて判明 |
0.6秒 | ウルトラマンタロウ | 児童誌設定より |
0.8秒 | ウルトラマンレオ | 児童誌設定より。タロウよりモーションが多い分長いとか |
1秒 | 仮面ライダーX | セタップ変身の場合 |
5.5秒 | 仮面ライダークウガ | 「仮面ライダー Official Mook クウガ」より抜粋 |
女児向けアニメだと全員変身し終わるまで数分かかるのも珍しくは無い。敵もなかなか出来た連中である。