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オニヤンマ【鬼蜻蜒/馬大頭】とは、トンボの一種である。


概説編集

トンボ目・オニヤンマ科に属する大型の昆虫

全長11cm前後・後翅長5~6cmと、現生する日本最大のトンボでもある。


い体の胸部には八の字、胴体には横に黄色縞模様が入っている。


複眼は鮮やかな翡翠色だが、死ぬと黒く濁ってしまう。


食性は肉食性。


その飛行速度は時速70kmと、日本昆虫界では最速、トンボの中でもギンヤンマの最高時速100kmに近い速力を誇る。


顎も非常に強力で、人間の皮膚を食いちぎる為、捕獲の際は注意が必要。


天敵としては鳥類スズメバチなどが挙げられるが、非常に高速で逃げる上に捕食されそうになるとその強力な顎でスズメバチを返り討ちにすることもあるため、実際に捕食されることは稀である。

その威容は並みの羽虫なら見かけるだけで逃げ出すほど。近年は薬品不使用の虫除けグッズとして、1/1オニヤンマバッジが販売され、特にトンボの餌である接近を劇的に減らす効果が認められて人気商品となっている。


成虫は主に6月~9月まで活動し、山間部を中心に活動する。


縄張り意識が強く、普段は気流に乗りながら自身の縄張りを巡回する。


5年という長期をヤゴのまま過ごし、良く晴れた夏の夜に羽化し、朝方に成虫として活動を開始する。それまでに10回ほど脱皮を繰り返す。


農機具メーカー「ヤンマー」の社名の由来はオニヤンマである。


亜種・近似種編集

  • ヒロオビオニヤンマ
    • 沖縄県の西端・八重山列島に棲むトンボで、近年のDNA解析で異名同種であることが確認され、現在の和名に改定された。

  • ミナミヤンマ科
    • 同じく沖縄県の島々で生息するトンボ。DNA解析でオニヤンマに近い遺伝子である事が判明しており、近似種と一部で目されている。


どうぶつの森シリーズにおけるオニヤンマ編集

初代からあつまれに渡って、全シリーズに登場する虫。


売値は4500ベルもあるが、上記の通り、飛ぶスピードが非常に早く、

捕まえ辛い虫になっている。

そのせいで手を焼いたプレイヤーも多いだろう。

特に初代〜e+では地形が区間ごとに区切られており別区間へと移動する際に一瞬主人公の動作が止まってしまう関係で、一度区間外に逃げられてしまうと捕獲はほぼ不可能である。


おいでよ」以降は区間制度が廃止されてオープンワールド制になり捕獲難易度は下がったものの、「あつまれ」では川の上に出現するようになりおいでよ〜とびだせよりも捕まえ辛くなった。


新甲虫王者ムシキングにおけるオニヤンマ編集

おたすけムシとして登場。2015ファースト・セカンド、激闘3弾、超神化3弾に収録。

属性はチョキ、レアリティはSSR。

おたすけ技はあいこの後に勝つと次のターンに相手の必殺わざの手を封じる「複眼の大鬼」。


テイオウゼミほどの汎用性は無いものの発動条件さえ満たせば強力な効果の追撃が発動する手を問わずに可能なためにオオカマキリ共々高い使用率を誇っていた。

また初期のみだが「Vガジェ&カードセット炎」に封入されており超大型のカードが確実に入手できる手段があったため、テイオウゼミ超大型を入手できなかったプレイヤーには重宝された。


なお初期、激闘、超神化でそれぞれステータスが異なるものの、ほとんど能力に違いはないため体力の微調整をしたい場合を除き基本的にどの弾のものであっても使い勝手は然程変わらない。


最強王図鑑フランチャイズでは編集

『昆虫最強王図鑑』で初登場。オオスズメバチオオエンマハンミョウと戦った。その後は『異種最強王図鑑』エキシビションでイヌワシと戦い、『空中最強王図鑑』でミミヒダハゲワシと戦ったが、散々な目に遭いつつある。


が、マンガ版ではリオックに勝利。


ただ、テレビ東京版では未登場であり、アプリ版での登場にとどまっているのが現状だ。


関連タグ編集

昆虫 トンボ

ドラゴンフライ

ヤゴ


韋駄天のヒドウ

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