概要
携帯機の『デジモンペンデュラムエックスVer.X1.5』に初登場。
公式設定
デジモンクロニクル
戦いに勝利し自ら強さを増していく、戦闘種族デジモンとして非常に優秀なグレイモン系の亜種である竜人型デジモン。東洋のとある放置されたコンピュータの中で発見され、その強さは未知数な部分も多いが、信じ難い戦闘回数と戦績を持つことが判明している。実戦経験により得た独特の形状をした剣「菊燐(きくりん)」は怪しい光の軌跡を残し、その軌跡に触れたもの全てを切り裂くという。
必殺技は「菊燐」の剣の軌跡『燐火斬(りんかざん)』と、大気中に存在する全てのエネルギーを集中させて爆発を起こす『ガイアリアクター』。
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
戦いに勝利し自ら強さを増していく、戦闘種族デジモンとして非常に優秀なグレイモン系の亜種である竜人型デジモン。東洋のとある放置されたコンピュータの中で発見され、その強さは未知数な部分も多いが、信じ難い戦闘回数と戦績を持つことが判明している。
実戦経験により得た独特の形状をした剣「菊燐(きくりん)」は怪しい光の軌跡を残し、その軌跡に触れたもの全てを切り裂くという。必殺技は「菊燐」の剣の軌跡『燐火斬(りんかざん)』と、大気中に存在する全てのエネルギーを集中させて爆発を起こす『ガイアリアクター』。
また、2本の剣「菊燐」を合体させ、その怪しい光を一気に集中させて遠方の敵を討つ『燐火撃(りんかげき)』も習得している。
メディアでの活躍
デジモンクロスウォーズ
アニメでは初登場作品…なのだが、グレイモン系という恵まれた立場にもかかわらず、ムシャモン配下のバグラ軍兵士という扱いになっている。強さはナイトモンと同等というなんとも締まらない立ち位置であった。
デジモンストーリーシリーズ
2作目の「サンバースト・ムーンライト」で巨大ボスとして登場。クーロン商会のNo.2であり、ござる口調で話す。
3作目の「ロストエボリューション」では育成可能キャラとして登場している。
5作目の「サイバースルゥース」では、神代悠子のパートナーデジモンであるライズグレイモンが進化する形で登場。その他、プレイヤーが育成可能なキャラとしても登場している。
デジモンリアライズ
柊拓己のドルモンの究極体としてまさかの登場(アルファモンはロイヤルナイツとして登場しているので、代打としてガイオウモンが選ばれたのだろう)。
カオスドラモンとの戦いで進化し、燐火撃で撃退している。
テイマーたちの中では初めて究極体に進化した個体となり、シーズン1ではテイマーたちの主戦力になっていた。
シーズン2ではとある理由から主人公らと敵対しており、ムゲンドラモンとのタッグでドゥフトモンを追い詰めるほどに戦闘力が高い。
進化系統一例
ブシアグモンベース
成長期:ブシアグモン→成熟期:ラプタードラモン→完全体:グレイドモン→究極体:ガイオウモン
ドルモンベース(デジモンリアライズなど)
成長期:ドルモン→成熟期:デクスドルガモン→完全体:デクスドルグレモン→究極体:ガイオウモン
リュウダモンベース(カードゲーム)
成長期:リュウダモン→成熟期:ギンリュウモン→完全体:ヒシャリュウモン→究極体:ガイオウモン
ピコデビモンベース(デジモン新世紀)
幼年期Ⅰ:ボタモン→幼年期Ⅱ:パグモン→成長期:ピコデビモン→成熟期:デビドラモン→完全体:ギガドラモン→究極体:ガイオウモン
余談
デザインを担当したA’sマリア氏のツイートによると、元々はブラックウォーグレイモンX抗体としてデザインされていたものの、和風テイストを加えたアレンジが強くなり過ぎた結果、「コレならもう新デジモンにしてしまおう」とスタッフから判断され、ガイオウモンが誕生したとのこと。
また、2012年に非公式ながらガイオウモンバーストモードのデザインが同氏のツイッターなどで紹介されている。
亜種、派生
ガイオウモン:厳刀ノ型
レベル | 究極体 |
---|---|
種族 | 竜人型 |
タイプ | ウィルス種(vi) |
必殺技 | 旋風縛、菊燐一閃・號雷斬、刀華静謐 |
スマートフォンゲームの『デジモンリアライズ』に初登場。
双見英司が柊拓己のドルモンにウィルス(元はデジモンのデータを解析するためのプログラムであり、のちにスパイラルに組み込まれてデジモンのデータを分解し、無力化させる為に使われた)を感染させてしまった事から止む無く英司に従い、四聖獣や三大天使を敵に回した彼らだったが、『自らの正しさを貫く』という自分らしさを見失った拓己の姿を見たガイオウモンはセラフィモンに投降する意思を表明。英司から切り捨てられた彼らがスパイラルとの戦いの中で互いの過ちと向き合ったことで手に入れた姿。
英司のセリフから、ウィルスプログラムに適応した姿である事をうかがわせている。
この作品で反映されているかどうかはさておき、ドルモンが内包するX抗体自体が、イグドラシルがデジモンを抹殺する為にばら撒いたプログラムを体内で適応させた代物であり、ウイルスプログラムに適応できたとしても全くの不思議ではない。デクスリュージョンしてまで生き延びようとする例もあるのだから尚更である。
ラセンモン:激昂モードを除けば、テイマーたちのパートナーでは初となるモードチェンジ形態となる。
スパイラルを纏めて一掃する戦闘力に加えて『刀華静謐(とうかせいひつ)』によってデジモン達を苦しめる分解プログラムを『斬る』こともできる。極致に至った者が宿業を斬るように彼が答えを得て剣の奥義へと至ったからできる芸当なのであろう。
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
戦いに敗れたガイオウモンが、想像を絶する修練の果てに新たな力を手に入れた姿。デジコアに眠る鬼のデータが覚醒し、一刀流へと戦闘スタイルが変わっている。東方のデジタルワールドに伝わる剣術「天燐厳刀流(てんりんいっとうりゅう)」を究めたガイオウモンは、音も無く一瞬で相手を斬り捨てる“静”の剣術を得意としている。一度臨戦態勢に入ったガイオウモンには一分の隙も無く、近寄ることすらままならない。
必殺技は「菊燐」から放つ竜巻『旋風縛(せんぷうばく)』で相手の動きを封じ、雷を迸らせた「菊燐」で電光石火のごとく突撃し両断する『菊燐一閃・號雷斬(きくりんいっせん・ごうらいざん)』で確実に仕留める。そして、周囲の敵を一太刀で切り伏せる奥義『刀華静謐(とうかせいひつ)』は、敵に自分達が斬られたことも悟らせず、静かに戦いの幕を引くという。