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2000系の編集履歴

2014/06/15 00:28:48 版

編集者:H6354

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鉄道車両の系列の一つ。日本国内の各鉄道会社に同系列を称する車両がある。

本項目ではPixivにイラストが投稿されている主な車両について簡単に解説する。

JR四国 2000系

JR四国が保有・運用している特急気動車。1989年に先行試作車が作られ、各種性能試験を経て1990年に量産車両が登場した。世界初となる振り子式気動車、かつ日本初の制御付き振り子式車両である。1990年ローレル賞受賞。1994年には高徳線高速化用に設計改良されたN2000系が新製された。現在、予讃線土讃線高徳線の各線特急列車に運用されている。なお、土讃線と直通運転する土佐くろしお鉄道も同系列車両を保有しているが運用はJR四国所属車と一体的に行われている。

なお、JRグループでは初めて「キハ」などのカタカナ文字を使わない私鉄風の形式となった。

長野電鉄 2000系

長野電鉄の電車。1957年に特急用として第一編成が新製・投入された。小田急から転入の1000系(旧10000形「HiSE」)とJR東日本から転入の2100系(旧253系)への置き換えにより、2011年2月をもって実に半世紀以上に及んだ定期特急運用から退いた。2012年3月末、屋代線の廃線とともに引退した。

西武鉄道 2000系

↑新2000系          ↑旧2000系

概要はこちら

東京急行電鉄 2000系

東京急行電鉄東急)の通勤形電車。1992年に同社の9000系をベースに設計・新製・投入された。同社田園都市線で運用され、東京メトロ半蔵門線にも直通運転で乗り入れている。この車両は東武伊勢崎線方面へは乗り入れを行なっていない。

京王帝都電鉄 2000系(2代)

1957年より製造された、京王帝都電鉄(現京王電鉄)初の高性能電車。車体は2700系を基本とした3扉車両であった。2両編成16本しか製造されなかった上に出力が低く、1959年以後は2010系へと移行した。1983年までに全車引退。

東武鉄道 2000系

(画像左が2000系、画像右が2080系)

1961年から運転開始された通勤型電車としては、東武鉄道初の高性能車両。営団地下鉄日比谷線と直通運転するために作られた18m級の車両。20000系に置き換えられて1993年に運転終了された。

一部の中間車は改造され、2080系として登場した。しかし、非冷房で乗客に不評だった上に故障も頻発したため、登場からわずか4年で廃車されてしまった。

帝都高速度交通営団 2000形

営団地下鉄銀座線用の電車。

もともと銀座線は戦後の高度成長に合わせて五月雨式に新車を投入していったため、製造年月・形式はバラバラで、また性能は旧型車に合わせて製造される傾向にあり、丸ノ内線で私鉄高性能電車の口火を切ったとは思えない有様だった。

昭和34年、この状況を「少しでも」改善すべく登場したのが2000形である。

どういう内容かというと、編成の両端を2000形で揃え、旧型車を中間に押し込んで、見栄えを多少よくしたのである。

結局銀座線の抜本的体質改善は昭和59年の01系への置き換えを待つことになった。

この01系への置き換えも、戦前から駆動方式しか進歩していない旧型車を叩き出し、比較的近代的な2000形と1500N形のみの組成になったところでいったん停止。

だが、バブルがはじけた事により01系増備が再開された。

どういうことかというと、銀座線のバイパス線として工事中だった半蔵門線を一時凍結し、当面銀座線のダイヤカットで凌ごうということになったのである。

この上で2000形・1500N形の存在がネックとなったため、すべて01系化されることになり、1993年、営団での運用を終了した。

しかし長く銀座線の「顔」だったイメージは根強く、2012年から新製開始された東京メトロ1000系(2代目)のデザインイメージに取り入れられた(公式アナウンスは初代東京地下鉄道1000形だそうだが、箱型2連の上部設置の前照灯などは2000形のイメージである)。

なお、一部は丸ノ内線方南町支線でも運用された。

一部が日立電鉄と銚子電鉄に譲渡されたが、両者とも地上の架線式の鉄道なので、パンタグラフを搭載し集電方法の変更を行っている。このうち、銚子電鉄1000形のみ健在。

名古屋鉄道 2000系

名古屋鉄道名鉄)の特急形電車。2004年新製、翌2005年1月に中部国際空港開港に伴い運転開始したアクセス特急に運用されている。車両愛称及び同列車の種別名称は「ミュースカイ」。

京阪2000系

1959年から製造された京阪電気鉄道の通勤形電車である。

1966年までの間に100両が製造され、主力の通勤車両として運用されたが、架線電圧の1500Vへの昇圧に伴い、2600系に改造(正確には代替新造)されて1982年までに廃車となった。当初は阪神のジェットカーなどと同様に高加減速性能を持ち、「スーパーカー」の愛称がある。

阪急電鉄 2000系

1960年から京阪神急行電鉄(現阪急電鉄)が神戸線向けに製造した通勤型電車で、ローレル賞の第1号であった。宝塚線用の2100系・改良形の2021系が存在したが、新型車両の登場や編成替えで廃車が相次ぎ、20現存する車両は13両、うち2000系として残存しているのはたった1両のみである(残りの12両は2021系)。なお、2100系全車と2000系の一部は能勢電鉄へ譲渡され、前者は1500系、後者は1700系となっている。

またとある競技運転では旧型車両であるにも関わらずすごい走りを見せている。

流鉄 2000系

流鉄(旧総武流山電鉄)が西武鉄道より譲り受けた通勤形電車(西武701系801系)。

埼玉新都市交通2000系

埼玉新都市交通ニューシャトル)が2007年に発注した新型車両。ニューシャトルでは初となるvvvf制御方式となった。

福岡市交通局2000系

福岡市交通局(福岡市営地下鉄)が1号線(→福岡市営地下鉄空港線)の福岡空港延伸に備え1992年に導入した車両。福岡市営地下鉄初のVVVF制御車である。また、福岡市営地下鉄で初めてのオールステンレス車両でもある(1000系はセミステンレス車体)。6編成36両在籍。在籍編成中5編成がGTOサイリスタ制御であるが、1998年に増備された1編成のみIGBTインバータ制御である。また、初期型3編成は幕式行先表示に対し、後期型3編成はLED表示になっている。(1000系が更新時にLED表示にされたため、初期型3編成は空港・箱崎線系統では数少ない幕式行先表示となっている)。

愛知環状鉄道2000系

愛知環状鉄道が2005年の愛知万博に向け2002年から投入した車両。設計はJR東海313系と同一である。

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