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F-ZEROの編集履歴

2018-09-11 23:17:26 バージョン

F-ZERO

えふぜろ

F-ZERO(エフゼロ)とは、1990年に任天堂が発売したスーパーファミコン専用レースゲーム、及びシリーズ作品である。

概要

1990年11月21日に任天堂から発売されたスーパーファミコンレースゲーム

現代より遠い先の未来を舞台に開催される『F-ZEROグランプリ』を題材に、反重力マシンのデットヒートを繰り広げる。


F-ZEROグランプリ

西暦25××年より開催された、専用のマシンとサーキットを使用して行われる全宇宙規模の大レース。全宇宙規模で熱狂的な人気を博しており、グランプリ優勝者には多額の賞金と最高の名誉が与えられる。


『F-ZEROグランプリ』の前身は20~21世紀に地球で行われていた『F-1レース』、および24世紀の『F-MAXグランプリ』であると言われている。24世紀後半から活発になった惑星間交流の恩恵を受け、宇宙交易により巨額の富を築いた富豪達は、「最も速く、最も過激なレース」をギャンブルの対象にしようと考え、『F-ZERO実行プロジェクト』を設立したのである。


シリーズ作品

タイトル機種発売年月日
F-ZEROSFC1990年11月21日
BS F-ZERO GRAND PRIX 2SFC サテラビューサテラビュー配信
F-ZERO Xニンテンドウ641998年7月14日
F-ZERO X EXPANSION KIT64DDランドネット配布
F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCEGBA2001年3月21日
F-ZERO AXアーケード2003年6月
F-ZERO GXGC2003年7月25日
F-ZERO ファルコン伝説GBA2003年11月28日
F-ZERO CLIMAXGBA2004年10月21日

なお、『CLIMAX』以降の新作は2017年現在も発表されていない。


特徴

  • シリーズを通して、スピード感とユニークな世界観がコンセプト。反重力発生装置で1フィート浮いて走行するという設定を活かした立体的なコースは大迫力のレースをさらにダイナミックに演出する。
  • ストイックで奥深いゲーム性を誇る。後に同社から発売された『マリオカート』のようなアイテムなどによる一発逆転の要素が少なく、マシン性能の理解と自らのドライビングテクニックが試される。
  • レース中にマシンがコースアウトするかエネルギーを使い果たすと、その時点でリタイアとなる。それを利用して、レースそっちのけで潰し合うアクションゲームとして楽しむ遊び方もある。

その他

  • 2003年に『F-ZERO ファルコン伝説』というタイトルでアニメ化されており、アニメ版オリジナル設定およびキャラクター関連のイラストなどでは「ファルコン伝説」タグを付けられている事が多い。
  • 世界観の裏設定から、同社発売の他シリーズのゲームとのつながりや、その他パロディ的要素が多くみられる。以下その一例。
    • マリオカート』:『F-ZERO X』のJOKER CUPで「レインボーロード(N64版)」が登場している。また、『マリオカート』シリーズでも特定の条件を満たすとブルーファルコンを模したカートを使用可能になる作品もある。『マリオカート8』:追加コンテンツとしてブルーファルコン(カート)とミュートシティー(コース)が登場した。
    • メトロイド』シリーズ:共に「銀河連邦」という組織があることが語られている。
    • スターフォックス』シリーズ:F-ZEROマシンに使われている推進機「G-ディフューザーシステム」は、『スターフォックス』シリーズの科学者アンドルフによって開発されたもの。また、キーパーソンの1人であるジェームズ・マクラウドが設定を変更されてF-ZEROシリーズに登場した他、『コマンド』ではF-ZEROシリーズの登場人物の1人であるオクトマンが敵キャラクターとして登場しているなど、他シリーズの中でも特に関連が強調されている(ただし、原作では狐の姿のジェームズが本シリーズでは地球人に極めて近い姿であるなど、明確に両作品が別次元とも取れる要素も存在する)。

登場キャラクター/マシン

  • それぞれのマシンには「重量」「ボディ」「ブースト」「グリップ」が設定されており、外装を含めさまざまな個性を持つ。軽いと加速が良くよく曲がるが、弾かれやすい。重いと加速が悪くゆっくり曲がるが、制圧力に長ける。ボディ性能が高いと接触時のエネルギー減少が少ない。ブースト性能が高いとブースト時の加速力に優れる。グリップ性能が高いとハンドリングしやすい(滑りにくい)。
  • 名前の前にある番号はレース参加マシンのナンバーである。初代マシンのナンバーにばらつきがあるのは、マシンナンバーや搭乗パイロットの設定が『X』以降に改められたため。また、No.31以降の登録キャラクターが『AX』と『ファルコン伝説』で異なる。

初代から登場

No.パイロットマシン
07 キャプテン・ファルコンブルーファルコン
03ドクター・スチュワートゴールデンフォックス
05ピコワイルドグース
06サムライゴローファイアスティングレイ

「F-ZERO X」から登場

No.パイロットマシン
01マイティー・ガゼルレッドガゼル
02ジョディ・サマーホワイトキャット
04ババアイアンタイガー
08オクトマンディープクロー
09Mr.EAD(ミスター イー・エイ・ディ)グレートスター
10ジェームズ・マクラウドリトルワイバーン
11ビリーマッドウルフ
12ケイト・アレンスーパーピラニア
13ゾーダデスアンカー
14ジャック・レビンアストロロビン
15バイオ・レックスビッグファング
16ザ・スカルソニックファントム
17アントニオ・ガスターグリーンパンサー
18ビーストマンハイパースピーダー
19レオンスペースアングラー
20スーパー・アローキングメテオ
21ミセス・アロークイーンメテオ
22ゴマー&シオーツインノリッタ
23シルバー・ニールセンナイトサンダー
24マイケル・チェーンワイルドボア
25ブラッド・ファルコンブラッドホーク
26ジョン・タナカワンダーワスプ
27ドラクマイティータイフーン
28ロジャー・バスターマイティーハリケーン
29ドクター・クラッシュクレイジーベア
30ブラックシャドーブラックブル

『F-ZERO GX』・『F-ZERO AX』から登場

No.パイロットマシン
31ドン・ジーニーファットシャーク
32デジ・ボーイコズミックドルフィン
33ダイ・サン・ゲンピンクスパイダー
34スペードマジックシーガル
35ダイゴローシルバーラット
36プリンシア・ラモードスパークムーン
37リリー・フライヤーバニーフラッシュ
38PJ(ピージェイ)グルービータクシー
39QQQ(キュースリー)ローリングタートル
40フェニックスレインボーフェニックス
--デスボーンダークシュナイダー

「F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE」に登場

キャプテン・ファルコンたちの時代がもはや過去の伝説となっている25年後の世界という設定のため、ファルコンと同時代に活躍したキャラクターは登場しない。

ちなみにマシンナンバーがついていない。

パイロットマシン
ミーガンホットバイオレット
ミッキー・マーカスファイアーボール
ジェーン・B・クリスティージェービークリスタル
ナイチ“ザ・スウィープマン”クレイジーホース
サイバー卿ダーティージョーカー
アレックスザ・スティングレイ
ブリッツ・ワーグナーシルバーサンダー
ケント・アケチファルコンマークツー
クミコ“ザ・ブレット”ファイティングコメット
ヤズー・ジュニアジェットバーミリオン

『F-ZERO ファルコン伝説』『F-ZERO CRIMAX』から登場

アニメの設定を元にしているため、原作シリーズの設定とは必ずしも一致しない(いわゆるパラレルワールド)。

No.パイロットマシン
00リュウ・スザクドラゴンバード
00クランク・ヒューズドラゴンバードEX
31ルーシー・リバティエレガンスリバティ
32ミス・キラームーンシャドー
33リサ・ブリリアントパンツァーエメラルド
34ダーク・ソルジャーソルジャーアンカー

関連タグ

任天堂 ゲーム

レース SF サイバーパンク

ファルコン伝説

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