ガンダムファイトッ! レディー・ゴー!
『機動武闘伝Gガンダム』において、モビルファイター(ガンダム)に乗って戦うパイロットの総称。
機体の操作方法が本作独自のモビルトレースシステムを採用している関係上、卓越した身体能力または武術に秀でた格闘家が選出されることが殆ど。
これはガンダムファイト第1回大会でネオギリシャ代表へローダ・ディオニソスが、各国代表の大半を占めた歴戦の名モビルスーツパイロット達を打ち破って優勝したことに端を発する。
彼はモビルスーツパイロットとしては三流であったものの、ネオギリシャの伝統格闘技バルカン柔術の達人であった。
この抜きん出た格闘能力がモビルトレースシステムと抜群の親和性を示し、圧倒的な実力で大会を制したのである。
以降、ガンダムファイターはその国の中で最も優れた格闘家や武術家から選出されるようになった。また、卓越した身体能力もしくは武術に秀でた人物を選出する傾向上、身分の貴賤や軍民の所属は問われない。
とはいえ、ファイターごとの戦闘スタイルは自由であり、銃器を活用する者や剣技を得意とする者など、武器術を主とする者も数多く選出・出場している。
上述したように選出要項に具体的かつ明確な規定は存在しておらず、中にはマフィアの頭目や元宇宙海賊のような犯罪者であろうとファイターに起用されるケースもある。
なお例外もあり、ネオエジプトは優れた支配階級のみがガンダムファイターとなれるなど、独自の規定を設けている国も、あるにはある。
主なファイター一覧
※は正式なガンダムファイト参加者ではない者。
- ネオ・ジャパン
- ネオ・アメリカ
- フィアー・フィラデル(ガンダムフリーダム)
- チボデー・クロケット(ガンダムマックスター)
- ネオ・チャイナ
- ネオ・フランス
- フェルナンド・ロワール(バロンガンダム)
- ジョルジュ・ド・サンド(ガンダムローズ)
- ジャン・ピエール・ミラボー(ミラージュガンダム)※
- ネオ・ロシア
- ネオ・ドイツ
- ウォルフ・ハインリッヒ(カイザーガンダム)
- シュバルツ・ブルーダー(ガンダムシュピーゲル)
- ネオ・スウェーデン
- ネオ・ホンコン
- ネオ・イタリア
- ビットリオ・アルジェント(ガンダムトーネード)
- ミケロ・チャリオット(ネロスガンダム→ガンダムヘブンズソード)
- ネオ・キューバ
- フランク・ガストロ(アラクノガンダム)
- ネオ・スコットランド
- バードマン(不明)
- ネオ・メキシコ
- チコ・ロドリゲス(テキーラガンダム)
- ネオ・カナダ
- ネオ・イングランド
- ジェントル・チャップマン(ブリテンガンダム→ジョンブルガンダム→グランドガンダム)
- ネオ・エジプト
- ダハール・ムハマンド(ファラオガンダムIII世→ファラオガンダムIV世)
- カウラー・ラムゼス(ファラオガンダムXIII世)
- ネオ・トルコ
- セイット・ギュゼル(ミナレットガンダム)
- ネオ・モンゴル
- キル・ハーン(テムジンガンダム)
- ネオ・ポーランド
- チェルシー・ワレサ(ガンダムマグナート)
- ネオ・オランダ
- ルドガー・バーホーベン(ネーデルガンダム)
- ネオ・インド
- チャンドラ・シジーマ(コブラガンダム)
- ネオ・ネパール
- ネオ・ノルウェー
- エリック・ザ・バイキング(バイキングガンダム)
- ネオ・デンマーク
- ハンス・ホルガー(マーメイドガンダム)
- ネオ・スペイン
- カルロス・アンダルシア(マタドールガンダム)
- ネオ・ポルトガル
- ロマリオ・モニーニ(ジェスターガンダム)
- ネオ・ケニア
- コンタ・ン・ドゥール(ガンダムゼブラ)
- ネオ・マレーシア
- ガラ・ガーラ(スカルガンダム)
- ネオ・シンガポール
- ラセツ・ダガッツ(アシュラガンダム)
- ネオ・ギリシャ
- ヘローダ・ディオニソス(バルカンガンダム)
- マーキロット・クロノス(ゼウスガンダム)