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フワの編集履歴

2019-09-21 19:44:29 バージョン

フワ

ふわ

フワはアニメ『スター☆トゥインクルプリキュア』の登場キャラクターである。

曖昧さ回避

ドラゴンボール超』のキャラ⇒フワ(ドラゴンボール)


概要

CV:木野日菜


スター☆トゥインクルプリキュア』に登場する宇宙妖精

聖域スターパレスに住まう12星座のスタープリンセス達が、宇宙の支配を目論むノットレイダーの魔の手から星々の輝きを守る「最後の希望」として生み出した存在。


スターパレスがノットレイダーに侵略された際、スタープリンセスに仕える妖精プルンスはフワを逃すようにプリンセスたちに託された。命からがらスターパレスから脱出したフワとプルンスは惑星サマーンの宇宙調査員であるララに保護され、以後はともに行動していた。

だが第一話冒頭で地球の一少女である星奈ひかるのイマジネーションに呼応してフワが彼女の元に転移してくる。それが本作の始まりとなる。


「フワ」という名前はひかるが勝手に付けたもので、本名は「スペガサッス・プララン・モフーピット・プリンセウィンク」と、歴代プリキュアキャラの中でもタルトひめに次ぐ長いフルネームを持っている。ちなみにこのフルネームに「フワ」を想起させる単語は入っていない。

本人は「フワ」の名前を気に入ったようで、第2話では今まで通りに「スペガサッス」と呼ぼうとしたララに呼称の変更を促していた。スタープリンセスも本名ではなくこの名で呼んでいる(ブルーキャットユニ)やカッパードも「フワ」と呼ぶが、彼らは本名を知っているかは不明)。


フワは赤ん坊のように幼く無垢な存在であるものの、異星間の言語の壁を緩和したり、ワープホールや開いたりと様々な不思議な力を秘めている。特にワープホールの能力は凄まじく、宇宙星空連合の宇宙戦艦ですらワープを繰り返しても10年はかかるとされる程、遠く隔たった星空界から地球までの距離を一瞬で移動出来る程である。

ただしこれらの能力の発動には体調も関係するようで、26話では惑星サマーンの話題でひかると共に興奮して夜更かしした結果、ワープに失敗してしまった。

そして何より、「伝説の戦士プリキュア」の資格者を見出し、力を与える存在でもある。

フワが心を許して気に入った相手が「大切なものを守る力が欲しい」と強く願った時、フワはその相手にプリキュアの力を与える。具体的には、本作のプリキュアの変身アイテムである変身スターカラーペンスターカラーペンダントを生み出す。

因みに、この時はフワの耳にある輪っかが高速回転する。


おうし座のプリンセスによれば、宇宙中に散らばったプリンセススターカラーペンからプリンセスを解放し救い出せるのはフワだけなのだという。そして12星座のプリンセスを解放するたびにフワはその星座の力を手に入れ「成長」していく。ノットレイダーから宇宙を守るためにはフワに12星座すべての力を与えなくてはならず、つまり本作はフワを成長させることがプリキュアの使命の一つになっている。


一方、ノットレイダーは宇宙支配を叶えるためには12星座の力が必要としている。

そのため、星座の力が直接込められたプリンセススターカラーペンを探索しているが、同時にその力を使いこなせるフワも捕獲対象としている。


フワは第一話時点ではほぼ『フワ』としか言わなかったが、話が進むにつれて少しずつ言葉を発するようになっている。言葉を少しずつ覚えていくこともフワの成長の過程として描かれている。


地球上においては、普段はひかるが愛用していたオリジナル星座ノートを変化させたトゥインクルブックに入り込んで寝食を行っている。スタープリンセス達が変化したプリンセススターカラーペンを本に差し込むと、その象徴を模した姿へと変化する。この12変化形態は既に公式サイトで公開されているだけでなく、星座占いのミニコーナーでも用いられており、プリティストアでもアクリルキーホルダーやプリプリおてだまとしてグッズ化されている。

フワおとめ座フワ


目立ちまくりな行動を誤魔化す為に、ひかるたちは周囲の人物に対して「AIが搭載されて自ら動くぬいぐるみ」と言って誤魔化している。えれなの弟妹達からも可愛がられているが正体は今のところバレていない。

しかし、まだまだ幼いのか不意に飛び出したり、言葉を発してしまう事があり、それによってまどか(後のキュアセレーネ)に正体がバレたりしている(ただしこれはまどかが父親からこの街で宇宙人が暗躍しているという情報を事前に知っていたからでもある)。

ただ、喧嘩であわやコンビを解消しかけたひかるとララを「仲良くフワ!」と涙ながらに訴える事で繋ぎ止めたり、目的の為に自身を攫ったブルーキャット(フワは彼女が本来善人だと理解している)とプリキュアの争いを泣きながら「駄目フワ!みんな仲良くするフワ!」と叫んで思い留まらせようとしたり、惑星クマリンでのノットレイダーの蛮行に対して「いじめちゃ駄目フワ!」と叫んで抗議の声を挙げる等、争いや暴力を嫌う面も見られる。幼いなりに善悪の価値基準はしっかりと備わっている様だ。


また、今回の腹ペコ枠なのか、何でも食べようとする事も。惑星レインボーでレインボー鉱石が植物を育み十分な食事を取れるようになったことについてちんぷんかんぷんになったあまり「レインボー鉱石が食べ物」と勘違いすることも。また、ユニが持っていたマタークッキーに興味を示し、最初はユニに「刺激が強すぎる」と与えられなかったものの、後にユニの歓迎会で彼女が持っていたクッキーを食べてしまい、案の定刺激が強すぎたためこれが元でとんでもない事態を引き起こすことになってしまった。その際にAIから声帯横隔膜の存在が言及されているため、身体構造は地球の脊椎動物と大差ないようである


まさかの人間化

キュアフワルンフワ

夏からの恒例となっているマスクプレイミュージカルショー(プリキュアショーの豪華版)である『スター☆トゥインクルプリキュア ドリームステージ』では、今回フワは異例の展開を迎える。

願い事を3つ叶えてくれる宇宙の宝「イマージジュエル」を巡る物語なのだが、そのイマージジュエルの力によって人間の女の子へと姿を変えることになる

背丈は人間の少女と同程度となる(プリキュアよりは低い)。髪は銀髪で右側にはララ同様にメッシュが入り、頭には通常のフワと同じ惑星状の耳があり、服装はキュアミルキー同様の透明なパフスリーブと薄ピンクの上部、もこもこのカボチャパンツを着用し、これも通常のフワと同じ尻尾が生えている。


キービジュアルが発表された時点で話題となっただけでなく、ファンの中には「ショーだけではもったいない」という意見や「後々本編あるいは映画でも変身するフラグでは」と想像する者もいる。

また、マスコット枠の人間化だけに、これまでの類例を連想する人も多く、中でも「願いを叶えてくれる宝によって人間化」というシチュエーションからキュアモフルンを想起する人が大多数となっている。

また、12変化形態を人間化した姿で描く人も出ている。

フワペコモフ~双子座フワ(人の姿)


驚きの進化

第31話にして最後に残ったうお座のペンを、ガルオウガとの戦いの末に手にしたプリキュア達。スターパレスにうお座のプリンセスが復活し、これにて十二星座のプリンセス全員がスターパレスに戻ったのだが、その先にうお座のプリンセスがフワに食事を促された為、スターは言われるままにうお座のペンでゼリーを具現化。フワに食べさせると、突然フワの身体に異変が起こる。身体が光り出したかと思うと12本のペンの力が結集し、シャイニートゥインクルペンが出現し、トゥインクルブックに刺さったかと思うと、何とフワの身体が変化したのだ。

胴体と手足が伸び、輪っかの有る星の形をした耳も変化すると同時に、頭に角と虹色のたてがみまで生えたその姿はまさにユニコーンそのもの。思わぬ変化にプリキュア達は驚愕するばかりであった。


なお、これはフワが真なる姿に近づいた成長の証であり、一時的な形態変化ではなく永続的な変化である。ネット上の実況では「もどして」「かえして」などという声も多少は聞かれたが、余談の節にあるように玩具販促に絡む以上はそうはいかないので諦めよう。


ユニコーン形態になったフワに備わった基本的な能力として、シャイニートゥインクルペンの力を一時的に解放し、短時間ではあるがプリキュア達をトゥインクルスタイルへとパワーアップさせる事がある。

だが、これはあくまでフワが本来持つ力の最低限のものに過ぎないようで、そもそも12本のペンを集めて進化したばかりのフワは成長過程の途中なのだという。

フワが真に成長を遂げるためにはここから更にトゥインクルイマジネーションを集める必要があり、それがなされた時に宇宙を救うための「最後の希望」としての力が発揮できるのだという。

その力はプリンセススターカラーペンにまつわる伝説である「12本揃えるとあらゆる願いを叶える」ものであり、ノットレイダーが求める「全てを凌駕する力」でもある。

また、ノットレイダーの首領であるダークネストはユニコーン形態に進化したばかりのフワを「器(うつわ)」と呼び、「器が満たされる前にフワを奪取せよ」とノットレイダーの構成員たちに檄を飛ばしていた。


中の人について

担当声優の木野日菜女史は前作『HUGっと!プリキュア』において何人かの端役を演じていた。その中にはキュアトゥモローの仲間のプリキュアも含まれている(役名は「未来の戦士B」)。

シルエットと声のみであるものの一応はプリキュア役を経験済み…?

木野はキャスト発表時のコメントで小学生時代に初代を視聴しており、プリキュアから勇気を貰ったと語り、成人後にプリキュアの映画を鑑賞しに行った時小さいお友達が精一杯プリキュアを応援する姿を見て感動したという。

その為、プリキュアで育った世代の声優はプリキュア声優も含めたら高橋李依朝日奈みらい/キュアミラクル)、美山加恋宇佐美いちか/キュアホイップ)、福原遥有栖川ひまり/キュアカスタード)、水瀬いのりキラ星シエル/キラリン/キュアパルフェ/キュアキラリン)、小倉唯輝木ほまれ/キュアエトワール)に続いて木野で6人目となり、妖精では水瀬に続いて2人目となった。


余談

玩具での扱いについて

フワは31話からユニコーン形態に変化するわけだが、このユニコーン形態のフワは秋玩具の主力コンテンツであり、ぬいぐるみをはじめとして様々な展開がなされる。その力の入れようは、31話以降はオープニング映像やエンディング画像、提供クレジット画像までもがユニコーン形態に作り直されていることでも示されている。(プリキュアシリーズでこれは追加キュア級の玩具販促重要度ということである)

しかし実は「ストーリーの中盤になって妖精の外見を大きく変える」はプリキュアシリーズではこれまでは極めてレアなことでもあった(※)。なぜなら妖精の外見を途中で大きく姿を変えてしまうと初期に出した妖精玩具が売りにくくなるとされていたからである。だが、プリキュア側が追加キュアによって変化があるように、妖精キャラにも変化が必要とマーケティング上で判断されたのかも知れない。


※妖精が成長して姿を変えていくことを過去でやったのははーちゃんがいるが、彼女の場合は「成長する妖精」ということ自体をウリにして玩具販促を最初から行っていたので、フワのようにサプライズ的に成長するのとは事情が異なるだろう。


プリキュアとユニコーン

フワチャン

ユニコーンというモチーフは欧米の女児向け玩具コンテンツでは採用しないことはあり得ないというくらいの定番のものであり、日本でもゆめかわ系の記号として多用されている。

だがしかし、実のところプリキュアシリーズでは意外にも長年拾われていなかった。ペガサスのモチーフなら何度も使われているのだが……


関連タグ

コピーフワ

タルト:こちらも本名がやたら長い妖精(本人も覚えていない)

うーたん:ルックス繋がり

ユニコ:進化後の姿が似ている。

本名が長いキャラ


不破諫同年30分違い名前繋がり。性格やキャラクターは全く違う。⇒キュアライダーフワ諫


腑破十臓10年前1時間違いの名前繋がり。こちらも性格やキャラクターは全く違う。

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