おなら
おなら
概要
屁とも言う。
これがげっぷである。
一方でお尻から出たものがおならとなる。
平均的に大人は1日あたり0.5~1.5リットルのおならをする。
臭い
おならの匂いは食べたものや体調によって変化する。
肉類などを食べた後はおならの臭いが臭くなりがちである。
漫画などではおならの音がすると周囲が臭がるといった表現が多いが、実際は音が出るおならは臭いがしないことが多い。むしろ音がしないおならの方が臭い。これは腸内の空気圧が低い分ガスの濃度が濃いためである。
その他
一般的に公共の場でおならをすることは失礼にあたるためあまり良くないとされる。
誰も居ない場所ならまだしも部屋やエレベーター、満員電車の中など密閉空間ではなおのことである。
しかしながらおならは生理作用であるため我慢のしすぎはあまり良くない。
ちなみに欧米ではおならよりもげっぷの方がマナー違反になる傾向にあるが、習慣や地域、個人にもよる。
特に人前では悩みの種になるおならであるがこのような臭いを好む変態さんもいるようだ。
あまり体調が良くない時は、おならが出そうだと思っていたらもっと深刻なものが排出されてしまうことがあるのでその際はトイレに駆け込んだほうが良い。
また、さつまいもを食べるとおならが出ると言われている。食物繊維のあるものは総じて大腸をカツヤクさせるので。
あと、江戸時代の日本にも「放屁師」という職業がいたけど、19世紀、フランスのムーランルージュで、ピュジョールという放屁芸人がいて、「おならでラ・マルセイエーズを奏でる」など自在な放屁芸で(けつから吸った空気を吹くんで臭いはないらしい)当時のフランス人の腹筋を壊していたという。また応用技として「肛門から水を飲む」という芸もやっていたらしい。なんかそれ以降女性の放屁芸人が出たそうだけどこっちはホースとかを仕込んでやってた偽芸人らしい。
日本の昔話には、おならにまつわる物語として『屁ひり女房』(「へっこきよめさ」等とも)が存在。
屁を我慢していた嫁が、強大な威力を持つ屁で活躍するという、非常にシュールな内容となっている。
また上記とは別の話として、身分のある人が邸内で仕切を立て、人払いをして屁をしていた区画か転じて、後に「部屋」になるというお話もあった。
あと…え? もういい? ですよね。