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ジャスタウェイの編集履歴

2020-07-21 20:29:14 バージョン

ジャスタウェイ

じゃすたうぇい

ジャスタウェイとは、ジャスタウェイである。それ以上でもそれ以下でも、それ以外の何物でもない。

概要を説明しろコノヤロォォォ!!!

うるせェェェ!!!

ジャスタウェイはジャスタウェイに決まってんだろーが!

それ以上でもそれ以下でも、ましてやそれ以外の何物でもねーんだよ!

わかったかボケェェェ!!!

つくりかた

  1. 胴体を作る
  2. 頭を作る
  3. 組み立てる
  4. 腕を刺して完成

尚、パーツ取り付けの際に勢い余って頭部や腕のパーツを深く差し込んでしまうと、爆発してしまうので注意が必要である(ゲーム『銀魂でぃ〜えす・万事屋大騒動!』より)。

ジャスタウェイを手早く、かつ正確に量産する事が出来れば、次期工場長になる事も夢ではない。


効果

投げると爆発する。それ以外にも、風鈴目覚まし時計料理の出汁等に幅広く使用されている。


まぁ、そう言う額面上の説明はさておいて・・・

その実態は高度にユニット化され、組み立てが簡便かつ携行も容易な小型高威力の対人・対物殺傷・破壊用爆薬であり、製造工場は反幕府運動を扇動する組織のカバー企業である。

このことから、恐らく「ジャスタウェイ」は「Just away」(すぐに逃げろ)という意味だと思われる。

作中では、記憶喪失になった銀時がジャスタウェイを生産する「マムシ工業」の工員として働いていた際、物凄い勢いでジャスタウェイを量産し「次期工場長候補」と言われる程の働きを見せていた。なお、同じく記憶喪失の状態で働いていた近藤は、潜入捜査をしていた山崎に「お前ここで何してんの!?」と突っ込まれ「僕は江戸一番のジャスタウェイ職人になるんだ!」と涙ながらに訴えるも、山崎に「だったら安心しろ、お前は世界一のバカだ」と一蹴されてしまっている。

後に土方十四郎手榴弾として使用している他、『Jスターズビクトリーバーサス』でも銀時が投擲用武器として使用している。


まさかの実写化

そしてジャスタウェイの名はアニメのみならず、特撮にも進出する。

2014年11月23日放映の「烈車戦隊トッキュウジャー」第37駅にて登場したシャドー怪人「管理人ナイト」(ちなみに声の出演は銀魂眼鏡のツッコミの人)が携える武器の名前がジャスタウェイだったのである(本編での呼称。設定上の正式名称は「ナイト系ジャスタウェイ」)。

愛馬

※画像はイメージであり、それ以上でもそれ以下でも、ましてやそれ以外でもありません。


馬の頭がついており、生命を持っているらしいこの斧にまたがったナイトは、超高速で動くことができ、その速さでトッキュウジャーを翻弄したが、ザラムに捕まったジャスタウェイは「牧場に帰れ!」と投げ飛ばされ空の彼方に消えた。そしてナイトは「ジャスタウェイがFAR AWAY!!」と叫ぶのであった。

前半が虹野明とトッキュウジャー達の今後を予感させる超どシリアスな展開だったにもかかわらず、後半で一気に笑いの渦へと消えてしまった。

大和屋氏、やりたい放題の回である。

公式にのった怪人蘊蓄では「自身のナイト系ジャスタウェイは広い世界へ羽ばたいていった」と記載されている。


意味が分からない人のために補足させていただくと、これはジャスタウェイはジャスタウェイでも爆弾の方ではなく後述の大和屋氏所有の競走馬が元ネタになっていると思われる。

爆弾の方に馬要素はない。多分。


関連イラスト

関連タグ

銀魂 爆弾 目からジャスタウェイ 消したらジャスタウェイ


余談、というか、実在のジャスタウェイの話

アニメ版『銀魂』の脚本家大和屋暁が所有していた競走馬の名前もジャスタウェイである。

父は日本馬で唯一ディープインパクトを降したことがあるハーツクライ。(暁氏本人も一口馬主になっていた)

成績は22戦6勝。直線一気の末脚が持ち味であり、22レース中12レースで上がり3F(残り600mからゴールまでの時間)最速を記録している。

デビューから重賞制覇まで

2011年7月に新潟競馬場でデビューし、2着馬ラパージュに5馬身差をつけての圧勝で見事デビュー勝ちを飾る。

その後は重賞に挑戦するが、入着はするも3連敗。

そして2012年2月25日、阪神競馬場で行われるアーリントンカップ(G3)に出走。

最後方に位置したまま外を回って直線に入ったが、直線に入ると一気の末脚で最後方から12頭をまとめて差し切るというド派手な勝ち方で重賞初制覇を飾った。


ちなみに、アニメ「銀魂」で競馬がテーマとなっている155話「裏の裏の裏は裏」にも「ジャスタウェイ」と言う名の馬が登場しており、右回りのレースで馬番13番のジャスタウェイが大外からごぼう抜きして1着入線というアーリントンカップに酷似したレース運びをやってのけている。「予言」と言われる事もしばしば。


突然の覚醒

その後は古馬相手の毎日王冠で2着に入るなど、その実力を見せてはいたものの、なかなか勝利に恵まれず。4歳の一時期はエプソムカップ(G3)・関屋記念(G3)・毎日王冠(G2)と重賞3連続2着になっており、競馬マンガ「馬なり1ハロン劇場」でも「走っても走っても銀銀銀の銀魂(ぎんだましい)」と元ネタに引っ掛ける形でネタにされたりもした。


ところが2013年の第148回天皇賞(秋)において、直線半ばで一気に、それも他馬が止まって見えるほどの爆発的な末脚(上がり3ハロン34.6という出走馬最速の末脚だった)で抜け出し牝馬三冠ジェンティルドンナや、前年の覇者エイシンフラッシュ等を4馬身置き去りにしまさかの天皇賞馬となった。

天皇賞馬ジャスタウェイ明けましておめでとう御座います

ちなみに、これは馬主の大和屋氏と父親のハーツクライにとって初のGⅠ馬でもある。

また、年が明けて2014年初戦のGII中山記念も、直線の短い中山競馬場であるにも関わらず直線で突き抜け三馬身半差の完勝で重賞3勝目を飾った。


ドバイの勝利とランキンク世界一

そして、3月末にドバイで行われたGIドバイデューティーフリーに参戦したジャスタウェイは、海外の地でも激走。

2着以下を完全に引き離し、コースレコードを2秒以上更新する大勝でGI2勝目、そしてアドマイヤムーン以来の日本馬によるドバイデューティーフリー制覇を成し遂げた。父・ハーツクライはドバイシーマクラシックを勝っているので、親子でのドバイ制覇も達成。

ちなみに6馬身と1/4離した2着ウェルキンゲトリクス(ここまで6戦全勝の南アフリカの馬)もレコードを更新するタイムだった。

世界のジャスタウェイ世界のジャスタウェイ(〓 ̄(∵エ∵) ̄〓)ゞケイレイ!!

また、その勝ちっぷりが評価されてか、その後発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」において130ポンドの評価を獲得し、同ランキングにおける日本馬初の単独トップという栄冠に輝いた。

この130ポンドという評価は、日本馬ではエルコンドルパサーに次いで歴代2位、内国産馬に限定すればディープインパクトオルフェーヴルといった名馬たちをも超える歴代1位の評価であり、名実ともに「現時点での世界最強馬」と認められたという事でもある。完成度たけーなオイってレベルじゃねーぞ。


安田記念、凱旋門、JC、有馬

そして、休養を挟んで帰国初戦の第64回安田記念(GI)。主戦の福永祐一騎手が騎乗停止となったため、柴田善臣騎手に乗り替わっての参戦となった。

直線で馬群に飲まれかけたが、坂を超えると馬群を抜け出し加速。先に抜けていたグランプリボスとの激しい叩きあいをハナ差で制す。GI3連勝の快挙を成し遂げた。

(メイン画像はその記念のもの)


そして、「世界最強馬」の称号と日本中の期待を背負って、ジャスタウェイは世界最高峰のレース、第93回凱旋門賞へ出走した。

しかし、スタート後は内を突いてレースを進めたものの、結局はあの爆発的な末脚を見せる事無くゴールイン。8着という失意の結果に終わった。

しかしワールドベストホースランキングでは世界トップの130を未だキープしており、どうやら「適正距離外での敗退」として判断されたと思われる。


その後、帰国初戦としてGIジャパンカップへ出走。

結果はエピファネイアに4馬身差ちぎられての2着だったものの、国内外のGI馬総勢12頭が集まった豪華メンバーの中で2着を確保しているため、実力は未だ日本馬の中でもかなり上位にあったと言えるだろう。


そして、2014年12月28日に行われた有馬記念に出走したジャスタウェイだったが、結果はジェンティルドンナの4着であった。

彼はこのレースを最後に引退、2015年1月4日には、京都競馬場で引退セレモニーが行われた。

1月7日付けで登録抹消、社台スタリオンステーションにて種牡馬として供用されている。


そして時は流れて2018年、彼の産駒がついにデビュー。

早くもデビュー勝ちを収めた産駒もおり、今後の活躍が期待されている。


表彰

その後、国内においてはJRA賞最優秀4歳以上牡馬を受賞。

また、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表したロンジンワールドベストレースホースランキングの2014年版において1位を獲得。

名実ともに、2014年内において世界一のパフォーマンスを見せた馬として認められたのであった。

なお、2位にはエピファネイアが入り、日本馬がワンツー達成と言う快挙も達成された。


当初は馬名からネタ馬扱いだったものの、突然の覚醒で一躍世界にその名を轟かせた、まさに爆弾のような競走馬生活だったジャスタウェイ。

彼の爆発的な末脚を受け継ぐ産駒の誕生が楽しみである。


その他

JRA公式発表では、この馬の名前の由来は「Just a way」(その道)となっている。

また、大和屋氏の2頭目の所有馬はオツウである。この馬も新馬戦を快勝した。その後はジャスタウェイと同じく勝ち切れない時期が続いたが2014年に3連勝で1600万円以下条件まで昇格。その後またも停滞が続いたが、2015年の多摩川ステークスで1年弱ぶりの勝利、とうとうオープン馬の仲間入りを果たした。

しかしその後は重賞3着など時折好走はするも2桁着順の大敗が多く、オープン特別リゲルステークスでの12着を最後に引退し、繁殖牝馬となった。


また別の余談

お笑いコンビ御茶ノ水男子ジャスタウェイしいはしの芸名の由来も(爆弾の方の)ジャスタウェイである。しいはし自身は特撮なども好み、ネタでも特撮ネタを取り入れることが多いが、は好きな漫画に銀魂であり、一番隊隊長のコスプレをした事もある(なお相方のおもしろ佐藤は元アニメーターであり、偶然か必然かジャンプアニメNARUTOBLEACHの作画をしていたことがある。)。


※pixiv内で競走馬の「ジャスタウェイ」を検索する場合は、「ジャスタウェイ 馬」で検索するとヒットし易い(「馬」という検索ワードであれば「競馬」と「競走馬」のどちらにもヒットする為)。

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