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ポセイドンの編集履歴

2020-09-01 09:57:55 バージョン

ポセイドン

ぽせいどん

ポセイドンとは、「ギリシア神話」に登場する海を司る大神である。

曖昧さの回避

  1. ギリシャ神話の神(本記事で説明)
  2. 水球日本代表の愛称 → ポセイドンジャパン
  3. アイシールド21』に登場する架空のアメリカンフットボールチーム → 巨深ポセイドン
  4. ギャグマンガ日和』に登場する技 → フライング摂政ポセイドン
  5. グランブルーファンタジー』に登場する星晶獣ポセイドン(グラブル)
  6. 劇場版仮面ライダーOOO第4作『MOVIE大戦MEGAMAX』に登場するキャラクター → 仮面ライダーポセイドン
  7. 聖闘士星矢』に登場する神 → ジュリアン・ソロ
  8. 『トランスフォーマー 超神マスターフォース』に登場する深海合体兵士 → キングポセイドン
  9. のび太の海底鬼岩城』に登場するコンピュータ → ポセイドン(海底鬼岩城)
  10. バビル2世』に登場する三つのしもべの一体
  11. Fateシリーズに登場するキャラクター→ポセイドン(Fate)
  12. ロードオブヴァーミリオン』に登場するキャラクター → ポセイドン(LoV)
  13. にゃんこ大戦争』に登場するキャラクター → 海王神ポセイドン
  14. 劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』に登場するキャラクター→ポセイドンオルグ

概要

ポセイドン(Ποσειδ?ν, Poseido-n)は、ギリシャ神話を司る神である。イオーニア方言系では「ポセイダーオーン」、また「エンシノガイオス」とも呼ばれる。ローマ神話ネプチューンと同一とされる。

また地下水の支配者でもあり、の守護神ともされる。また後述のように、波によって大地が揺らされることから地震の神でもあった。


クロノスレアの子であり、ハーデスの弟でゼウスの兄。(ただし、とある理由で兄弟の順は逆転している。)

オリュンポス十二神の1柱である。

ネーレーイデスの1人であるアムピトリーテーを后とし、トリトンオリオンペーガソスなど多数の子がいる。


古くはペラスゴイ人に崇拝された大地の神(特に地震を司る)であったと思われ、異名の1つに「大地を揺らす神」というものがある。また、との関わりが深く、競馬の守護神としても崇められた。

故にその象徴となる聖獣イルカ(アムピトリテとの婚姻の際に手助けをしてくれた為)であり、聖樹はである。


ヒポクラテス文書『神聖病について』では、神に由来する「神聖病」とされていた「てんかん(脳の神経疾患の一種)」がポセイドンによるものという信仰が紹介されている。著者によると、この信念を持っていた人々はてんかんの状態を「馬に似ている」と語っていた。彼等はそこから馬を司るポセイドンとの間に連想をはたらかせたのだろう。


と比較して逸話はあまり残されてはいないが、馬に変身してデメテルを強姦したという話や、貞淑を貫いていた美しい乙女のカイニスを強姦し、お詫びとして男に変えたという逸話も残っている。立ち位置としてはゼウスに次ぐヤリ◯ンである。


水を操って座礁した船を救ったり荒れたを静める事ができる反面、海をかき混ぜれば嵐を起こせる三叉の矛・トライデントを武器とする(タイタン戦役の際に地下から解放したサイクロプス三兄弟がプレゼントしてくれたらしい)とされ、真鍮の蹄と黄金のたてがみを持った半魚の馬ヒッポカンポスの牽く戦車に乗る。

ポセイドンの宮殿は大洋の中にあり、珊瑚宝石で飾られているとされる。


禁断の恋路

ポセイドンはとある新興ポリス(都市)を治める神の座を巡り、姪でもある知恵の女神アテナと争ったことがある。住民へのプレゼントとしてポセイドンは塩湖(泉、または馬や鯨とされることもある)を、アテナはオリーブの木を授けたが、人々は「よりも色々加工できるオリーブの方がありがたい」ということでアテナを神に選び、そのポリスの名をアテネ(現ギリシア首都)とした。


年下の女神に負けたことにショックを隠せないポセイドンだったが、そこに転機が訪れる。絶世の美女メデューサと知り合ったのだ。彼女の美貌と優しさに触れたポセイドンは彼女と親交を深め、アテナへの仕返しも兼ねてアテネで逢瀬を重ねた(超婉曲表現)。


アテナは誇り高き処女神であった為、自らの神殿で卑猥な行為をした二人に激怒した彼女は、メデューサがポセイドンと別れて家に帰ろうとしたところを強襲。艶やかな髪を全て蛇に変え、美しかった目を目を合わせればたちまちどんな者だろうと石に変わる眼へと変えてしまった。


自分の見た生物の全てを殺してしまう容貌にされてしまったメデューサは嘆き悲しみ、姉のステンノエウリュアレの元に身をひそめ、ポセイドンと二度と会うことの無いようにした。


そして月日は流れ、ペルセウスによってメデューサは討伐される。


彼女の首が地に転がった時、その中から天馬ペガサスと巨人クリュサオルが生まれたという。それは紛れもなく、海の皇の愛の元に生まれた二人の仔だった。



実の姉との結婚

前述したように、海の神として崇められる以前は、彼は大地の神として崇められていた。その縁からか、彼は農耕の女神であるデメテルと縁が深い。そもそも、彼の名である『ポセイドン』は、ポセイ→ポシス(夫を意味する)、ドーン→ダーオーン(デメテルの別名)とされることがある。

また、ギリシャはアルカディア州のピガリア市には、ポセイドンとデメテルが夫婦であったとの言い伝えもある。二人には子どもがおり、その女神はデスポイナと名付けられていた。


しかし、この二神に関する神話は非常に少なく、先述した強姦事件の他には関連性が無い。時代を経るにつれて薄れてしまったのだろうか、それともアムピトリテとの結婚という話が主流となった為、忘れられたのだろうか。



アムピトリテとの結婚生活

ポセイドンの恋バナで主流とされるのがこちらの話である。

詳細はアンピトリテよりどうぞ。


女神転生シリーズでは

結構大御所の神様であるにも関わらず、出演作品はかなり少ない。

デビルチルドレンに出演するも、他シリーズに登場するハデスやゼウスが原典を踏襲したデザインにあるにも関わらず、彼だけエイの腹にポセイドンの顔があるという奇妙な姿で登場。どうしてこうなった。


ゴッドオブウォーシリーズでは

CV:楠見尚己(1作目)⇒緒方賢一(3作目以降)

海神であるにも関わらず、能力は嵐の力を具現化させた電撃彼の冷たい息を具現化させた氷など、水とは全く無関係な能力を司る。


クレイトスがオリュンポスに仕えていた頃は様々な力を与えたが、彼がアレスの後釜となった後を描いたPSPの外伝作『降誕の刻印』で、スキュラとの死闘の末に自身の聖地アトランティスを滅ぼしたことで敵対することになる。


クレイトスがタイタン達と結託してオリュンポスに最終決戦を挑んだ際は、タイタン族の戦士エピメテウスを一撃で屠ると海に飛び込み、聖獣ヒッポカンポスを引き連れた水の巨人となってクレイトスとガイアの前に立ちはだかった。死闘の末に水の中から引きずり出されて巨人化を解除されてしまい、自身もクレイトスにフルボッコにされた挙句に両目を潰され首をへし折られ殺害された。彼の死により支配者を失った海の水は溢れ出し、大地のほとんどを水没させてしまった。


ちなみにこの巨人形態は第2作目でタイタン族のオケアノスの没案であった。


関連タグ

ギリシャ神話 海神 トライデント

ゼウス ハーデス

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