概要
人口は約68万人で、浜松市に次ぐ県内2位。
県の行政、商業、文化、情報の中心として機能している。
地理
昭和時代の大規模合併により、駿河湾沿いから南アルプス(標高3,000m超)までのとんでもない標高差を持つ市となってしまった。さらに平成時代に清水市と合併し日本で5番目に広い面積を持つ市町村(約1,411km²)になった。県庁所在地では最大、全自治体でもトップクラスの面積を誇る。
ただし市域のほとんどが山間部であり、全体の7%程度しかない平地と低地に約60万人の市民が集中している。
南アルプスのエリア以外は太平洋沿岸性気候に属し、一年を通して温暖で降雪も少ない。
東京都と愛知県名古屋市のほぼ中間に位置し、独自の商業・文化圏を生み出している。
鉄道は市街地をJR東海の東海道本線と東海道新幹線、静岡鉄道静岡清水線が、山間部を大井川鐵道井川線が通る。
中心駅は静岡駅。
有料自動車道としては東名高速道路と新東名高速道路が東西を貫く。
市内に旅客空港はなく、近辺に牧之原市と島田市に跨る静岡空港が所在する。
産業
現在は第三次産業と機械・食品工業を中心としているが、茶葉、イチゴ、みかん栽培が盛んで、サクラエビや興津鯛、しらすの漁獲でも有名である。
またタミヤやバンダイなどのプラモデルの一大生産地としても知られる。
歴史
その没落後は甲斐国からの武田信玄に侵略されるが、徳川家康によって復興。
江戸時代は江戸幕府の直轄地として繁栄し、一時は人口10万人に達した。
2003年4月に東隣の清水市を合併し、2005年4月に政令指定都市に移行した。
スポーツ
静岡市及び周辺地域出身のサッカー選手やプロ野球選手が多いのも特徴的である。
舞台となった作品
:作者さくらももこの幼少期をモデルに史実と創作を織り交ぜて描かれた。
:主人公達の住む「南葛市」は静岡市と旧清水市の間に設定された。