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賢神トリンの編集履歴

2021-02-18 01:05:15 バージョン

賢神トリン

けんじんとりん

「獣電戦隊キョウリュウジャー」の登場人物。

声:森川智之

スーツアクター:岡元次郎


概要

かつて獣電竜を率いて、デーボス軍と戦った人物。獣電竜ブラギガスの相棒でもある。

姿は青い鳥人で、キョウリュウジャーとなるべき人間を探し出したり秘密基地スピリットベースを用意するなどいわゆる司令官ポジション。デーボス軍の出現を察知すると髭がなびくようになっている。

また、戦闘力も高く、目や手からビームを放つことができる。これを使い百面神官カオスに襲われたダイゴを助け、カオスと互角に渡り合った。9話では剣を使い、怒りの戦騎ドゴルドを途中まで圧倒する強さを見せた。

ダイゴの父・ダンテツとは昔からの付き合いらしく、ダイゴを獣電戦隊にスカウトしたのもその縁から。

「ブレイブだ!」が口癖。

冷静で常に落ち着いた口調で話すが、ノブハルを他の仲間たちどうように「ノッさん」と呼んだり、アミィが放置していた漫画を空き時間に読んで内容を把握するなど意外にもノリの良い一面がある。


正体

28話以降のネタバレが含まれます








実はかつての彼の名は「魔剣神官トリン」。元デーボス軍の一員であり、百面神官カオスの実弟である。

約1億年前、地球と「昆虫型生物の惑星」をそれぞれ滅ぼす為に、予めその下準備を整えさせようとデーボスは2人の神官の兄弟を生み出した。それがカオスとトリンである。

そして兄のカオスは昆虫型生物の惑星に送られ、トリンは地球に派遣された。

しかし、降り立った地球で始めて目にした、恐竜達を初めとする地球の生き物達の生命の躍動する様に感動し、それを奪おうとする創造主のデーボスに対して疑問を抱き、デーボス軍を裏切り恐竜達に力を与えて共に戦った。その時の戦いでカオスの左肩に傷を負わせており、これを屈辱と感じたカオスはあえてその傷を治さず、トリンに対する復讐の機会を狙っていた。

そしてトリンはブレイブ28で怨みの戦騎エンドルフによって左の羽を斬り落とされた上に、喜びの戦騎キャンデリラの唄で理性を失いかけ強制的に巨大化させられてしまうが、自分で五連獣電剣を突き立て自決のような形で死亡する。

しかし、イアンラミレス鉄砕の持ってきた超古代の秘石(ダイゴのペンダントと同じもの)の力をキョウリュウジャーメンバーが祈りの唄で引き出した事で生還し、自分の出生を知った上で信じてくれたキョウリュウジャーの姿を見て涙を流す。


ちなみにデーボス軍は、末端のゾーリ魔に至るまでデーボスの細胞から生まれた存在である為、彼等だけが明確に兄弟とされている事に疑問を持つ者もいるかもしれないが、デーボスは様々な星を滅ぼす過程で様々な生物に関する情報を体や細胞に蓄えており、それら様々な細胞から生み出されたのがデーボス軍の者達なのである。つまりカオスとトリンは同一の細胞から生み出された者同士なので「兄弟」なのである(その割には外見は全く似ていないが、マッドトリンの件を考えてもそれぞれの能力や特性などから、外見を変えて生み出せるのだろう)。


ブレイブ34でブラギガスのパートナーだという事が判明。そして、獣電竜達の親のような存在であるブラギガスにとってパートナーとなる「閃光の勇者」は最初から彼しかいなかった。

だが、恐竜時代に自分の無力でブラギガスを失ったという自責の念、そして何より自分が元はデーボスの一員であることが、彼にとって「閃光の勇者」になれない理由だと決めつけていた。

しかしブレイブ36で、それまで自分が感じてきたものを思い出し、自分自身への認識を改め、キョウリュウシルバーへとキョウリュウチェンジした。


ブレイブ42ではダイゴの父、ダンテツを「キング」と呼んでいる事が判明。そのために(ノブハルを他のメンバー同様「ノッさん」と呼んでいるのに対し)ダイゴを「キング」と呼べなかったという。

ブレイブ43では鉄砕の幻術の力で『鳥居さん』という人間に変身する。







更に!ブレイブ45以降のネタバレ!!













ブレイブ45では「トリニティストレイザー」を習得したソウジに、自身の剣「フェザーエッジ」を託すが、あろうことか「真の地球のメロディ」を聞き取ったダンテツにより殺されてしまう。しかも今度は石化に留まらず、砂となって完全に消えてしまった。

実はこれは、「トリンを正義のスピリットのまま『大地の闇』に送る事によって、『大地の闇』を完全に断ち切ってほしい」という「真の地球のメロディ」に触れたダンテツの秘策だったのだ(後に、鉄砕の発言で「予め打ち合わせていた=知っていた」という事が明かされる)。ダンテツに「殺された」後のトリンは、ラミレス・鉄砕と共に、闇時計の進行によって再活性化した「大地の闇」のデーボモンスターを退治しつつ、その中枢に向かう。

ブレイブファイナルにて闇の中枢にたどり着くも、同様の作戦を行ったカオスに阻まれるが、この時既にデーボス軍を脱退していたキャンデリラと楽しみの密偵ラッキューロの助太刀により、「大地の闇」の破壊に成功、カオスとの長年の因縁に決着が付いた。その後は二人を激励し地上に送り出し、自らはスピリットレンジャーと共に姿を消した。更にダイゴと獣電竜が戻ってきた後、幻影となって弥生を含めた7人のキョウリュウジャーの前に現れた。


上記の通り、トリンは『作中で殉職』しつつも、最終回まで完走するという異例の扱いとなった。

過去の恐竜系戦隊でも、ドラゴンレンジャー/ブライ恐竜戦隊ジュウレンジャー)、アバレキラー/仲代壬琴爆竜戦隊アバレンジャー)が作中で殉職をした。これにより、『恐竜系戦隊の追加戦士番外戦士は、その人物の種類に関わらず殉職者が出る』という法則が成り立ってしまった(ちなみに後輩の恐竜スーパー戦隊でも番外戦士が殉職しているため、この法則は依然有効である)。

ただしブライと壬琴が残りの命を戦いに捧げた後の死亡なのに対し、トリンは地球を救う為に死という選択肢を選んで前に進んだと言う形であり、内容は大きく違っている。「死亡してからが本番の作戦」は通常悪役に多いが、ヒーローでこのパターンは非常に珍しい。「死してなお闘う魂」スピリットレンジャーという概念を持つ本作らしいと言える。


そして、続編では…


関連タグ

獣電戦隊キョウリュウジャー キョウリュウジャー

獣電竜 獣電池 始祖鳥

ニチアサトラウマラッシュ(1月19日ショック)


嘉挧:敵組織の大幹部から戦隊司令官に転じた繋がり。ただし彼の場合もともと平和主義者だったのであり、光落ちしたわけではない。物語終盤に死亡した点も共通だが、これは狙いがあったわけではなく、純然たる作戦失敗の結果である。ただし死亡後も退場せず主人公たちに魂(?)として導きを与えているのは相通じる。


ドギー・クルーガー/デカマスターショウ・ロンポー/リュウコマンダー:同じ獣人タイプの司令官


マリー・アンジュ1時間後の同じく消滅したまま最終話を迎えた存在。


ハリハム・ハリー5年後の1時間後に登場する彼と同じ経歴を持っていたハムスター


戦隊シルバー

ビート・J・スタッグトリン/桐生ダンテツナーガ・レイ


歴代番外戦士

志葉薫ラミレス/鉄砕/弥生ウルシェード/トリンバド

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