概要
コブラにそっくりな「アングィス・マスクルス」(雄々しき蛇)と、メドゥーサのような外見の「アングィス・フェミネウス」(女々しき蛇)がいる。
能力は「亜空間を発生させること」で、標的の超能力を上空に発生させたワームホールに吸い込んで、“遥か上空に転送して転落死させる”不可能殺人を実行。
この能力は、蛇が卵を丸呑みにした後、高所から身を投げて胴を叩きつけて卵の殻を割るという迷信から。また、風を操る能力を持ち、目眩ましや撤退時に用いる。
アングィス・マスクルス
CV/柴本浩行
コブラに似た姿を持つ超越生命体。※メインイラストの怪人。
個体名の意味は“雄々しき蛇”。身長210cm、体重170Kg。
仮面ライダーギルスが初めて戦った怪人でもある。
この杖に打たれた者はまるで毒蛇に噛まれた時の様に神経が麻痺して死ぬ。
葦原涼の恋人であった片平真由美に狙いを定めた際にそれを阻止せんとするギルスとの戦闘に突入し、「デモンズファングクラッシャー」で頭部に噛み付かれ、たまらず逃走を図るが工場で追いつかれ、「ギルスヒールクロウ」を受けて爆死した。
アングィス・フェミネウス
CV/兵藤まこ
毒蛇に似ている超越生命体。
個体名の意味は“女々しき蛇”。本作初の女性怪人。身長206cm、体重149Kg。
同族のマスクルスと同じ能力の他、頭部になびく蛇の髪の毛は一つ一つが意思を持っており「周囲の様子を本体に知らせる」役割を持つ。
「邪眼の鞭」と呼ばれる武器を持ち、戦う際に使う。これで打たれた者は徐々に体が石のように硬直して心停止で死ぬが、誤ってマスクルスに当てた際は何故か効果がなかった。
神社で仮面ライダーアギトがマスクルスと交戦中に突如として出現し、彼らの支配者である子供の姿をした闇の力の見守る中、マスクルスの助太刀に入るも形勢が不利になった為、突風を巻き起こして逃走。
その後超能力者を次々に襲撃していたが、駆けつけたアギトや仮面ライダーG3と再び交戦。その最中に頭部の蛇を切断された為、撤退を余儀なくされる。
その後、闇の力に助けを求め、傷の回復を頼むが拒否された為、その場を通りかかった闇の力の生みの親、三雲咲子を腹いせに殺害するが、彼の逆鱗に触れてしまい、「死ね、自らの手で」と言い放った闇の力に肉体を操られ、自身の爪を腹部に突き刺し、黄色い光の粒子となって消滅した。
ハイパーバトルビデオでは、ハイドロゾアロードやジャッカルロードと共に再登場、てれッピの命を狙う。
てれッピを守る為に出動した3人ライダーの内、仮面ライダーアギトと交戦。鞭でアギトの頸を絞めるが、フレイムフォームにチェンジしたアギトのフレイムセイバーで鞭を切断され、最期は新技「ダブルセイバースラッシュ」で斬り倒され爆散。
余談
外見がコブラとメドゥーサなのは、『仮面ライダーV3』に登場するマシンガンスネークと、漫画版『仮面ライダー』に登場したコブラ男のパートナーである蛇姫メドウサへのオマージュと思われる。
彼等の標的となった片平真由美役の福澄美緒女史は、後に自身も蛇の怪人を2回演じる事になった。
関連タグ
アンノウン(怪人) 風属性 仮面ライダーアギト 仮面ライダーギルス
蛇のライダー怪人達
コブラ男 蛇姫メドウサ 海蛇男 ガラガランダ カナリコブラ マシンガンスネーク ヘビ獣人 ヘビ女 コブランジン ヘビンガー スネークコブラン ヘビンダー コブラ怪人 コブラ男ガライ
ゴ・ベミウ・ギ スネークロード ベノスネーカー スネークオルフェノク サーペントアンデッド コブライマジン ククルカン ヨルムンガルド ロイミュード(コブラ型)