キョウ(トレーナー)
きょう
概要
キャッチコピーは「どくの ことなら なんでも ござれ」。
彼に勝利するとピンクバッジが貰える。
忍者の末裔で、自称「現代に生きる忍」。「強さだけではないポケモンの奥深さ」を追い求めている。「ファファファ」という笑い方をする。
忍びを名乗るだけあり、彼のジムは見えない壁で仕切られているという凝った造りになっている。
毒だけでなく薬の知識もあり、手作りの薬で傷ついたポケモンを癒す。時々サファリゾーンの見回りをしているため、市民からの信頼は厚い。
『金・銀・クリスタル』、『ハードゴールド・ソウルシルバー』では第二の四天王に就任しており、娘のアンズがセキチクジムリーダーとなってその跡を継いでいる。
四天王として対峙することになる『金・銀・クリスタル』、『ハードゴールド・ソウルシルバー』でも対戦前に「相手を惑わせ、毒をくらわせる…まさに変幻自在、妖しの技よ!」と名乗っており、戦法はジムリーダーの時と似通っている。
…のだが、後にこの発言は4年後に変幻自在の忍者のポケモンが登場し、本当に実現してしまった。
どくタイプのポケモンを専門的に扱う有名なトレーナーは何故か女性が多く、男性トレーナーは現状としてはほぼキョウだけだったりする。
他媒体のキョウ
アニポケ
CV:大塚芳忠
アニメ版では無印編32話に登場。使用ポケモンはモルフォンとゴルバット。
アニメオリジナルキャラクターとして妹のアヤがいる。
また、「ベストウイッシュシーズン2エピソードN」の第8話「燃えよリザードン!vsカイリュー!」の回想でも一瞬登場している。
アニメでは金銀編およびそれ以後にも娘のアンズは登場していない。
ポケモンマスターズ
CV:大川透
ポケモンマスターズでは初期から実装されており、シナリオ上で彼とアンズのコンビを倒すと加入する。
バディはクロバット。
どくどくのキバによる猛毒付与という個性を持っており、それによりソロコンテンツのバトルヴィラにおいては最終兵器と言っても過言ではない活躍を見せる。
ボスステージでは相手を残り一体にした後でキョウと守りに長けたポケモン2体のチームで挑めば、積極的に攻めずとも猛毒を付与した後は耐えているだけで高い耐久力を持つ後半ボスだろうが勝ててしまう。
今でこそアザミ&ハブネークなどの出現で猛毒状態を付与できるバディーズは珍しくなくなったが、バディストーンボードでは自身の回避率が上がった分だけバディーズわざの威力を上げる「回避率↑分威力上昇」のスキルを獲得することができ、もとよりどく状態の相手に高い威力のバディーズわざを放てることもあってアタッカーばりのダメージを叩き出すことができる。
そのため、相手全体にどく状態を付与することができる上にチームスキル「カントー」「どく」の補正がかかるコジロウ&マタドガスと非常に相性がいい。
ちなみに時系列はHGSSになっているので、チームスキルはカントー・四天王になっている。
漫画作品
中村里美氏の描いた漫画「ポケットモンスター全書」では、サファリゾーン園長の親友だったが、忍びの里として自然豊かだったセキチクを開発した事で対立。園長を懲らしめるべく、愛用の入れ歯を盗むと言う嫌がらせに走る。
(園長も園長なりにセキチクの自然を愛しており、サファリ内にセキチク本来の自然を維持しようという意図があったのだが理解されなかった)
見つけた入れ歯を届けようとした主人公と勝負して負けた時は潔く引き下がり、妨害から手を引いた。そんなキョウを園長は、「素直じゃない奴やなあ。君にも幼馴染がおれば分かるわい」と言い、許している。
「穴久保版ポケットモンスター」では悪代官が忍者風の戦法を使う雰囲気の和風トレーナー。ラッキーの卵で金儲けを企む小悪党で、ゲーム版の雰囲気は微塵もない。ドガースやベトベターで一行を邪魔するがピッピ、ピカチュウコンビに打ち負かされた。
使用ポケモン
赤・緑・青・FR・LG
ピカチュウ
- マタドガス Lv43
- ベトベトン Lv43
- ゴルバット Lv43
- モルフォン Lv44
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ(強化後)
- ドククラゲ Lv56
- マタドガス Lv56
- ゴルバット Lv56
- モルフォン Lv56
- ベトベトン Lv57
ポケモンスタジアム金銀
ジムリーダーの城(表)
ジムリーダーの城(裏)
対策
どくタイプの技でつける弱点は第一世代ではくさタイプとむしタイプのみ、第2~5世代まではくさタイプのみ、第6世代以降はフェアリータイプも加わっているだけであるが、油断は禁物である。
こちらを毒状態にしたり、混乱状態にしての自滅を図りつつ、自身のポケモンの回避率などを上げるといった戦法を取ることが多い。
時間稼ぎをしたりいたみわけをしたり、マタドガスなどのだいばくはつに巻き込ませたりと、とにかく厄介な戦法を使ってくる。
アイテムにどくけしは必須であるが、戦闘が長引けば長引く程こちらが不利になっていくので、どくタイプの弱点であるエスパータイプ、じめんタイプの技で先制攻撃をし、短期決戦に持ち込む方が良い。
さいみんじゅつとゆめくいを覚えたゴース系が一体いるとそれだけで完封可能だったりする。ひどいとマダドガスが何も出来ないことを悟ったように「じばく」してくるが、ノーマルタイプわざのため無駄打ちに終わってしまう。
第2世代とHGSS強化前はほのおタイプが弱点のポケモンも多いので、そこを突いてみるのもよい。
ドガース系は第三世代以降に追加された特性「ふゆう」によりじめん技が無効化されてしまうので注意が必要である。
反対にHGSS強化後ではエスパー技無効のスカタンクを一番手に出すので、最初はじめんタイプのポケモンで対応するようにしよう。
なお何故かキョウがリーダーの時のセキチクジムのトレーナーの手持ちはエスパータイプ使いが妙に多かった。おたくら居座るジム間違えてません?
この点はLPLEで改善された。