もしも魔法少女にならなかったら―それは誰かの願った平穏な日常
概要
2022年8月22日から9月5日にかけて開催のサービス開始5周年記念イベント。
今回の話は冒頭文にあるようにもしいろは達が魔法少女になっていなかったらという誰もが想像しうるifの話を描いている。
今回のイベント開催に合わせてメインストーリー第2部第11章で登場したいろはの究極形態「∞いろは」も実装されている。
あらすじ
それは魔法少女たちが魔法少女になっていない世界での物語。
いろはは、転入後初めての授業にて、「課題図書の『銀河鉄道の夜』を読んであるテーマを設けて考える」という課題において、作中に出てくる「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう」という一節から、「自分にとっての“ほんとうのさいわい”とは?」と考えていた。
一方みかづき荘は悩める少女たちの駆け込み寺となっており、日々訪れる少女たちの困りごとを聞いたりしている。いろはもその手伝いをしていた。
そんな暮らしの中で様々な笑顔を見ているいろはにとっての“ほんとうのさいわい”とはなんなのか、たどり着いた結論と気づいたある真実とは?
登場人物
本編との設定の差異があるため、ここではそれを一覧化する。
環いろは | 両親が海外赴任する関係で姉妹揃って神浜市に転居しみかづき荘に下宿する。授業での課題がきっかけとなって“ほんとうのさいわい”について考えるとともに、人との交流の中で笑顔を見続け、令のように笑顔を撮るようになる。 |
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環うい | この話では病気は完治しており、姉妹揃って神浜市立大附属学校に転入している。 |
七海やちよ | モデル業など芸能活動からは引退、現在はまだ存命の祖母とともにみかづき荘の管理人になっている。 |
二葉さな | 本編同様家族からのけ者にされていたのをやちよの祖母が保護。家族との大喧嘩の末にさなは家を出てみかづき荘で暮らすようになった。 |
御園かりん | 魔法少女を題材にした話を考えるなど、漫画を描くのは変わらない。かりんの祖母とやちよの祖母が知り合い同士の関係であることから、頻繁にみかづき荘に遊びに来ている。ただ何らかの家庭の事情を抱えてもいる。 |
雪野かなえ | 会話の中で触れられる。かつてみかづき荘にいたが、現在は音楽活動をするために独り立ち。路上ライブの模様がネット上で話題となりテレビ出演が決まった。やちよの祖母が数年前喧嘩でケガしたかなえを助けたことがきっかけで、みかづき荘は駆け込み寺的性質を持つようになった。 |
秋野かえで | マンションが建ったことで自宅の家庭菜園が使えなくなり、その代わりにみかづき荘の庭の一角を借りて野菜を育てている。 |
水波レナ | ツンデレな性格やかえでと喧嘩しがちな点、ドルオタ趣味は変わらず。いろはの隣の席で、ここから交流を持つようになる。 |
由比鶴乃 | 元気な中華飯店万々歳の看板娘。みかづき荘でもたまに出前を頼んでおり、やちよと鶴乃の姉は知り合い同士であることから、家族ぐるみの付き合いをしている。 |
団地トリオ | みと・せいか・れいら3人とも仲良くやっているが、ある日れいらが団地の屋上から転落、救急搬送されるも翌日死亡が確認された。 |
十咎ももこ | レナとはドルオタ仲間。好きな男子と帰り道恋バナからの流れで「好きな人はいるのか?」と聞かれ、パニクった末に「お前だよバカ!」と口を滑らせてしまい、結果ももことしては不本意ながらこれが告白となって付き合うことになった。 |
和泉十七夜 | ももこが気になっていたメイドカフェの看板店員なぎたん。変わり者なのは変わらず。ケガをした父親に変わって家計を支えている。 |
牧野郁美 | メイドカフェの看板店員いくみん。元いたメイドカフェが潰れたことから後輩たちと新規事業を立ち上げようと奮闘しつつ、自身もアイドルを目指している。 |
観鳥令 | 珍体験に遭遇しやすいことから、ここでも常日頃写真を撮っている。シャッターチャンスを逃して悩んでいた頃にメイドカフェに入店、郁美の願いからメイドカフェのブログ用の写真を提供、そして自分の撮りたい写真の本質、「笑顔とその背景」に気づく事になった。 |
メイドカフェの客 | 萌花は友人とスイーツを堪能、めぐるは放送部の先輩と食レポの特訓中。塁とミユリはここでもやべーやつらだった。 |
梓みふゆ | 会話の中で「水名の呉服屋の泣き虫な子」として触れられる。見合い話が舞い込んでみかづき荘に駆け込んできた。やちよとは知り合い関係にはない。 |
時女静香 | 霧峰村から物産展のために家族たちと共にやってきたが迷子となってたところ、お使い帰りのいろはに出会い無事宿泊先のみかづき荘に連れて行ってもらう。 |
里見那由他 | 本編同様父に辛く当たる母と言い返さない父を見ているのが耐えられず、宝崎市にある家を飛び出しみかづき荘に駆け込む。そして結菜・いろは・静香を夜通し語り明かす。いとこの灯花と気が合わないのは変わらず。 |
紅晴結菜 | 政治ばかりに熱心な二木市長の父が自分を見てくれないことから、たまには反抗するのも良いかと家出、途中で出会った那由他とともにみかづき荘にやってくる。本編での独特な口調はここでは無い。 |
うらら&くらら | 湯国市の大道芸人コンビとしてテレビ出演している模様が触れられている。 |
佐和月出里? | 小学校で発生した立てこもり事件のニュースの中で女子児童が殺害されたこと、そして犯人が生贄となる児童を選ぶよう投票させたことが語られている。月出里が魔法少女になったきっかけから考えると被害児童は彼女の可能性が高い。 |
里見灯花・柊ねむ | 里見メディカルセンターに入院中。些細なことで喧嘩するのは変わらず。仲裁役のういが既に退院しているので寂しいようではある。灯花の父は立てこもり事件についてテレビの取材を受けている。 |
五十鈴れん | 校内でれいらの転落事故が話題になっている中、ぼんやりとした感じでいろはにぶつかり、謝りもせず「屋上……」とぼそっとつぶやく。 |
春名このみ | 高等部でフラワーアレンジメント同好会を立ち上げる。いろははこのみから教わって灯花とねむへの見舞いの品である小さな花束を作る。 |
駆け込んできた少女たち | こころは父親と喧嘩、旭は祖父の過干渉が嫌になって湯国市を飛び出し、理子は知り合いのお姉さんの結婚が認められるまで家に帰らないと宣言。かのこは両親が自分のファッションセンスを理解してもらえない。あきらはトラブル相談が舞い込むことに悩み、ゆきかはトラブルが無くて刺激が無い日々を悩んだことで、いろはの仲介で出会うことに。沙優希は刀剣好きの友達探しに、麻友はバイト先の美術館での人間関係でトラブルで悩むも、いろはが2人を引き合わせる。あいみは好きな人の気持ちが分からないと相談に。 |
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