※注意
『決戦アリーナ』の主人公も同名であるが、そちらは「ふうまのお館様」か単に「お館様」と呼ばれることが多いため、本項目では対魔忍RPGの主人公である小太郎についてのみ記述する。
プロフィール
概要
『対魔忍RPG』の主人公。
井河アサギが校長を務める対魔忍養成機関「五車学園」に通う学生。
対魔忍の一角ふうま一門を支配する頭目衆”ふうま八将”筆頭であり、ふうま宗家の現当主。
「小太郎」の名は本名ではなく、当主が代々継承する名である。
父が対魔忍と対立しアサギらに敗れ死亡。以後はふうま時子がふうま宗家の後見人となり、彼女に引き取られ育てられている。
小太郎の名は本名ではないこともあってか、親しい人間は大体「ふうま」と苗字で呼ぶ。
ふうま宗家に仕える身でも「お館様」と呼んでいるのは現状時子のみ。災禍は「若様」、天音は「若」と呼んでいる。
戦闘力は対魔忍としては下位だが人を扱うことがうまく対魔忍では珍しい指揮官として優秀な人材。
隠された力の片鱗か、「図書子」さんこと天宮紫水の存在を唯一認知できる人物。
人物
身長は177cmあり、筋肉質。右目は生来閉じられたままで見えていない。年齢は17歳。
回想シーンなどではメカクレ系主人公のように見えるが、実際は前髪が長いだけで両目とも隠れていない。右目側は常に閉じられているために瞳が見えず、そういった印象を受けやすいのかもしれない。
ふうまの血統は多くの邪眼使いを輩出しているのだが、小太郎は邪眼はおろか他の忍法にも目覚めていない。そのためもあり一門の者たちに「当主失格の目抜け」と侮辱されている。
が、当の本人はそんな評価もどこ吹く風。割と自由に昼行燈に生きている。
学園でも授業をサボっては木陰で趣味の古書の読書を満喫している模様。
…というのは表向きの話で、実の所物語序盤はかなりその事を気にしていて、昼行燈を装っているのはただの強がりで、趣味と実益を兼ねた知識集めで何とかしようと足掻いていた(が、なんの成果も出ず、知識だけが増えていくばかりだった)
腹違いの姉であり育ての親である時子に関しては一切頭が上がらず、彼女を怒らせることを何よりも恐れている。幼少時は時子から隠れるために度々災禍が管理する蔵書庫に逃げ込んでいた。古書を読み漁る趣味はここから生まれたのかもしれない。
なお時子は後見人であるため、財布の紐はガッチリ時子が握っている。
その為、現当主でありながらお小遣い制だったりもする。
幼少時はふうま一門の子供を集めて遊んでいた。
その為相州蛇子や二車骸佐、心願寺紅、金崎銃兵衛とは幼馴染の関係である。特に骸佐とは親友と呼べるまで仲が良く。おそらく骸佐とともにいたであろう二車家の幹部である楽尚之助も小太郎に兄のように慕われていた。
しかし、紅とは弾正の反乱時に消極的に味方した心願寺一党が五車町に出入り禁止になった上に、彼女が任務に失敗して一度行方不明となった後、対魔忍主流派から距離を置いたため疎遠となり(紅の方はふうまに熱愛レベルの感情を抱いていると同時に任務失敗時に受けた凌辱行為のコンプレックスに苦しんでいた)、骸佐は一向に能力に目覚めず昼行燈な主人公に失望して離れていく。
なお独立している銃兵衛とは未だ良好な関係を築いている。
この頃から現代で見せる大物の器の片鱗を見せつけてる。
尚、紅達心願寺一党と引き離された後は甲河朧の援助を受けていたが、死霊騎士テウタテスによる甲河一族の里の襲撃で実質的な後ろ盾であった朧と甲河一族を失ったばかりか、援軍として駆け付けたふうま宗家最後の兵力まで結果的に戦力の逐次投入となって壊滅してしまい、更に五車での立場を悪化させる事に繋がってしまった。
甲河アスカとは同じく朧の後見を受けていた、時子に抱えられて一族虐殺の現場から生き延びた、幼い時の一族虐殺の記憶がトラウマになっている、物語開始時点で障害を抱えていると共通点が多々あるが、物語開始時点では面識は無かった。
骸佐率いる「ふうま正義派」の反乱に際し、持ち前の機転と読書で得た知識を活かして骸佐達の目的がアサギであることを見抜き、骸佐に襲われていたアサギとの合流に成功し加勢するが、魔族フェルストの介入で骸佐は取り逃がす。
小太郎はアサギに手腕を褒められるも、自分が当主の責務から逃げ続けていたことを告白する。
アサギはその姿に過去の自分を重ねて見た(※1)のか「今からでも当主の責務を果たしたらどうか」と、小太郎を独立遊撃部隊長に任命し、骸佐を連れ戻すよう命じる。
こうして時には部隊長として、時には騒動に巻き込まれる形で小太郎の闘いの日々が始まった。
対魔忍ではあるが、その人物の悪評やその出生、魔族や生体兵器に対する偏見は殆ど無く、ノマド総帥エドウィン・ブラックの娘として差別を受けていた心願寺紅に幼少期から一貫して味方して「私の王子様」とまで惚れられ、オーク傭兵のおっさん(アルフォンス)と意気投合し、誘拐された魔族の救出に現れた魔界騎士リーナの誤解から攻撃を受けた際にも穏やかに解決を図り、抹殺に現れた彼を助太刀に来た味方と勘違いした挙句身を挺して盾になって気絶した沙耶NEOを依頼を捨ててまで米連から守り抜くなど相手の美点を正確に見抜く事が出来る。銃兵衛やゾクトと言った闇の住民とも交流が深く、勢力問わずその人脈が幅広いためか、メイン・イベント内で未登場の場合も彼関連の話題が出る場合が多い。
ちなみに基本交流した相手には好かれるが対魔忍勢力は無論、米連や魔族の特に年上に好かれる傾向にある。その性格から母性をくすぐらせるのだろうか。
そんな彼であるが、亡き父ふうま弾正のことに対して並ならぬコンプレックスを抱いており度々「クソ親父」と口にしているが、その存在は前作とは別の意味で大きな壁となっている(回想内ではあるが、弾正の秘書であった過去を持つ災禍を襲った際にそれが浮き彫りとなっていた)。
内乱を引き起こして多くの部下を巻き添えにした…ということから表向きは父親に対してはあまりいい感情を抱いてないが、一方で偉大な父親への憧れや、超えるべき壁として見ている面もあったり、もっと普通に親子として接したかった、もっと色々話をしていればよかったという後悔の念などもあったりと、中々に複雑な感情を抱えている。
なお、肝心の弾正は生前に小太郎に期待するような素振りを見せているがこれまた真意は不明。ただ弾正曰く小太郎は自分の若いころに似ているらしい。
任務をいくつもこなすことにより最近は周囲(特に優秀な対魔忍)からの評価も上がってきた模様。特に「目抜けの当主に仕えるつもりはない。」「当主は弾正様だけ。」と考えていた、旧ふうま一門で骸佐の反乱に加わっておらず、現在特にどの勢力にも属していない忍達からも人望を集めてきており(本人にはその気は無いだろうが)ふうま再興の兆しが見えてきている。
忍法は変わらず持っていないが、下記の力と、御庭番衆筆頭のライブラリーとの体術訓練によって基礎戦闘力はかなり上がってきており、かつての父のような智勇兼備の指揮官となりつつある。
疎遠だった紅とも任務で遠征した時に連携を取ったり、お忍びでこっそり五車内であったりと、接する機会も少し増えている。(逆に紅の方は「小太郎に会えない時間が辛い」という状態になってきている。)
骸佐に関しては未だに複雑な関係ではあるものの、できればしっかり話をしてから自分でケジメを付けたいと考えている模様。
自宅には現在、時子・天音、未来から迷い込んだ所を保護したさくら、助けてもらった恩義を返すために押しかけメイドとなった出雲鶴と住んでいる他、ライブラリー率いるふうま御庭番衆が屋敷の敷地内に常駐している。災禍は別の家に住んでいるが、自宅に来る機会も多い。
年末年始などには親類の亜希なども顔を出しに戻ってきている模様。
上記の交友関係の広さは任務の時には大いに役に立つのだが、一方で厄介極まりない性格や強さを持つ対魔忍仲間や女性魔族、上位生物などに好かれたり振り回されたりもしている。
ストーリーや一部回想では敵に捕まってしまい仲間たちに救出してもらったりといったこともあったりするので、プレイヤーの間では「対魔忍RPGのピーチ姫」とか「ヒロインが小太郎の逆恋愛ゲーム」とか言われたりすることも。
※1アサギは対魔忍の中で最も力のある井河家の娘でありながら、実家の腐敗を見逃したまま対魔忍を辞めて市井の生活を送ろうとした。その結果起こったのが対魔忍アサギ一作目である。
R-18版では
R-18版のソシャゲにはよくあることだが、回想(エロ)シーンになるとキャラが一気に変わる。
アリーナな流用だったり対魔忍シリーズであるがゆえハードなシーンも多く、そのような行為を平気で行ったりする。
無論、優しく相手をするシーンも多く存在する。
またいつも持ち歩いているのか、かなりの頻度で媚薬を筆頭とした薬品を使用する。たまに桐生佐馬斗の発明品を持ち出すから質が悪い。その際効能を分かってて使う場合となんかわからないけど服用させろって言われたから必要なんだと思って服用させたらそういう薬だったパターンの二つがある。
例えば後者の場合、最近実装されたとあるキャラは「男嫌いだが、心の底ではそんな自分でも好きになれる王子様がくると密かに思ってる」のだが、そこに「ピッタリだから服用させろ」と送り付けられた薬を何の気無しに「飲んどけって」と渡した結果、それは「心の願望を表面化させる薬」であり、ふうまを「運命の王子様」と誤認して行為に及ぶ場面がある。そういう「自分の本意ではなく、かつ明らかに本心ではない」場面はあまり好きではないらしく「もしこれが発情してるだけではなく薬で作られた偽りの感情なら絶対に桐生を許さない」と考えたりもする(結果的に本人も処女を散らしたにも関わらず、それで憎まれたりするわけでもなく普通にドギマギするあたり「少なくとも王子様認定には引っ掛かってた」事と、前述通り「王子様認定の相手に処女を散らすのは本人の願望で間違いがない」事や、「そもそもコミュニケーションを円滑にするための薬で発情効果はない」事から、紫による折檻で桐生が壁のシミになることで事無きを得た)
しかしながら毎度優位に立つ訳でもなく、自身が捕まったり、天然な先輩に襲われてほぼ逆レイプされたりするパターンもあったりする。
一応この行動自体は上の公認で臥者という人材登用制度を通じて様々な女性との性行為をしている。
その為、回想ではこのことを認知している対魔忍もわりと多い。
本人曰く自分が気に入った女としかやらないとか語り、任務をこなす以上拷問や凌辱を避けられないとも考えている。ビデオレターを送られた場合も逆に奪い返すと言う対抗意識を燃やし、その昂りも別の人物で発散していた(父が父だけに血は争えないのだろう)。
その為、新品と使い込まれた物にはそれぞれ違った良さがあると考え、過去に激しい辱めを受けた女性が相手の場合も「名誉の負傷」と称えていた。
ちなみにふうま一族には「女殺しのふうま一族」の異名があり、実家の蔵書庫にはそういった目的で使う薬の作り方などが書いてある本がある。
また、この手の主人公らしく鈍感である(これはストーリーも共通)、性欲と恋愛感情を分けて考えられる性格なのだろう。
男であるが対魔忍主人公の例に漏れず、催眠刻印や触手プレイ、そして拷問や薬物投与等も経験済みであり、更にはあの悪名高い朧によって乳首攻め、前立腺攻め、更に女装とメスイキ調教されてマゾメス「ふう子」にされた事もある(中でも元の人格からふう子へと堕ちる描写は非常に丁寧)。薬によるオーク化も体験済み。
ある任務ではソニアに調教された対魔忍としてVIPが集まる闇の集会へ潜入した際はメイドやコンパニオン達にバスルームで搾られまくったりもしていた。
ちなみにアミダハラ監獄潜入の際は、鬼崎きららの変わり身の術で、彼女と姿を入れ替え、奴隷として潜入し、その結果として乳首とアソコにピアスを着けられるハメになった。
しかしながら、エロシーン設定上とはいえ「媚薬を飲まされた」等の条件があったりするものの、元々「性欲は強い&絶倫」のような一面&巨根の持ち主でもあるが上、数々のヒロインを「ぐったり」させる程のプレイを好む一面もある。
アクション対魔忍では
現段階では名前とキャスティングがクレジットされているのみで詳細は不明だが、シルエットの中に“お前”というフレーズが盛り込まれていたことから、恐らく『対魔忍RPG』と同様、同作の主人公を務めるものと思われる。
なお、シルエットをよく観察すると右目を閉じていることがわかり、このことから『RPG』のふうま小太郎とは同一人物である可能性が高い。
今作では国際的テロや魔界の勢力へと対抗するために対魔忍で構成された特殊中隊を率いているという設定。
凍京NECROSUICIDEMISSION
通信機越しに登場、対魔粒子に関する説明をざっくりだが的確に一巴に指摘し逆転の機会を作った。
ミストトレインガールズ
対魔忍RPGコラボイベントにおいて、まさかの登場。ある敵との戦闘中に異世界転移し、他のメンバーとバラバラになってしまった。
その後、蛇子をはじめとしたメンバーとも合流、ミストレの主人公たちと共にミストトレインを狙う雫と戦う事になる。
関連イラスト
関連タグ
風魔小太郎 - 名前の元ネタ。
共通点のあるキャラクター
奈良シカマル(NARUTO)…彼と同様、頭は切れるが面倒くさがりな忍者。同期に里抜けした者がいることや、彼を連れ戻す任務に失敗したことを機に、人間的に成長し変わり始めるという面も似ている。
うずまきボルト(BORUTO:NarutoNextGenerations)…里長を務める偉大な忍者の父を持ち、片目に特殊な力を秘めている点、更に強大な敵との戦いによりその敵とある繋がりを持ってしまった点など共通する面が多くある。当初は父親に反発していた点も似ているが、彼は後に和解している。
アスタ(ブラッククローバー)…忍法が使えない彼と同じく、魔法が誰でも使える世界で全く魔法が使えない主人公。しかも彼の場合、魔力自体を持たない特異体質なため今後目覚める見込みも無い。しかし、性格は真逆で真面目な努力家かつ騒々しい熱血漢で、諦めること無く日々精進している。
その能力の謎
※この先メインシナリオのネタバレがあります!
高位魔族であるスネークレディに命を狙われるが、その理由が「失われた右目に宿る忌まわしい力」のためであった。詳しい話を聞く前にスネークレディに逃げられたため詳細は不明のままに終わる。
そして後日。ゾンビ化を巻き起こすCDウィルスによるテロを止めるべく向かった先で、策に嵌り一騎討ちとなった骸佐に心臓を刺し貫かれてしまう。主人公の息の根を止めたと判断した骸佐たちは撤退するのだが…
主人公は刺し貫かれた心臓を再生して自力で蘇生する。
その後に遭遇した騒動でも負った怪我が即座に回復する再生能力を見せている上、身体能力も上昇している節がある。(尤も当人は体の調子がいいと思っている程度のようだが)
八津紫の不死覚醒のような類似した忍法も存在するため、蛇子は忍法に覚醒したと素直に喜んでいた。(蛇子も変化したタコ足限定とはいえ再生能力持ちである)
しかし、その後の分析で忍法ではなく、エドウィン・ブラックやその娘である心願寺紅同様の魔力由来の能力であることが発覚した(厳密には忍法も広義の魔力の一種であるが、一般的な魔力とは「対魔粒子反応」で区別出来る)。
回想内では即死に至るカテジナの呪いやフェリシアの呪縛を無力化(ブラック譲りの能力のため、本来ならば無力化はほぼ不可能)、前述のアミダハラ潜入の際でも、忍法を封じるピアスを着けられた状態でも、この再生能力が発動した。
再生能力は高位魔族に忌まわしいとまで言わせるほど強力な能力とは思えず、現に右目は閉じられたままであるが、高位魔族の賢者シュヴァリエは相当にタチの悪いものと評しており、その再生能力を使い続ければいずれ「深淵」があなたを見つけると警告し、特に「死んで生き返る」のは最も危険とのことで、もしもの時のためふうまに御守りを渡している。
獅子神自斎の回想シーンでは「自斎の見たものの前に現れ殺す忌神」が姿を現しても主人公は何故か殺されないと謎の反応を見せ、地下神殿を守護するエオスは彼の力の片鱗を見た際、今までの余裕が消し飛び、恐怖する程でブリュンヒルドら鬼神乙女が崇拝する「天帝」もその力を認知している。
また、小太郎がよく通っている図書室におり、見ていると懐かしい気持ちになる謎の人物「図書子さん」こと天宮紫水は、実は前作『決戦アリーナ』においてお館様と一体化して消滅した紫水本人だと後に発覚する。
これにより、対魔忍RPGの世界は決戦アリーナの世界が再創生されて生まれた世界であることが判明し、更に彼女が小太郎を「お館くん」と呼び彼を守っているとのことから、小太郎は前作の主人公である「ふうまのお館様」の今世での姿であり、彼と何らかの関わりを持っていると思われる。
そしてチャプター32において、遂にその繋がりの一端が語られた。
チャプター開始時にふうまは夢の中で前世の記憶を目にする。そこでは彼が紫水と共に魔神化したエドウィン・ブラックと戦っており、細かい部分は異なるが決戦アリーナの最終局面と同様の展開となっていた。
また、そこでのふうまは決戦アリーナにおける「お館様」と同じく金色の右目と銀色の左目のオッドアイで邪眼“魔門”を持ち、能力の一つである“魔門流儀(マモンモード)”を駆使して戦っている描写があった。
その後、ふうまの前にブラックが過去にも一度出会ったことのある謎の少年・黒斗の姿で現れ、再会したふうまに上述の前世での出来事により「自分と彼の力一部が入れ変わった」という旨の話をしている(おそらくフェリの呪縛などを無力化できたのはこのため)。彼曰くもう取り戻すことは不可能なようで処分するべくふうまを襲撃したが、シュヴァリエから貰った御守りから召喚された魔女・エウリュアレーや、紫水を始めふうまの危機に駆けつけた仲間たちにより事なきを得る。
過去回想においては、以前にも一度黒斗に襲撃されたことがあり、そこで紫水と初めて出会っており、更に窮地に陥ったことで閉じられていた右目が開き一時的に力が開放された。開かれた右目は赤黒く光り、黒斗が周囲に作り出している闇に似たものが発生させ禍々しさを醸し出していた。
お陰で黒斗を退けることができたが、たまたま居合わせたふうま亜希は小太郎の秘められた力を目の当たりにし、あまりにも危険なものと判断して彼やふうま家の面々にもこのことを隠している。この時点では紫水を除けば小太郎の右目の秘密を知っているのは彼女のみである。
父弾正が彼に目をつけていたこと、前世の記憶を持つ紫水は彼を守る為にこの世界に居ると語り、彼の前に現れたブラックが前世で自分の力の一部を奪ったと語っているが、「深淵」の正体、そして一体右目に眠る力は何なのであろうか?