エイ
えい
軟骨魚綱板鰓亜綱に属する魚類のうち、鰓裂（エラ孔）が体の下面に開くものの総称。
概要
軟骨魚綱エイ上目に属する魚の総称。大抵は平べったい体型にムチのような細長い尾を持ち、鼻・口・えら穴がすべてお腹側にあるのが基本（マンタこと(オニ)イトマキエイのように口が正面についているやつもいる）。その独特の雰囲気は可愛いという意見もあれば気持ち悪いという見方もあり、良くも悪くも見るものに強烈なインパクトを与える。
また目の後ろには水を取り込むための穴（噴水孔）があり、えら穴が塞がってしまう問題はこれで解決している。
そんなエイだが元々は海底で暮らすタイプのサメから派生したグループで、中生代ジュラ紀に現れたとされる。
アカエイや淡水エイなど多くの仲間は基本的に砂地で寝そべって暮らすものの、トビエイの仲間のように元気に泳ぎ回るタイプもおり、マンタやマダラトビエイなどが属す。
