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キュワワーの編集履歴

2022-10-29 14:41:14 バージョン

キュワワー

きゅわわー

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(ポケモン)の一種。

データ

図鑑番号No.764
分類はなつみポケモン
タイプフェアリー
高さ0.1m
重さ0.3kg
特性フラワーベール / ヒーリングシフト / しぜんかいふく隠れ特性

他言語版の名称

英語Comfey
イタリア語Comfey
スペイン語Comfey
フランス語Guérilande
ドイツ語Curelei
韓国語큐아링
中国語花療環環(繁体字) / 花疗环环(簡体字)

概要

初登場は『ポケモンSM』。

花環ハワイの「レイ」)のような姿をしたポケモン。

一見くさタイプに見えるが、実はフェアリータイプ。身に付けているたくさんの花はキュワワーが集めて所持している持ち物である。よってフラベベと同じ特徴を持つポケモンと言える。


アブリーバチュルと同じ0.1mとかなりの小ささである事から、本体は丸い妖精型の部分だけで、花環の部分は体とは別のパーツであると判る。

実際、アニポケでは花環を人にあげるために、妖精体から花環部分をツルの環ごと全て切り離している。


自分の高さの何倍もの大きさのある花を摘んで、摘んだ花で花環を作り、好意を持った相手に友好の印としてそれを手渡す。

しかし敵に襲われそうになると、花を投げつけて隙を作り、逃げるか反撃をしてくる。備えあれば憂いなしということかもしれない。


栄養満点のツルを持っており、常に持ち運びながら浮遊して移動。ツルの片端は頭頂部から出ているが、もう片端は手で掴んでいる。

ツルに花をくっつけると花は活性化し香しいアロマが漂いだす。これはキュワワーが自身の体液を花に浴びせて癒し効果のある香りを出す花に変えることができる特徴を有するためで、ポケモンや人間をその香りで癒す。花を浮かべたお風呂はリラックス効果があり、多くの女性に大人気。

アローラ地方のポケモンセンターや病院では、癒し効果のある香りでポケモンの治療の手助けをしている個体もいるという。


喜ぶ時や特殊攻撃時には、花環ごと縦にくるっと1~2回転する。

ポケリフレでは、頭を撫でられれば喜ぶが、手に一番近い花(ツルの一番後ろの赤い花)だけは触られるのを嫌う。


アローラ地方ではアーカラ島のシェードジャングルの草むらのみに低確率で出現する。

ガラル地方には当初確認できなかったが、ヨロイ島に生息していることが判明した。ただし、天候が「霧」でないと出現しない。


ゲームでの性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ
51529082110100

なんといっても特性「ヒーリングシフト」が高性能である。

回復技を先制で出すことができる効果を持ち、「こうごうせい」のような普通の回復技に留まらず、攻撃の追加効果で回復効果がある技「ドレインキッス」、「ギガドレイン」も対象である。ただし、技の発動時にすぐさま回復しないタイプの回復技(「やどりぎのタネ」など)は対象外なので注意。

いたずらごころの回復技版と言いたいが優先度+3で繰り出すのがポイント。

先制技で自分や味方が倒されるより早く回復してくれるのである。

他にも「フラワーヒール」や「ちょうはつ」、「トリックルーム」と補助技が豊富に揃っている。何気に「はかいこうせん」も覚える。


欠点はどく・はがねタイプに弱いことだけでなく、火力が低いのでターン数が掛かってしまうこと。

ダブルでは味方に攻撃を任せるとすればこの点はあまり大したことではないのだが、シングルではこれが壁になる。

高性能の先制技ということで、第六世代のファイアローのように蹂躙したいと思われるが、威力120(実質180)を連発できたあちらとは違い、こちらの技の威力は一致で威力50、不一致で75(どちらも実質75)。

技の威力に以上の差があるのである。

耐久力や繰り出し性能を生かして「めいそう」を積んでから攻撃することが考えられるが、それはそれで時間が掛かり、相手に積み技を使わせる機会を与えてしまいがちになる。

また、いわタイプだけがメインウェポンを半減していたファイアローとは違い、どくはがねほのおの三タイプに主力技を半減されるのがキツイ。

そのため、第六世代のファイアローのように攻撃的には中々なれないのである。


だが、くさタイプでもないのに覚えるやどりぎのタネや、回復技による生存性能にはやはり目を見張るもの。

有利なタイプであるドラゴンタイプやみず・じめんタイプ相手にはかつてのファイアロー級の先制性能と突破のしにくさを発揮することも出来るので工夫を凝らしたいところだ。


ポケモン剣盾』のダブルバトルでは「じゃくてんほけん」発動要員として優秀で、「サイドチェンジ」もあるため的を絞らせない。

実際に2020年度ポケモン日本一決定戦にてジュニアカテゴリー優勝者がキュワワーとドラパルトの組み合わせを使いこなした。


余談ながら、如何にもマスコット系な外見に反して種族値合計は485と、無進化ポケモンにしては意外と高め。

対戦でのメジャーどころで言えばエアームド(465)よりも高く、進化形であり大柄な体格のゴルーグ(483)よりも高かったりする。


使用トレーナー

ゲーム版

※1:『USUM』のバトルツリーにてマルチバトルのパートナー時に使用

※2:マジコスエリカのバディとして登場。

リーリエちゃん


アニメ版


外伝作品

Newポケモンスナップ

公園昼、抜け道昼に出現。

喜ぶと回転するが、その関係で正面から撮りづらい。食事する様子が★4行動という珍しいポケモンでもある。


ポケモンユナイト

直接の登場ではないが、サーナイトのホロウェアはキュワワーがモチーフである。

ホロウェアサーナイトとキュワワー


ポケモンマスターズ

マジコスエリカ(20シーズン)のバディとして登場。

実装時にはエピソードイベント「お届け!花咲く幸せ!」が開催された。性能はヒーラーに特化した性能であり、味方全体にリジェネ付与、全体回復、デバフ回復、状態異常回復等、およそ考えられる回復性能をすべて有している。

自らもドレインキッスによる自己回復でしぶとく生き残ることができ、タンクも熟せる。


アニメ

サン&ムーン』編

4話で初登場。

設定からしてジョーイのパートナーポケモンに特化したポケモンであるため、ハピナスと共にポケモンセンターの助手として働いている。ジョーイやハピナスとおそろいのナース帽を被っている。野生の群れではアローラサンライズ近くの宝島の花畑で生息が確認。

同話では、初めて見るキュワワーに興味を持ったサトシの元へ飛んでいき、花環をプレゼントした。

花環を手から離し、長い尻尾のようにまっすぐ漂わせて動くこともある。

また、アーカラ島のジョーイは複数の個体を空ライドポケモン代わりに使用している。


タケシのキュワワー

103話でヤングースの治療をしたお礼として、アローラへ来訪したタケシメレメレ島のジョーイから1体譲られている。タケシの手持ちポケモンでは初のフェアリータイプ。カキの牧場に現れた野生ガルーラの子供の怪我を応急処置する形で活躍した。


その他

SM20話・46話・49話・81話・83話・84話・112話・113話
新無印57話(イメージ)

関連イラスト

アイコン用キュワワー

🌼モクローちゃん

元ネタのせいか、別のポケモンがキュワワーを被っているイラストも多い。


関連タグ

ポケモンSM ポケモン一覧

フェアリータイプ


763アマージョ764キュワワー→765ヤレユータン


キュアグレース ヒーリングっど♡プリキュアの主人公。癒し系 花繋がり。また、キュワワーの専用技がフラワーヒールなのに対しキュアグレースの必殺技はプリキュア・ヒーリングフラワーと名前も似ている。グレースの中の人は何気にアニポケのアイリスやゲームのイーブイの声も当てている。

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