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ロキ(ダンまち)の編集履歴

2023-05-06 14:44:23 バージョン

ロキ(ダンまち)

ろき

ロキ(ダンまち)とは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に登場する女神の一人。

注意

この項目ではダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの人物について説明します。北欧神話に登場する方についてはこちらを参照。


概要

CV:久保ユリカ


迷宮都市オラリオに置いてもトップクラスの探索系ファミリアで、アイズ・ヴァレンシュタインを初めとする英雄級の冒険者を多数抱える【ロキ・ファミリア】の主神。

赤髪と露出の多い服装(その割には色気を感じないが…)が特徴。


なぜかエセ関西弁で喋り、しかもかなりの女好きでファミリアの女性陣へのセクハラも日常的に行う(大体は簡単にあしらわれ、最初はよく被害に遭っていたレフィーヤ・ウィリディスも、後に投げ飛ばされるに至っている)。


神物像

糸目で緋色の髪を持ち、他の神々からもロキ無乳と言われるほどに無乳

本人はこの事を甚く気にしており、ヘスティアフレイヤの様な巨乳を敵視している(大らかで、基本的に善良な性格をしたデメテルは例外)。


普段は飄々とした物腰であるが、不審な物事や策動、陰謀や暗闘などのキナ臭い話にも目鼻が鋭く利く等、切れ者の一面も備えている。


オラリオの裏表における暗闘における立ち回りの鋭さ・巧みさも故なきものではなく、オラリオという都市が作られるまでは、神界においても数多の陰謀や騒動、殺傷事件の裏で暗躍した悪辣なトリックスターとして好き放題やらかして名を馳せていたとのこと。

『神々が人界に下りて己の能力を封印し、己を慕い信仰する者たちを己の『子』として庇護し加護を授ける』というオラリオのシステムに則り、地上に降りてファミリアの親たる神として『子』を多数抱えたことで、それなりの穏健さや責任感を得て生活・性格が変わったとされる神の一柱でもある。

むしろ現在のオラリオの(どいつもこいつも退屈しのぎにろくでもない事を無責任に考えたり、眷族達に騒動を起こさせようとする)神々の中では、思慮深い方であるともいえる。


ひょうきん者としての振る舞いで真意を悟らせないが、心根では自身のファミリアの子供達への愛情が強い。

子ども達の中でも一番のお気に入りはアイズで、「自分がいる限りは男にやるつもりは無い」とまで豪語している。彼女にも度々セクハラを仕掛けているが、大体はあしらわれるか静かに見せた怒りに呑まれて大人しくなる。

最初に契約を交わした眷族で、自身のファミリアの団長を務めているフィン・ディムナの事も、彼の小人族の再興の悲願に理解を示しており、例え良心を捨てて名声を得る為にいかなる犠牲を強いてでも野望を実現させようとしていた彼を最後まで応援し、必要ならば異端児達の庇護の為とはいえ、彼等をあくまでも殲滅しようとしていたフィンを脅迫しようとしていたウラノスと敵対する事も辞さない決意を見せている。


切れ者で思慮深い反面、「私情や私怨に捉われやすい」という欠点があり、『ソード・オラトリア』のクノッソスでの一件で子供が傷つけられた時には、闇派閥(イルヴィス)やそれらと協力関係にあった【イシュタル・ファミリア】への報復を決意しており、子どもを傷つけた相手にはその報復としてどこまでも残忍になれる一面も見せる。

また、時には公私混同も甚だしい振る舞いや言動、行動を見せる事さえあり、特に不仲であるヘスティアの場合は顕著で、出会えば罵詈雑言の取っ組み合いが始まる程だが、大体は喧嘩の最中で彼女の乳揺れを見て著しく動揺して戦意喪失し、その後の口喧嘩で逃げ帰り、ヤケ酒で二日酔いするのが何時ものパターン(今のところ全敗している)。ただし、時として他のファミリアの眷族達からも敬意を表される事もあるヘスティアのその善良さには一目置いており、彼女から突飛な異端児(ゼノス)の事を聞かされた際も、素直に信じている。

メモリア・フレーゼ』では、ヘスティアや【ヘスティア・ファミリア】に何かと嫌がらせを行う事がしばしばあり、アイズが【アポロン・ファミリア】と勝利したベル・クラネルへのプレゼントを考えていた際には「お前達の死を望む」と言う花言葉を持った雪落花(スノー・ドロップ)を渡すよう唆したり、『豊饒の女主人』でヘスティア達と居合わせた際は彼女の飲むスープに腹痛を起こすドロップアイテムを混入させたりしている。

ただし、前者は事の顛末を知って涙目になったアイズにしばき倒され、後者は店の材料管理を問題視されかねなかったミア・グランドの激怒を買って罰として皿洗いをさせられる等、人を呪わば穴二つと言わんばかりにロクな結果に繋がっていない。

なお、最大派閥の主神である反面、プライベートは非常にだらしが無く、酒癖の悪さとそれによって生じる借金は、ファミリアの団員を悩ませている。


ヘスティアが最も大切にしている子どものベルに対しては、当初こそ『ドチビの眷族のクセに生意気な』と思っていたが、異端児の件において、それまで得た名声の全てを犠牲にしオラリオを全面的に敵に回してでも異端児達を守るべく立ち上がった彼の『愚者』としての行動を知った結果、『本物の馬鹿な子』と評し興味を抱くようになった。

騒動後は二回目の『神会(デナトゥス)』で、彼の二つ名をフレイヤに便乗して【道化の玩具(ロイザラス)】と提案し、ヘスティアの怒りを買う。


劇中の様相

本編・外伝の双方において、物語の開始時点より迷宮都市オラリオ最大派閥の主神として活躍する。


『神会』にて、不仲であるヘスティアが契約した新米の冒険者であるベルのLv.1→Lv.2への昇格がアイズの最速記録である『1年』を11ヶ月も更新する『1ヶ月半』という異常過ぎる速度で達成された事について、ウラがある事を感じ取り(実際はベルに芽吹いていた超レアスキルの賜物故で、それが原因で他の神々から狙われかねないベルの安全の為に、ヘスティアは秘匿せざるを得なかったのだが)、神々の前でヘスティアが『神の力(アルカナム)』を使って不正したのではないかと、言い掛かりも含めて追及。その追求騒ぎをわざわざ助け舟を出してまで煙に巻いたフレイヤを見た事で、彼女のベルへの執着心を見抜き、ヘスティアに遠まわしに忠告している。


その後、ダイダロス区画に入口の存在するバベル地下の迷宮(ダンジョン)とは異なる『人造迷宮クノッソス』へ【ロキ・ファミリア】が探索へ向かう事になるが、そこで待ち構えていた闇派閥の者達によって返り討ちに遭い、リーネ・アルシェを含む多数の子供達が死亡。その原因を作り、闇派閥と結託していた【イシュタル・ファミリア】への報復も考えていたのだが、その前に【フレイヤ・ファミリア】によって【イシュタル・ファミリア】が歓楽街ごと殲滅されてしまった為に、報復は叶わずに終わり、殲滅を命令したフレイヤの元に、八つ当たりも同然で乗り込んだ事もある(最大の原因は、イシュタルにベルが狙われていた事にあるのは確かだが、元々【イシュタル・ファミリア】は【フレイヤ・ファミリア】を潰す為の暗躍をしていた為、「やらなければ自分達がやられていただけ」という事情もあった)。


【イケロス・ファミリア】の暴走を端とする、知性を持ち合わせた魔物である異端児達を巡る事件の際は、ヘスティアから異端児達の実情を聞かされて、それを信じている。

しかし、魔物によって家族や近親者を失った自身の子ども達の心情や、何より存在が明るみになればオラリオどころか世界全体までもが揺れる『異常事態(イレギュラー)』に陥ってしまう事を配慮した結果、最終的にファミリア同士の抗争を止めはしなかったが、代わりに後の事は全てフィン達に任せて自分は一切口外(口出し)しない事を約束している。

そんな中、ベルが自らを犠牲にしてまで異端児達を守る為に行動した事から彼に興味を持つようになった一方、フィンが「小人族の再興」や「勇者」としての名声に固執するあまり、性急し過ぎた考えによるやり方に出ようとしていた事から、ベルや異端児達の今後の行動を見て冷静に「見極める事」を諭しており、結果的に彼が「最高の結果」を目指す本物の英雄の道を目指す切っ掛けを作っている。

また、異端児達を守る為にフィンを脅迫してでも抑えようとしたウラノスにも怒りを覚えていたが、それ以上に「茶番劇」のお膳立てをしてフィンを道化にしようとしていたヘルメスにはそれ以上の怒りを見せており、ウラノスを通して「下界の規則なんて関係無しにブッ殺しに行く!」「天界へ逃げ帰ろうが、塵一つ残さず消滅させるまで追いかけたる!」という恫喝めいた言葉をぶつけている。


【フレイヤ・ファミリア】、【ヘルメス・ファミリア】、【ガネーシャ・ファミリア】と同盟を組んだ『都市の破壊者(エニュオ)』率いる闇派閥との最終決戦では、異端児のレイと行動を共にする形で、ソーマと共に見つけた「神酒」やヘスティアから聞かされた「言葉」をヒントにエニュオの元へと向かい、その正体がディオニュソスと看破し対峙。「世界をかつての『英雄の時代』へと戻す」と語る彼の言葉が「欺瞞」である事や、本当の目的が「モンスターの群れから逃げながら泣き叫び壊れていく子供達の光景…『狂乱(オルギア)』が見たいだけである」という「真実」も見抜き、「下界の凌辱者」として打倒する事を誓い、最終的にその野望を完全に潰えさせた。


ディオニュソスが引き起こした『狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)』が終結した後、レフィーヤが亡き『憧憬』の幻影に囚われてしまうあまり、異常なまでに鍛錬に励み、自分自身を見失いつつあった。最初こそロキは「生意気なドチビの子なんて追い抜いたれ」と応援していたが、その異常さを見てからは「前のアイズよりも、ヤバイ所がある」と評し、このままでは不味いと考えた。そこで、ロキは丁度、オラリオに帰港しているレフィーヤの元学び舎の『学区』に目を付け、レフィーヤを『募眷族官(リクルーター)』に任命し、ともに『学区』に訪れる。


フレイヤがオラリオ中に『魅了』を施した際は、自身も魅了され言いなりになってしまっていたらしく、ヘスティアの発動させた秘術によって魅了が解除されると、操られていた屈辱に憤激。動ける【ロキ・ファミリア】の団員達を総動員させる形で【フレイヤ・ファミリア】本拠の北から東に布陣して包囲し、口汚く罵っていた。なお、天界にいた頃より、フレイヤには『魅了』を使わないよう何度も脅していたらしく、それ故に今回の騒動における怒りは強かった模様。

だが一方で、オラリオが傾きかねない抗争を『ギルド』が許す筈がなく、かといって冒険者達もこのまま黙っていれる筈が無いと冷静に理解している為、この状況を解決出来る案は『戦争遊戯(ウォーゲーム)』しかないと判断している。


その後、『派閥大戦』が実施されることとなった際、ヘスティアにさっそく【ロキ・ファミリア】に参戦を求められるが、先に『ギルド』から参加禁止を言い渡されたため、断る。また、仮にそれがなかったとしても、【ロキ・ファミリア】が加わった場合、自然に【ロキ・ファミリア】が旗頭となってしまうため、戦いが『【フレイヤ・ファミリア】VS【ヘスティア・ファミリア】率いる派閥連合』ではなく、『【フレイヤ・ファミリア】VS【ロキ・ファミリア】に乗っ取られた派閥連合』となり、戦いの意味が無くなると指摘している。

だが、実際はフレイヤに何か弱みを握られており、それによって参戦出来ずにいた。詳細は不明だが、その弱みはロキにとってとても無視出来ない事柄の様で、それを悟ったヘスティアは止む無く諦めた。


ちなみに、ほとんどのファミリアが【ロキ・ファミリア】が参加すると思って戦いに意気込んでいたが、参加しないと分かると多くのファミリアが及び腰になって、参加を辞めていた。

それでもフレイヤが気に食わないという理由で、毎日のように酒場『豊饒の女主人』に通って、女主人のミアに派閥連合側への参戦を求めるが、ミアがフレイヤと『伴侶(オーズ)』が見つかったら決して邪魔しないという『契約』を結んでいたことと、ミアがフレイヤと初めて会った時の様子を語った後、ミアにとって『フレイヤ』も『シル』も娘の一人と考えていると知ったロキは、ミアから言質を取って彼女を『戦いの野』のシル(ヘルン)が眠り続ける広間まで連れていった。そして、シル(ヘルン)が眠りながらアーニャたちやミアに謝っていたのを聞いてミアたちが驚いた後、シル(ヘルン)が「わたしを止めて、助けて」という言葉を聞いて、アーニャたちに続いてミアが『派閥大戦』への参戦を決意したのを見届けた後、事前のロキの頼みでアーニャを無理矢理シル(ヘルン)が眠る広間まで連れて行ったベート・ローガと共にバベルの三十階まで赴き、ヘルメスと共に『派閥大戦』を見守った。


本編より以前は今から28年前にオラリオから離れたプレブリカという田舎村で眷属集めをしていたところ30人くらいに断られたところでフィンに逆スカウトされ眷属となる。その後リヴェリア、ガレスを眷属にし数年間の間、世界各地をを旅をしていたらしい。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 超越存在

アイズ・ヴァレンシュタイン ヘスティア(ダンまち) フレイヤ(ダンまち)

ロキ・ファミリア 貧乳 ロキ無乳


女神異聞録デビルサバイバー…ダンまちの担当絵師のヤスダスズヒト氏の書いたロキが登場してる(ちなみにこちらのロキは男性)。


本条二亜…『メモリア・フレーゼ』のイベントストーリー「剣姫エンゲージ」に登場した『デート・ア・ライブ』のキャラクター。全知零能、貧乳、言動がオヤジくさいなど共通点多し。劇中では全知の力を悪用してアイズのスリーサイズを暴露しかけたため、ロキの気配を感じ取ったアイズにぶっ飛ばされた。当然の結果である。

ちなみに中の人試し斬りの鬼人


フィルフィ・アイングラム…中の人及びレーベル繋がり。こちらもフィンと声が同じキャラクターとは長い付き合いである。ただしスタイルはドチビ並みで、ロキとはまるで正反対。


櫛田桔梗…『ようこそ実力至上主義の教室へ』のヒロイン。中の人が同じ、メインヒロインと仲が悪い、ずる賢いなど、こちらも共通点が多い。なお、彼女は物語全体にわたって悪辣な裏工作を繰り返しているため、いわば下界に降りる前のロキに近い存在と言える。

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