曖昧さ回避
- アメリカ合衆国もしくは日本の機関「国家安全保障会議」の略称。National Security Council。
- 2012年まで存在した日本の行政機関「原子力安全委員会」の略称。Nuclear Safety Commission。現在の「原子力規制委員会」の前身。
- アメリカ合衆国の学術機関「全米宇宙評議会」の略称。National Space Council。
- 近隣住宅街などの小商圏をターゲットとしているショッピングセンター「ネイバーフッドショッピングセンター」(neighborhood shopping center)の略称。マーケティング用語の1つ。
- このほか、「NSC」を会社名にしている複数の中小企業が存在する。
概要
1982年に誕生した吉本興業の芸人養成所。正式名称は「吉本総合芸能学院」。「New Star Creation」の略である。
入学資格は中卒(見込み)以上で、修学期間は1年。
現在は年齢の上限はない。
ネタ見せや発声のレッスンなども行われる。現在では廃止されたが、Aクラス・Bクラス・Cクラスとクラス分けされていた。
もちろん漫然と在学していて芸人になれるわけでもなく、半数近くは途中でこなくなると言われている。
在学中に相方を探してデビューする者もいるが、そのままピン芸人の道を選ぶ者もいる。
従来の新人芸人は師匠に師事して芸を磨いてからデビューする形をとっていたが、師匠・師弟関係がなくても芸人としてデビューを果たせるような目的で養成所を立ち上げた。
NSC出身の芸人として有名な例はダウンタウン(1期生)、ナインティナイン(9期生)、陣内智則(11期生)など。また、養成所の校舎は大阪校(1982年設立)、東京校(1995年設立)、名古屋校(1997年設立後一度閉校、2019年再設立)、沖縄校(2018年に「よしもと沖縄エンターテイメントカレッジ」より転換)などがある。
卒業すれば基本的には吉本の所属芸人扱いではあるが、吉本若手の例に漏れず当初は赤貧生活を送る羽目になり、オーディションを積極的に受けていかなければおぼつかない。
中には吉本を離籍して他事務所で芽が出る者、芸人としては挫折して業界スタッフとして活動する者もいる。
また入学するタイミングを逃したりしている吉本芸人もいる。
最近では非NSC出身者が賞レース優勝続出してるのを受けて非NSC出身者を講師にさせているそうな。
主な出身芸人
大阪NSC
1994年から1997年まで半年募集だった。
- ダウンタウン
- トミーズ
- ハイヒール
- 今田耕司
- 130R
- ナインティナイン
- 月亭方正
- 蛍原徹
- 中川家
- ケンドーコバヤシ
- 陣内智則
- ブラックマヨネーズ
- 次長課長
- 野生爆弾
- フットボールアワー
- 麒麟
- とろサーモン
- ギャロップ
- 梶原雄太(キングコング)
- ダイアン
- スーパーマラドーナ
- ウーマンラッシュアワー
- エハラマサヒロ
- ジャルジャル
- 銀シャリ
- プラスマイナス
- アキナ
- かまいたち
- 和牛
- 藤崎マーケット
- 天竺鼠
- バイク川崎バイク
- GAG
- アインシュタイン
- すゑひろがりず
- 見取り図
- 金属バット
- 尼神インター
- インディアンス
- ロングコートダディ
- ニッポンの社長
- 男性ブランコ
- マユリカ
- 蛙亭
- さや香
- 紅しょうが
- ゆりやんレトリィバァ
- 濱田祐太郎
- 田津原理音
- ガンバレルーヤ
- オダウエダ
- カベポスター
- 天才ピアニスト
- 白桃ピーチよぴぴ
東京NSC
大阪NSCから13年離れて誕生。
- 品川庄司
- 佐久間一行
- トータルテンボス
- ロバート
- 森三中
- インパルス
- 椿鬼奴
- ピース
- 平成ノブシコブシ
- とにかく明るい安村
- ハリセンボン
- しずる
- ライス
- トレンディエンジェル
- はんにゃ
- フルーツポンチ
- シソンヌ
- パンサー
- ジャングルポケット
- ジェラードン
- 渡辺直美
- 相席スタート
- ネルソンズ
- ニューヨーク
- 横澤夏子
- おかずクラブ
- 鬼越トマホーク
- ゆにばーす
- 空気階段
- オズワルド
- コットン
- EXIT
- ぼる塾
- 令和ロマン
- ヨネダ2000
その他NSC
名古屋NSC
NSCに行かず吉本に所属した者
大阪
東京
主な中退者・現在吉本に所属してない者
大阪NSC
東京NSC
名古屋NSC
随時募集中
余談
非吉本芸人の一部はNSC出身者が芸歴を語る時、「NSC〇〇期生」と自らの芸歴を基準にする事に不満を抱いている。